【日本の移動の必需品！】「JR東日本アプリ」を徹底解説！

紹介したい機能が多すぎて内容量が膨大になってしまったため、目次を活用することをお勧めします。

はしがき

どうもみなさんこんにちは。試験期間中に中央線グリーンのLCD記事を出したらテストが事故ったまもうなです。
さて、今回の記事では、現在人気沸騰中の「JR東日本アプリ」について解説していこうと思います。このアプリは、最近JR東日本ユーザーはもちろんのこと、東日本在住の方だけではなく日本全国ほぼすべての移動をカバーできるはっきり言って「神アプリ」に進化を遂げています。ここでは、JR東日本アプリの機能紹介・解説と、鉄道ブログであることが故の「鉄道オタクから見た」JR東日本アプリの便利な使い方についても解説していこうと思います。
気になったことや疑問になったことがあれば、是非コメント欄にコメントを！

そもそもJR東日本アプリにどんな機能があるの？

主に以下のような機能があり、この記事では以下の機能について扱います。

• 経路検索
• 運行情報
• 列車走行位置
• 駅情報
• Suica残高確認
• ロッカー空き情報
• 遅延証明書

機能その①　経路検索

「乗換案内」の名称で親しんでいる方もいらっしゃるでしょう。その名の通り目的地までの経路を検索する機能です。

経路検索一覧

まず、これが目的地を入力して経路が検索された画面です。せっかくなので某有名乗換案内アプリと比較してみましょう。

JR東日本アプリのUI、最初に見た時に感動した記憶があります。
時刻が順に表示される従来のような乗換案内と異なり、線の長さや始点・終点で時刻や所要時間が視覚的にわかりやすい、よく考えられたUIとなっています。すばらしい。このUIを考えた人に国民栄誉賞を贈りたいくらいです。(1本前、1本後はこの画面で左右にスワイプすることで再検索可能です。)
また、鉄道会社公式アプリという性格上、広告が表示されないのも大きな優位点でしょう。

経路詳細画面

お次は詳細な経路。一見同じように見えますが、不要な情報量が少なくすっきりした印象を受けます。
また、下部には「スクリーンショット」、「よく見る検索に登録」、「ICカード残高確認」の各ボタンがあり、素早く関係機能にアクセスすることができます。

なお、首都圏JR・私鉄線のみではなく、全国の鉄道路線、路線バスや飛行機にも対応しており、「移動の必需品」と呼べる所以です。

スクリーンショットを共有

意外と重宝するこの機能。先ほどの経路検索の下のボタンから生成することができます。
ふりとれ編集部でも真っ先に上がったこの機能。検索したルートを保存して後から見返したり、待ち合わせ相手に送ったりしていつつくかを知らせることのできる便利機能です。
また、左上に表示されるキャラクターは、サービス終了が予告されているアプリ内ゲーム「とれすご」のキャラクターで、スクリーンショット生成ごとにランダムで表示される仕様のようです。(狙ったキャラが出るまで生成を繰り返す人もいるとか…？)

経路検索を駆使すればこんなアホルートを送ることも…できます。

よく見る検索

経路検索の一番下、「よく見る検索に登録」を押すと、トップ画面右側の「よく見る検索」から確認できるようになります。
時刻を設定して、登録した経路を押すと直接検索できます。遅れた時や普段と違う時間に利用しているとき、何時に着くかを調べるときに便利です。

リアルタイム検索

設定から有効にすることで、対応路線の「いまの」運行情報を見ることができます。
対応路線は以下の通りです。

1分の遅れが命取りとなりやすい通勤時間帯には助かる機能です。

「乗り換えやすい号車」

経路内で乗り換え駅に対応駅を含む場合、「目的の路線に乗り換えるのに最適な」号車を「階段、エスカレーター、エレベーター」の別に教えてくれます。初めて訪れる駅の場合、どこに何があるか分からないことが多いので、非常に重宝します。

JR線のみ検索

青春18きっぷを利用する場合や、国会議員に支給されるJR乗車券などを利用する場合、私鉄線を含まないJRだけでのルートを検索する必要があり、その際に重宝します。
「JRのみ」と交通手段から新幹線を外すことにより、青春18きっぷの計画立案がしやすくなります。何気に便利。

