こんにちは、試験直前で勉強をしなければならないはずのまもうなです。
さて、本日2024年10月13日といえば、そう。フリーナの誕生日中央線快速にグリーン車が導入される日です。
本来E233系0番台は三菱製のLCDを搭載しており、その流れを受けてグリーン車においても三菱製の表示ROMが搭載されています。E235系1000番台は日立ROMのため、三菱ROMでのグリーン車は初の事例となります。
本記事では、ふりとれメンバーやXの投稿を参考に、「LCD鉄から見た」グリーン車を速報版としてお伝えします。
なお、詳細版につきましては試験後に執筆させていただきます…何卒。
なお、本記事で紹介した画像は「無断転載禁止」の表示がない限り、CC-BY-SA4.0ライセンス下にて再利用いただけます。(作者名:まもうな)
👇いよいよ運行開始となった中央線グリーン車についてはこちらから👇
三菱製LCDと日立製LCDの違い(レギュレーション)
グリーン車からは少し離れますが、さらっと三菱製と日立製の比較をしておきます。
「そんなんわかってるよ!!」という方は目次から飛んでね。
三菱製LCD
首都圏で見たことのない人はいないでしょう。と言っても過言ではないこのデザイン。
JRで採用されているものはカスタムが施されていますが、大枠は変わりません。
また、日本で初めて案内LCDの本格採用を行ったE231系500番台は三菱製、つまりLCDの草分け的存在ともいえます。
- フォント(最新タイプ):TBViewゴシック(日本語)、Triumvirate(英語)
- メーカー:三菱電機
- 通称、シリーズ名:セサミクロ
- 採用車種(抄):E231系500番台、E233系0番台、E233系7000番台、E131系、東京メトロ、小田急電鉄、東急電鉄(5000系列)、他多数
日立製LCD
こちらも首都圏ではお馴染みのデザイン。E233系などに搭載されている旧タイプでは新ゴを基調に路線色をあしらったインパクトの強いデザインで有名です。
近年ではUDデザインに配慮されたタイプも登場したほか、相鉄20000系ではフォントをNoto Sans JPに変更するなど柔軟性が高いのも特徴です。
- フォント(最新タイプ):UD新ゴ(日本語)、Helvetica(英語)
- メーカー:日立製作所
- 通称、シリーズ名:「高機能型LCD表示器」
- 採用車種(抄):E233系(0、1000、7000番台除く)、京王9030系、7000系(10両固定)、E235系、東急2020系列、相鉄20000系、東京モノレール10000形、他多数
中央線グリーン車のLCDを見てみる。
さて、レギュレーションはここまでにして本題となる中央線快速のLCDを見てみましょう。
報道公開の際に話題となったように、表示回路は三菱電機製のセサミクロが採用されています。
なお、再現の都合上日本語フォントはTBUDゴシック、Ō、ō、ūの文字にはHelveticaを用いております。
表示形式① 現在駅表示+行先表示
三菱と日立を足して2で割ったようなデザイン
可変部(上の方)に行先を表示しない分、下側に大きく行先が表示されています。
また、上部の駅名はセサミクロでよくある回転アニメーションではなく、フェードアニメーションのようです。
表示形式② 路線図
急に眩しい。
先ほどの黒基調の画面とは打って変わり、白基調の明るい画面です。
なお、一番端の駅(ここで言う荻窪)は通過駅を省略する場合一定周期で切り替わります。
表示形式③ 開扉方向案内
既視感しかない。
ドアが開く方向を教えてくれます。既視感の正体はスペーシアX。こちらもセサミクロLCDのため当然といえば当然です。
また、「Doors on the arrowed side will open.」という英語は、「矢印側のドアが開く」という意味だそうです。試験に出ないかな。
表示形式④ 乗換案内
文字がでかい!!!
このLCDを再現していて常に思ったこと。それはフォントサイズが大きい。
グリーン車という性質上一番後ろの乗客まで見える必要があるので仕方ないとはいえ、さすがに大きすぎでしょ。
また、新宿などの乗換路線の多い駅は3枚に分けて表示されるみたいです。
表示形式⑤ 構内図
再現屋泣かせ
こちらは普通車と同じようなデザインで登場。このタイプ再現面倒なんだよなぁ。
また、この車両絵での入線アニメーション付き表示は初となります。いや通常タイプにしてくれや。
表示形式⑥ グリーン乗り継ぎ案内
現在、新宿駅到着前でのみ表示があることを確認していますが、東京駅到着前にも表示される可能性の高い表示です。(走行時間の関係)
中央線から湘南新宿ラインなどのグリーン車には同じグリーン券で乗り継げないことを教えてくれる表示。
まだ無料期間なので関係はありませんが、来年春からの有料化後には混乱を生みそうな運用です。
Suicaグリーン券売機などでも同様の掲示がなされるのでしょうか。
あとがき
いかがでしょうか。待ちに待った中央線グリーン車。鉄道ファンでない方や親子連れの方にも注目されており、「グリーン車」という特別車両の話題性の高さを実感します。
来年春には有料車両となりますが、話題性の高さが切れた後、通勤輸送や観光輸送でどのように実力を発揮されるかが楽しみです。
あとは、気がかりなT71編成などの動向です。これに関してはこの後ゴハチさんより記事が出されるかと思いますので、そちらをご覧いただけますと幸いです。
それでは、気温変化が激しく体調を崩しやすい季節ですが、どうぞご自愛ください。ではまた。
参考・引用・協力
しんくり @パワポ垢 on X
鉄道ファンの待合室氏
Azusa氏
この記事を書いた人
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コメント ご意見やご感想等お気軽にどうぞ。
仕事が早い!早すぎる!!!!!
> Doors on the arrowed side will open.
これ、車内アナウンスの left/right を置き換えただけなのですぐに覚えられそうですね(というかもう覚えた)。
念のため:「allow」と「arrow」を間違えないように注意してください(前者は Smoking is not allowed などで頻出のやつです)
コメントありがとうございます。
Allowは「許可」の意味でしたっけ?
先日某音ゲー曲のせいでEmperrorって書いたばっかりなので気を付けたいところです…
構内図の部分ですが、2号車と3号車が逆転していますよ
ご指摘ありがとうございます。
修正させていただきました。ご迷惑をおかけし申し訳ありません。