【フクチカ】2026年度の1000N系置き換え/4000系導入と今後の車両動向について見よう

ご無沙汰してます。ふぺです。

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置き換えの進む1000N系

2024年12月11日のNo.16編成の定期運用離脱を筆頭に進められている1000N系の置き換え

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No.16編成の離脱から約1年5ヶ月、現時点で定期運用を離脱し廃車となった1000N系の総数は7編成であり、残りは11/18とまもなく2桁台を切る目前まで減りました。ここで一度これまで廃車された各編成について見ていきましょう。


No.16編成…1000N系で初の編成単位で廃車された車両であり唯一の日本車輌製。1984年のデビューから2024年12月11日の定期運用離脱まで約40年活躍し、同年12月21日までに廃車のため陸送。

No.17編成…1000N系で唯一の東急車輌製。1985年のデビューから2025年1月17日の定期定期離脱まで約40年活躍し、同年2月22日までに廃車のため陸送。

No.18編成…1000N系で唯一の日立製作所製。1986年のデビューから2025年6月3日の定期運用離脱まで約39年活躍し、同年6月21日までに廃車のため陸送。

No.01編成…1981年の室見〜天神の開業に向けて1980年に近畿車輛にて製造され、2025年の07月22日の定期運用離脱まで約45年もの間活躍を続けた。甲種輸送では唯一博多臨港線を走行した実績のある車両だが、今は姪浜方先頭車(1501)のみカットモデルで橋本車両基地に一時保存されている。

No.02編成…No.01編成を同じく1980年に近畿車輛にて製造された。2025年9月21日の定期運用離脱まで約45年活躍し、同年10月4日までに廃車のため陸送。

No.03編成…No.01,02編成と同じく1980年に近畿車輛にて製造された。2025年12月2日の定期運用離脱まで約45年間活躍し、同年12月13日までに廃車のため陸送。

No.05編成…No.01,02,03編成と同じく1980年に近畿車輛にて製造された。2026年2月15日の定期運用離脱まで約45年間活躍し、同年2月28日までに廃車のため陸送。


1000N系の廃車は基本的に定期運用離脱から約2週間ほどで姪浜車両基地から陸送がされており、保存車両はNo.01編成の1501号車のみとなっています。

そして先日公開された資料によると、今年度はNo.07編成が6月頃に廃車No.04編成が7,8月頃に廃車No.08編成が8,9月頃に廃車No.06編成が10,11月頃に廃車される予定とのことで、夏頃には1000N系の総編成数がいよいよ2桁を切り、4000系の方が数が多くなると見られます。

また昨年度の資料ではNo.18編成,No.02編成,No.01編成,No.03編成が廃車の予定が、No.02編成とNo.01編成の廃車順序が逆転したり、年明けにNo.05編成が追加で廃車される事があったため、今年度も廃車順序の逆転や追加の廃車があると考えられます。いずれにせよ記録は早めに済ませておいたほうがいいでしょう。

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引き続き導入される4000系

1000N系の廃車と同時並行で進められている4000系の導入。2024年11月29日のNo.25編成のデビューを皮切りに続々と導入が進められており、最近は約1,2ヶ月おきと比較的早いペースでデビューしています。

4000系は2027年度末までに1000N系と同数の18編成を導入予定とのことで、現在は8編成が既に営業運転に就いています。そして今年度も昨年度と同じく5編成(No.33~No.37)が導入予定となっており、これにて夏頃には4000系が編成数で1000N系を上回るようになると思われます。なお今年度導入予定のうちNo.33編成については既に4月10日に姪浜車両基地に搬入されているようなので、順当に行けば5,6月にはNo.33編成も営業運転へ就くことになるでしょう。

しかし現時点では、先日到着したNo.33編成を除き4000系は8編成が導入されているのに対して、1000N系は7本しか廃車になっていません。この差の1編成は一体何なのでしょうか?

大増発でズレた置き換え計画

この導入編成と置き換え編成数の差の要因と考えられるのが2025年のダイヤ改正

2025年に行われたダイヤ改正は4000系デビューから初のダイヤ改正。このダイヤ改正では平日の朝夕ラッシュの時間帯を中心に計19往復もの増発がなされており、これによって朝ラッシュ時の混雑率が130%から125%に、夕方ラッシュ時は120%から90%と以前より低下させることに成功しています。

そしてこのダイヤ改正こそが導入編成数と置き換え編成数の差の要因。ここまで大規模な増発が可能となったのは車両更新時期特有の一時的な保有編成数の増加で、これによって通常の総編成数に追加で車両を運用できるようになりました。これに本来であればもう1編成置き換えているはずの4000系が増発分の運用に回っているため、このような差が生じてしまったのだと考えられます。