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やまびこ/ひかり/こだま優先

新幹線を検索する場合に、割高となりやすいはやぶさやのぞみ等速達新幹線の候補を除外し、比較的割安な鈍行新幹線のみを表示することができます。

機能その②　運行情報

「鉄道会社公式アプリ」と言ったところですが…？

きめ細やかな運行情報

皆さん、駅にある運行情報ディスプレイは見たことがあるでしょうか。広域路線図に遅延場所表示、区間に原因…
全部、JR東日本アプリ内でできてしまいます！

輸送障害時に振替輸送が実施されている場合、JR東日本線からの振替路線も表示されます。
なんとスマホ内で駅とほぼ同じ量の情報を得れてしまいます…JR恐るべし。

乗ろうとしていた電車が運転見合わせ...　そんなときは振替輸送！

お久しぶりです。記事を書かない編集部代表としてお馴染みの摩耗型フリーナです。最近、声優の水瀬いのりさんのFCに加入したんですが、高いっすね。これを高くないと思えるところから「推し活」が始まるんでしょうか...？ そんなことは置いておいて、本...

freedomtrain.jp

2024.09.01

他社線運行情報

ここはさすがJR東日本。他社線についても抜かりがありません。
若干ラグがあるものの、私鉄各線の情報もしっかりキャッチできます。また、経路検索画面にも遅延していると原因とともに表示される有能。考えたやつまじ国民栄誉賞(2回目)

5分からの網羅された遅延通知

細かい、使いやすい、神。
「よく見る路線」に登録した路線について、遅延した場合に通知を行うことができます。通知を行う曜日、時間帯、遅延時間(JR東日本の一部路線のみ対応)まで指定でき、一般的に運行情報として通知されない5分程度の軽微な遅延についてもすぐに情報をキャッチできる優れものです。私は学校の遅刻が許される遅刻時分が15分目安なので15分に設定しています。
なお、通知設定は画面右上の音量アイコンから設定できます。
もちろん私鉄線についても通知可能です。特段の事情がない限り通知はJR東日本アプリだけ入れておけばOKまであります。

機能その③　列車走行位置

乗る電車はいまどこにいる？

リアルタイム混雑度・グリーン空席情報

何気に神機能。
乗る電車が空いているか※1、またグリーン席は空いているか※2をアプリから調べることができます。
「今日は疲れたから空いてる電車に座って帰りたいな」というときや、「グリーン券買ったけど次の電車で乗れるかな？」と思ったときに役立つ機能です。
また、鉄道オタクの皆さんにとって便利な列車番号を表示する機能も搭載されています。運用がすぐわかって便利ですね(白目)

※1…常磐線各駅停車における東京メトロ車と小田急車による運行や特急列車などは非対応
※2…Suicaグリーン券情報ではなく重量から割り出しているようなので情報が正確とは限らない

1分単位での遅延情報

電車が遅れているときには、その電車に赤色の吹き出しが表示され、「〇分遅れ」と表示されます。
電車をタップして詳細情報を見ると、遅延を加味した到着見込みが表示され、どれくらいに目的地に着くのかが簡単に把握できます。

他社線アプリとの連携

簡単に言うとこれのことです。駅情報から他社アプリに遷移するとその駅にフォーカスされた状態で列車走行位置が開きます。
個人的にかなり便利だったのでピックアップさせていただきました。いい取り組みだと思います。

機能その④　駅情報

最近機能拡充が著しいこの機能。便利。好き。

10月17日、ついに全国の時刻表が確認できるように！

ついに関東圏だけではなく全国の駅の時刻表・出口案内が確認できるようになりました。神アプデ。

超強力な構内図

構内図がとにかく強力。多くの駅は平面図のみで、それでも階層別にわかれていたりと非常に便利なのですが、要塞として有名な東京駅では、3Dでの構内図や指定地点からの経路案内など、とにかく移動のバックアップが手厚い。手厚すぎる。
東京駅に行くならこのアプリは必携です！！

