【今は昔】快速急行片瀬江ノ島行きを撮りに行きました

今はちょっと昔、江ノ島に向かう無料優等列車有けり。海都を結びて客を載せつつ、万の客を運びけり。名をば、快速急行片瀬江ノ島行きとなんいいける(「かいきゅう」って呼ぶべし!)。そのダイヤ改正の中に、もと光る話題なむ一筋ありける。怪しがりて寄りてみるに、島線末端が系統分離が刻まれたり。それを見れば、三寸ばかりの文字で、快速急行片瀬江ノ島行き廃止の文言、いとはらだたしくていたり。それでうp主はこう言ったの「は????」

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閑話休題。昔の話をしよう

どうも、就活生のくせに超かぐや姫!にハマったゴハチさんです。推しは彩葉です。かぐいろヤチの3人のカップリングも好きですが、その中でもどうも彩葉の勇気には感動してしまうんですよね…ちなみにランダムグッズで出やすいのは多分芦花です。かわいいよね芦花。あれこれ何の記事だっけ?

さて本題。私がこれまで書いてきた記事や伸びている記事って、未来のことについて考えている記事が多い印象を受けるんですよ(最近は時間なくてそんなことかけてないけど…)。

ですが、たまには後ろを振り返ってみるのもいいかなと思いましてね。

そんな中2022年のダイヤ改正直前に、東京都心の方まで快速急行片瀬江ノ島行きを撮りに行った際のレポートが私のはてなブログの方から発掘されたので、昔を懐かしみながら、2018年の大規模改正そのまんまの当時のダイヤを振り返ってみましょう。

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快速急行片瀬江ノ島行きとは?

まずそもそも快速急行片瀬江ノ島行きとはなんぞや、ということですが。

基本的に土曜休日を中心に2018年の小田急線複々線完成に伴う白紙ダイヤ改正と同時に爆増した種別です。

それまで快速急行は、一部片瀬江ノ島行きこそあれど、基本的には藤沢行き。しかしそれが本数に余力があり、かつ通年通して行楽需要が見込める片瀬江ノ島まで快速急行を伸ばしてしまおうということになったのです。

しかしそれから6年が経った2022年、運用合理化や遅延拡大の阻止を目的に、江ノ島線末端の藤沢~片瀬江ノ島間は系統分離されることになり、合わせて快速急行片瀬江ノ島行きもこの改正で廃止になることに。

というわけで、そんな片瀬江ノ島行きを撮りに行ってきた旅行記です。

あ、そもそも小田急の快速急行ってそもそもなんぞやと思った方へ。

ど う ぞ
(露骨な宣伝)

登戸駅でまずは記録

さてさっさと旅を開始しましょう。乗車したのは、つい2日前(撮影日当時)に大野工場から出てきたばかりの1092×10(1092F)です。ちなみにこの編成、リニューアルを受けてから快速急行片瀬江ノ島行きに充当されたのはわずかに2回でしたが、その2回目の折り返し便に乗車したので撮れませんでした。

先にわかっていれば撮りに行ったのに~(泣)。

快速急行に揺られて約40分、着きましたのは神奈川県内最後の駅である登戸駅。この橋の向こう側は東京都です。

さっそくやって来てくれたのは、最新編成(撮影日当時)の5059×10(5059F)。2021年9月30日に営業運転を開始し、2022年3月の改正で快速急行片瀬江ノ島行きが消滅したので、小田急の車両の中(更新車の未更新時代も含む)では、一番快速急行片瀬江ノ島行きに充当された回数が少ない編成だということは容易に想像できるでしょう。

キャパ問題ですが、ダイヤ改正前最後の土日ということもあり、かなり人は多いだろうと予想してたんですが拍子抜け。
誰もいませんでした。うせやろ。明日で消えるんだぞ快速急行片瀬江ノ島行き。

とりあえず後ろ姿もパチリ。幕は切れちゃいましたが読めないこともないのでいいでしょう(適当)。

次いで片瀬江ノ島行きの幕を掲げてやってきましたのは5053×10(5053F)。当時は今と比較しても5000形が来る確率はかなり低かったのですが、2連続で来てくれました。

こっちも幕はちょっと切れていますが、可読性としては文句なし。

5000形が片瀬江ノ島の幕を掲げる機会は、この改正以降めっきり減ってしまったので、こうして記録してた自分に拍手したい。

いまではめっきり減った準急も、この時は日中にバリバリ走ってました。

果たして今この分岐器で転線する電車は2026年現在何本存在するのでしょうか…?

