どうも、千葉ニュータウン鉄道狂い…もとい、中沢です。
さて、千葉ニュータウン鉄道には(北総車を含めても)最年少の電車がいます。それは9200形です。(9800形は京成からの借りパクリース車であり9200形の勤続年数を大いに超えているため除外)
さて、そんな9200形ですが…他の千葉ニュータウン車にある「アレ」がありません。それがこちら。
北総鉄道プレートです。
ちなみにこの北総鉄道プレート、千葉ニュータウン鉄道ならまだしも住宅・都市整備公団や都市基盤整備公団の車両にもつけられています。これも全てURが公団線を捨てたせいです。まあ管理は北総鉄道なので仕方ないですね。
で、この9200形ですがなんと北総プレートがありません。
なお、ここにある謎のプレートは車番なので北総プレートではありません。お間違えのないようご注意ください。
何故こいつにだけついてないのかは定かではないのですが、京成グループのロゴだけはついていることから最低限の自己主張はしているようです。でも何故他の千葉ニュータウン車が北総鉄道を名乗る中こいつだけは北総鉄道を名乗れないのでしょうか。
実は、こいつは千葉ニュータウン鉄道が発注した訳ではありません。なんと京成が3000形として発注して横流ししたのです。
つまりこういうことです。
恐らく千葉ニュータウン鉄道には金がない千葉ニュータウン鉄道は京成の完全子会社でありほぼ京成みたいなものなので、親会社である京成が発注する羽目になったのでしょう。
また千葉ニュータウン鉄道が発注すると新形式扱いになるため、ただの色違いなのに様々な手続きが必要となります。そのため京成が発注することにしたのでしょう。
ということで、9200形の所在をまとめてみました。
こういうことです。恐らく、京成が絡んでいることにより北総プレートをつけると何かしらの不都合が生じるのでしょう。ちなみにこれは京成の絡みと横流しを消せば他の千葉ニュータウン車にも当てはめることができます。まあ北総が管理して千葉ニュータウン鉄道が所有してるってことです。ややこしいですね。
ということで今回は9200形の所在について書き連ねてみました。いかがでしたでしょうか?今後もこんな感じのコアすぎる記事を書いていくと思うので是非よろしくお願いします。
※この記事は「沿線ちゃっと」にて今年1月に投稿した記事を再編集したものです。
この記事を書いた人
- 千葉ニュータウンと鶴見線に対する熱量が異常な札幌出身千葉寺民の未成駅オタク
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京成電鉄自身の車両も3700形の途中から「K’SEI GROUP」ロゴのみで従来からの「Keisei」プレートが省略されています。今後はグループ内各社の社名を表示しなくなるのかも知れませんね。