ホーム出口案内・改札出口案内

どの改札から出たら何があるか、そしてその改札に行くにはどこに乗ればいいのかが一発で分かる。
改札・出口案内では、改札外にある各施設がそれぞれどの改札から出れば最も簡単にアクセスできるかが分かります。また、これは他社線の駅でも対応。
ホーム・出口案内では、電車のドア上画面に出るような情報とほぼ同じ情報を得ることができます。どの号車から出たら一番「求めている」改札に近いのか、乗る前に確認できます。一部主要駅のみ対応。

コインロッカー空き状況確認

一部主要駅では、コインロッカーの空き状況を具体的な数値までリアルタイムで知ることができます。
荷物を置いて手ぶらで観光したいときに便利です。また、ほぼすべてのコインロッカーがSuicaを鍵にして借りることができます。

時刻表

各路線の時刻表を見ることができます。もちろん私鉄線も対応。
機能的には一般的な時刻表と変わりません。日時指定をしてその日限りの臨時ダイヤを見たり、JR線と一部の私鉄線における列車番号を知ることができます。
また、京王ライナーの飛田給臨停などにも対応しているようです。抜けがない。もうこんなん乗換案内キラーやろ。

デジタル時刻表

正しい「時刻表」体裁のものも見ることができます。基本は前述の時刻表を、たまにこっちの時刻表を見ることが多いです。
また、内容としては公式ホームページから閲覧できる駅情報と同一のものです。

機能その⑤　いろいろ便利なその他の機能たち

主要な機能はここまで。ここからは、「もっと見る」にある便利な付加機能について紹介をしていきます。

Suica(交通系ICカード)残額確認

端末に交通系ICカードをかざすことで、残高と直近20件分の使用履歴を確認できます。残高確認系アプリではこれが最も高機能、動作が安定している(個人比)ので愛用しています。おサイフケータイアプリも早く履歴対応しろ
経費計算ソフトウェアとの連携ができれば正真正銘の最強機能になると思います。今後の発展に楽しみです。

デバイス要件：NFCを搭載している端末

遅延証明書表示

アプリ内に直接搭載されている機能ではありませんが、遅延証明書を一発で表示できるショートカットがあります。
遅延証明書をしっかり提出できないと遅刻が許されない学生の私にとってはよく使う機能です。(遅延に便乗して遅刻とかよくやるしなぁ)

トレすご　※2024年冬にサービス終了

JR東日本アプリリリース初期のころから存在する位置情報すごろくゲーム機能。
移動距離やクイズ正解ごとに「きっぷ」をもらい、そのきっぷの駅数ごとに進むゲームシステム。昔はガチっていたがリニューアル後めっきり遊ばなくなってしまった。
プレイにはJaM id連携が必要。　2024年冬にサービス終了予定。

アカウント連携

今まで紹介してきた機能のうち、「トレすご」と「よくみる路線」のバックアップをJaM idを用い行う機能。機種変更時においても旧端末と同じJaM idでログインすると復元できる(通知設定は権限の手動付与が必要)。
よく見る路線をいちいち登録するのが面倒なため、この機能を活用し移行を行っている。よく見る検索も移行できるようにしてほしい。

ふりとれ編集部がおすすめするJR東日本アプリの機能

さて、ここからが本題です(？)。ここまで鉄道オタクが愛をこめて大好きなアプリの紹介をしてきたわけなんですが、ここは複数人が集まった鉄道ブログ。ほかの編集者のお薦め機能も聞いてやろうじゃないですか。

やはり皆さん「経路検索系」の機能が推しのようです。taniful曰く、「というかそもそも 時間軸でずらして経路を表示するっていうシステムが天才的過ぎる」という意見をいただいています。マジで同感。ご協力ありがとうございました。

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関連リンク

JR東日本アプリ公式サイト

「JR東日本アプリ 乗換案内・運行情報・列車位置」をApp Storeで

JR東日本アプリ 運行情報・乗換案内・時刻表・構内図 – Google Play のアプリ

JR東日本アプリ　X

あとがき

いかがだったでしょうか。普段から使っている激推しアプリの愛のこもった解説、ほぼ全機能を網羅できたと思います。著しい進化の続くJR東日本アプリ。これからの進化が楽しみです。
それではまた次の記事でお会いしましょう。お相手はまもうなでした。

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この記事を書いた人

まもうないのり町民

FreedomTrain 編集部代表
燈籠光厨

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