複々線区間でちまちま撮りながら

VSEがこっちに向かってきているという情報を手に入れたので、今からお隣の和泉多摩川まで向かいます。

そんな和泉多摩川でも片瀬江ノ島行きを記録。

幕が切れやすいことに定評のある1000形更新車がやってきました。

…まぁ運用の都合上仕方ないですが、正直あんまり来てほしくなかったです。

面暗ですが、それでも、この有名撮影地で写真を撮れたのは嬉しいです。

…んで、当時の私はなんで切り位置じゃなくてこの写真を選んだんでしょうか…まじめに問いただしたい。

というわけで和泉多摩川で撮るものは撮ったので、これからは先ほどのVSEの折り返しも含めて、複々線のど真ん中を堂々と駆け抜ける片瀬江ノ島行きを撮るべく豪徳寺へ。

途中の成城学園前~経堂で急行に乗車。今は無き8259×6(8259F)です。どうせ乗ってきた各停と同じ列車に乗るので、経堂で謎に待たされるだけですが、結局こういう貴重な写真を撮れたのでいいでしょう。

というわけで豪徳寺に着きました。早速片瀬江ノ島行きの快速急行がやってきましたが、方向幕が切れているので判明不能。

小田急3000形のうち1次車および2次車は、撮影当時フルカラーLED化改造を実施していたのですが、そのLEDがよりによって切れやすく幕が弱いものになってしまったため、こういう風に行き先そのものを記録したい人間としてはまさに「敵」…
相鉄さんを見習ってください(小声)

あ、逆側は8000形の8064×4(8064F)だったので何とか撮れますが、ぶっちゃけると影が落ちるというか太陽の方を向いているので顔が真っ暗です。記録程度ですね…

そしてついでにVSEがやってきたので記録です。あくまでこっちはついでです。本命は快速急行。

というわけで記録完了。サクッと移動しましょう。

梅が丘に移動してきました。

はい、あくまでサブのVSEです。本当に逆光でしょうがない…

というわけで各駅停車に乗り込んで下北沢に着きました、ここからは…

歩いて沿線で撮り鉄①

はい、歩きます。

まずは一つお隣の東北沢へ、トンネルに潜っていく快速急行を撮りたいです。

やって来るまで10分も無いので少し急ぎ目に。

はい、というわけでやってきたメインの快速急行片瀬江ノ島行きです。4065×10(4065F)がやってきましたが、見事に幕が切れています。片瀬江ノ島行きなのかどうかもわからないです。頑張れば判別できる程度…

おまけでVSEも撮っておきました。


さて、少し歩いて代々木上原~代々木八幡間にある歩道橋にやってきました。

もちろんここでも記録です。

やってきたのは8261×6(8261F)。ご存じの通り、現在は国分寺の方を走っている列車です。

今は海から程遠い国分寺や東村山を走ってますが、昔は本当に海が目と鼻の先にあるくらいの場所まで走ってたんですよね…

後ろの8061×4(8061F)も合わせて記録。建物の陰に入るので、全体的に暗くなりましたが、縦位置で撮影できそうな場所がここくらいしかなかったんです。

でも私はここで撮れて満足してますので誰も文句言わないでください。撮った本人が納得してるので。

歩いて沿線で撮り鉄②

またも歩いて、代々木八幡に到着。新宿の高層ビル群を背景に走行する列車を撮影しました。

ピンボケです。何ででしょうね。通過直前にピントが暴走してた記憶があります。やっぱり12年ものカメラは…(以下自主規制)

まぁ方向幕は切れてますがさっきよりは判別できるようになったので、これはこれでいいかな?

後ろはちゃんと撮れました。相変わらず幕は切れてますが…

ちなみに快速急行を待っている間にこんなのも来ました。EXE同士のすれ違い。2編成しかいないのですが、その2編成がすれ違っていました。
新宿出たロマンスカーって、最初にここですれ違うんですね。


歩いていたら参宮橋カーブに遭遇しました。有名撮影地らしいですが、今回の主題は逆方面なのでこの1本だけ撮って退散しました。

そういえば各停で思い出したんですが、小田急が久しぶりに8両編成を増備するそうですね。あんな足枷の塊みたいなものを今後も残すんですか…(困惑)。

そんなわけで南新宿に。ちょうどよく3092×10(3092F)の片瀬江ノ島行きが来ました。

都会のごちゃごちゃした感じがまたいいですね~

さぁ、ここまで来たということは、あそこに行かねばなりませんね…?