実際にこのダイヤ改正以降から、4000系と1000N系の置き換え順が以前よりやや狂っており、24年11月29日にデビューしたNo.25編成は、置き換え対象のNo.16編成と同年12月11日に離脱までの約2週間のみ共存しており、同年12月29日にデビューしたNo.26編成についても、置き換え対象のNo.17編成が25年1月16日に離脱するまで約2週間ほどのみ共存していたのに対し、ダイヤ改正後の25年3月17日にデビューしたNo.27編成は、置き換え対象であるはずのNo.18編成が同年6月3日に離脱するまで約2ヶ月弱も共存しており、さらにNo.18編成が離脱した6月3日の明後日には次のNo.28編成がデビュー、さらにこのNo.28編成が本来置き換える予定であろうNo.01編成についても7月2日の運用離脱まで約2ヶ月近く共存しており、このNo.01編成が離脱した翌日にはNo.29編成が入れ替わるようにしてデビューしています。そしてNo.29編成が本来置き換える予定であったであろうNo.02編成とは9月21日の運用離脱まで約2ヶ月半共存し、その2週間前である9月1日にはNo.30編成がデビュー、そしてNo.30編成が置き換えるであろうNo.03編成とは12月2日の運用離脱まで約3ヶ月近く共存しその前の10月16日にはNo.31編成がデビュー、そしてNo.31編成が置き換えるであろうNo.05編成は2月15日の運用離脱まで4ヶ月近く共存、そしてNo.05編成の離脱から10日ほど空けてNo.32編成がデビューしています。

集約すると、ダイヤ改正以降の4000系導入数は6編成・離脱した1000N系は5編成となり、やはり1編成分が置き換えられていないことに。

4000系 No.25編成      →1000N系 No.16編成
4000系 No.26編成      →1000N系 No.17編成
4000系 No.27編成      ー(置き換え対象なし)
4000系 No.28編成      →1000N系 No.18編成
4000系 No.29編成      →1000N系 No.01編成
4000系 No.30編成      →1000N系 No.02編成
4000系 No.31編成      →1000N系 No.03編成
4000系 No.32編成      →1000N系 No.05編成
置き換え計画の予想

資料に記載されていなかったNo.05編成の廃車がやや引っかかりますが、まとめるとやはりNo.27編成以降は1000N系の置き換えを1編成遅らせていると言っても過言ではないでしょう。

そして次に注目したいのが、No.33編成を含めた今年度以降の置き換え計画。

2026年度
4000系 No.33編成      →1000N系 No.07編成
4000系 No.34編成      →1000N系 No.04編成
4000系 No.35編成      →1000N系 No.06編成
4000系 No.36編成      →1000N系 No.08編成
4000系 No.37編成      →?(もしかすると追加の廃車アリ)
2027年度
4000系 No.38編成      →1000N系 No.??編成
4000系 No.39編成      →1000N系 No.??編成
4000系 No.40編成      →1000N系 No.??編成
4000系 No.41編成      →1000N系 No.??編成
4000系 No.42編成      →1000N系 No.??編成

今年度と来年度は4000系を各5編成ずつ導入する予定であることが、福岡市地下鉄中期経営計画から判明しているものの、別の資料に記載されている今年度の1000N系廃車数は前述の通り4編成となっており、こちらでも導入数/廃車数で1編成の差が生じてしまっています。

そのため2026年度が終わる頃には4000系は計13編成が導入/1000N系は計11編成廃車となり、導入数/廃車数の差が1編成から2編成に拡大してしまうことになります。この1000N系の廃車の遅れは、No.05編成のように本来の計画より追加で廃車することで解消させるのか、また2027年度でまとめて6編成廃車にするのか定かではありませんが、やはりおそらく去年と今年のダイヤ改正による増発の影響で、4000系を1000N系の置き換えに回すことができていないのでしょう。

1000N系が一部残留する可能性

そして2027年度は4000系と1000N系をそれぞれ5編成導入/廃車にしたとして、これでは1000N系が2編成ほど廃車にできず残留する事態になってしまうことが推測されます。

極論、以前に増発したぶんの運用(本数)を減らせば4000系を置き換えに回せるため、この残念することになるであろう1000N系2編成を廃車にすることはできると思いますが、ラッシュ時の減便はほぼ不可能なうえ福岡市の掲げる「混雑緩和プロジェクト」はさらに続く可能性があるため、さらなる増発のことも考えるとこの1000N系を置き換えるために、増発用の4000系を回すのは難しいでしょう。

しかしNo.18編成やNo.05編成の置き換えの際は、後継の4000系のデビューまで数日ほど空いている期間があったうえ、姪浜には別で2000N系も在籍しているため、必ずしも1000N/4000系が計20編成ほど在籍していなければ運用が回せない…ということもないでしょうし、さらなる予備車の削減や運用の調整を行えば、既存の2000N/4000系の1編成程度は捻出できるかもしれませんが、今後の増発の可能性や七隈線の状況も鑑みると、やはり4000系は本来の導入計画である18編成に加えて1,2編成ほど増備する可能性があるのでは…と感じています。

今年度は七隈線にも動きが

 これまで空港/箱崎線系統の話をしてきましたが、今年度は七隈線でも大きな動きがあります。

地下鉄七隈線の混雑緩和へ、車両を4編成増備~1時間あたりの運行本数は17本→21本に – RKB毎日放送
延伸効果で利用客増、混雑緩和に向けた対策 去年3月末に天神南から博多駅の区間が延伸開業した福岡市地下鉄七隈線。現在、福岡市は84両=21編成を保有してます。博多駅まで直結したことで利用客が増加。朝の通

2023年の博多駅延伸開業から大幅に利用者が増加した地下鉄七隈線。この影響を受けて福岡市は2024年6月の市長会見にて、七隈線の車両を4編成増備することを発表していましたが、その車両増備がいよいよ今年度から始まります!!

車両増備は4両編成×4本で、各年度に2編成ずつ導入されるようです。さらなる増便に期待ですね。

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ふぺ
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