
どうも、京成線ユーザーの中沢です。
さて、先日より始まった「京成線で見られる電車の見分け方」シリーズ。中編では中級編・形式別の見分け方をお送りしました。
今回はついに後編、上級編です!京成線には面白い”編成”が色々やってくるのでそれを覚えましょう!それでは今回もよろしくお願いします!
おさらい:経由地の違い

詳しくは前編で説明しておりますが、京成線は大まかに京成本線系統、成田スカイアクセス線、松戸線に分けることができます。この3つのうちどれか特定の路線にしか行かない車両も存在するため、注意が必要です。この図を見れば大体はわかりますが、もっと詳しく知りたい場合は前編を御参照下さい。
編成別・電車の見分け方
さて本題、京成線に来る「面白い編成」を覚えていきましょう!
京急:606編成

京急の”青い電車”「ブルースカイトレイン」です。青い以外は普通の京急の電車です。京成本線系統や成田スカイアクセス線で見られます。
京急:1057編成

京急の”黄色い電車”「イエローハッピートレイン」です。黄色い以外は普通の京急の電車です。京成本線系統や成田スカイアクセス線で見られます。
京急:1701編成

1000形の現状最新編成です。1000形ではずっと1両ごとに車番が1増えるカウント方法を取っていましたが、この1701編成(厳密には京急線内のみの運用である1501編成)から号車番号をハイフンでカウントする方式となりました。京成本線系統や成田スカイアクセス線で見られます。
京成:3002編成

至って普通の3000形ですが、架線の検測をすることができちゃうハイテク電車です。京成本線系統で見ることができます。
京成:3157編成

至って普通の3100形ですが、4直特有の四角いアンテナが最初からついていなかった(ツノ型アンテナだけを装備して登場した)のはこいつだけです。成田スカイアクセス線で見ることができます。
京成:3788編成(2代目)

2代目とはどういうことなのか。それは、この編成が2つの壊れた編成をドッキングして生まれたニコイチ編成であることを意味します。よく見たら6号車と7号車を境に窓の色が違います。少し前までは機器類も違ったのですが、統一されて8両全部同じ機器類になりました。京成本線系統や成田スカイアクセス線で見られます。
京成:3828編成/3838編成

3700形の六両編成はこいつら2編成のみです。激レア。見れたらラッキーだと思っていいです。京成本線系統で見ることができます。
京成:8813編成/8808編成


復刻塗装で茶色くなっている8800形です。松戸線で見ることができます。
京成:N838編成

復刻塗装で茶色くなっているN800形です。松戸線で見ることができます。
北総:7808編成

前面車番の「7」だけフォントが違ったり、7800形なのに車内の車番プレートが7300形準拠だったりします。北総線・千葉ニュータウン鉄道線で見ることができます。
千葉:9128編成

C-Flyerの2次車(1編成のみ)で、スカート(排障器:全面の下側についている水色の物体)に出っ張りがあったり側面がテカっていたりと色々違います。北総線・千葉ニュータウン鉄道線で見ることができます。
千葉:9201編成

こいつはそもそも形式自体が異常でした。ただ取り上げないのも違うのでここでご紹介。そもそもの生い立ちから謎すぎるほか、何故かこいつにだけ北総鉄道プレートもHOK’SOロゴもついていないという超絶イレギュラー電車です。北総線・千葉ニュータウン鉄道線で見ることができます。
結論
結論:特殊編成多すぎて意味不明

- 2025年9月20日京成電鉄【上級編】京成線で見られる電車の見分け方・編成別
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- 2025年9月6日京成電鉄【中級編】京成線で見られる電車の見分け方・形式別
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