来たぞ!新宿大カーブ!!

ついにやってきました!小田急線を代表する超有名な撮影地、新宿大カーブです!

新宿駅を出発した小田急線の列車はこのカーブで進路を小田原方面に変えます。そのカーブする姿が小田急ファンのみならず、撮り鉄の間でもものすごく有名で、多くの鉄道ファンが毎日訪れるほど有名な場所です。今回も同業者様が2~3人やってきておりました。

ここでは快速急行片瀬江ノ島行きのほかにも、絶賛新宿駅に接近中のVSEも撮影します。

レンズの大きさを小さめのもの(100ミリ→42ミリ)に変更してまずは4057×10(4057F)の片瀬江ノ島行き。幕が切れてますがわからなくはないのでいいでしょう。

ついでに改正後も減便されながらしぶとく生き残った快速急行唐木田行きも撮影。幕切れもそんなに目立たなくなってきましたね。

さてさてやってまいりましたVSE。ぶれてますがまたそれもいい。

新宿駅に吸い込まれていく姿もまたかっこいい…

そして出てきました。少しライト回りが明るくなってしまったせいで回りが暗くなってしまいましたが撮れないよりry

ちなみに真正面の姿は何をしたのか分かりませんが載せられないほどブレッブレでした。

そしてこの時、なんとミュージックホーンを鳴らしていただきました。運転手さんありがとうございました。

ちなみにVSEの前に8257×6(8257F)と8057×4(8057F)の快速急行片瀬江ノ島行きもやってきました。

ところで皆さんは8000型は3色LEDとフルカラーLED、どちらの方がお好みですか?私は8000型の少しノスタルジーな感じの車体から、3色の方が好きです。

…と、そんなことをはてなブログ時代に書きましたが、この写真に写っていた車両も廃車に。もはやアイボリーの小田急は風前の灯状態ですね。埼玉の方行けばまだ少なくとも10年~20年は会えるけど…

新宿駅で撮る

下北沢駅より歩くこと(寄り道含め)2時間。ついに世界最大級のターミナルステーション新宿駅にやってきました!

いやぁ~長かった(笑)。ただ思っていたほど長くはなかったです。

さて、少しだけ小田急から離れてゆっくりしますか。

夜の新宿駅は土曜日にも関わらず、電車が絶え間なく発着を繰り返しています。

個人的に新宿に来て、この電車が絶え間なく走り続ける姿をボーっと眺めるのが私は好きです。

世界最大のターミナルとも呼ばれる新宿駅、その甲州街道から少し入ったところにある「Suicaペンギン広場」は、私も好きな場所のひとつです。ぜひ新宿に訪れた際は見に行ってみてください。平時は子どもたちとなぜかいるカップルでいっぱいですが…

しばらくぼーっとしたので、これからは駅撮りタイム。

こちらも同年のダイヤ改正で消えた存在、京王の準特急です。さすがに改札には入りませんが、せめてでも案内表示だけは記録しておこうと思い撮影しました。

ちなみに後日準特急は数本撮影・乗車しました。写真はありません。

さて、小田急以外で撮るもんは撮ったので再び小田急へ。

ここからは駅撮りです。

まず3・4番ホームに停車中の1096F快速急行片瀬江ノ島行き。これには乗りません。一応もう一本VSEが迫ってきてるので、それも記録して帰ろうと思います。

…というのもありますがホンネは改正で聞けなくなる新宿駅アナウンスのによる「片瀬江ノ島行き」の放送を録音するためです。スマホには録音機能も付いているので、それで音を録ってから帰路に就こうと思います。

新宿駅のロマンスカーホーム先端にはこんなものが。VSEへのファンや子供たちからのメッセージです。私も書かせていただきました。この時点でとても多くの書き込みがあることからも分かるように、本当に老若男女多くの方から愛された車両なんだと思うと胸がいっぱいになりました。

ちなみに新宿駅ではこんな感じで乗車位置が固まっている場所がありました。今では白色のロマンスカー乗車位置目標も見れなくなりましたから…

5000型、恐らく5057Fの片瀬江ノ島行きがやってきました。

ピン甘です。ゴメンナサイ。

そして編成番号不詳の8000型による片瀬江ノ島行きもやってきてくれました。

そういえば横からの写真って今日あんまり撮ってませんでしたね。車体入りだとこっれが確か初です。

そしてやってまいりました50000型VSE。片瀬江ノ島行きと入れ違いに入線です。

今まで撮ってきた沿線では、しっかりした一眼カメラを構えたいわゆる「撮り鉄」の方がほとんどでしたが、さすがターミナル新宿駅。スマホしか持っていない一般の方たちや子連れの方たち、デジカメを使っている撮り鉄jrの方も多くいました。でもやっぱり一定数撮り鉄さんもいます。

VSEがやってくると、特急ホームの2番線はカメラやスマホのシャッター音が響きます。まるでハリウッドスターや日本の有名なお偉いさんたちがやってきたような雰囲気に包まれます。

終日ロマンスカーが発着し、普段からシャッター音がそれなりには響いていますが、その大きさはこのVSEがやってきた時とは比にならないほど小さいです。やはりこのVSEという車両がいかにい人気か、そしてその引退を惜しむ人がどれほど多いかがよくわかりました。

先頭はもちろん、3・8号車にあるロゴマークの周りでも子供たちがスマホに向けて誇らしげにピースサインを掲げたりする様子が見られました。

ですが頭端部の周辺はやはり人の多さが目立ちます。というより完全な密です。当時は感染症騒ぎで「ソーシャルディスタンス」がトレンド入りする時代でしたが、都知事のお膝元の街新宿では、こんな密が当たり前のように繰り広げられていたことでしょう。

乗りたい気持ちはありましたが、乗ってしまうと今回録音したい放送が取れなくなってしまうので今回は断念。ですが最終日に乗りました。その時の体験談は私の第三のアカウントを探し出して…はい。

VSEを見送り、いよいよ帰路につきます。長いようで短い、でもやっぱり長かった半日でした(結局どっちやねん)。往路で約6時間もかけた区間は、19:09の快速急行に乗ってしまえばたった1時間の帰路で済んでしまいます(言ってしまえば新宿まで所定の6倍かけたバカということですね)。

お下がりください、到着する電車は、快速急行片瀬江ノ島行きです。
電車が止まりましたら~

新宿駅独特の自動アナウンスと共にやってきた、4052×10(4052F)。彼の額には、堂々と「片瀬江ノ島」の文字が掲げられています。

この日以降、めっきり掲げることの無くなった片瀬江ノ島の文字を、ただ静かに、それでも堂々と新宿駅のホームに掲げて入ってまいりました。

プルルルルル…4番ホームから、快速急行、片瀬江ノ島行きが発車いたします…ルルルルル…

新宿駅に響く片瀬江ノ島行きの放送。これ以降はロマンスカーでも聞くことができますが、発車ベルの種類が違うんですよ。

この放送、もう一度聞くことはできるのかな…?

新宿から1時間強。快速急行は途中の藤沢に到着しました。

…この頃の藤沢も懐かしいなぁ。

それにしても、すっかり片瀬江ノ島行きが4番ホームから出発するのも慣れちゃったよ…

終わりに

ハッピーエンド、みんな連れてくって、約束したのに…
江ノ島までいっぱいお客さん運ぶってために設定されたのに…
ごめん、ドジっちゃった…
キラキラの快速急行は、もう全部藤沢止まりです。

結局、2018年のダイヤ改正はこれまでの小田急の常識をすべて覆すダイヤが組まれ、小田急沿線民全員がハッピーエンドを迎える…と思っていましたが、結局2020年に広がった新型コロナウイルスのせいで列車の本数の減便を強いられる事態に。

結局、増便された列車は月に帰ったかぐや姫のように、記憶ごときれいさっぱり消えてしまいました。なんだったら巻き添え喰らって何本か一緒に月に帰って行ったし…(新松田急行とか新松田急行とか、あとは新松田急行とか(おめーが月に帰ったせいで快急が馬鹿混むんじゃ、とっとと帰ってこんかい))

ともかく、どこかでまた「片瀬江ノ島」の幕を掲げた10両編成の電車を眺められる日が来ることを願っております。

小田急さん、どうかもう一度、めでたしめでたしまで…

この記事を書いた人
ゴハチさん
ゴハチさん
別名:停車駅馬鹿

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