【やばい】長岡花火後の新幹線自由席、乗車レポートとおすすめの動き、裏技

皆さん、夏は満喫できてますか?私は暑すぎて今はこうしてエアコンの前でパソコンに向き合う日々ですが、少し前に友人8人で長岡まつり大花火大会(長岡花火)に行ってきました。

今まで見た花火と何段階もレベルの違う、視界を覆い尽くす花火にとても感動しました。そっちの感想も語りたいのですが…来年苦労する人を少しでも減らしたいという思いから、この記事では長岡花火のフェニックス終了直後、つまり1番新幹線が混むタイミングで自由席に乗ろうとしたらどうなるのか、体験してしまったレポートをお伝えしていきます。

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長岡花火とは

毎年必ず8月の2・3日に長岡市の信濃川沿いで行われます。この花火大会の歴史は1879年から始まるのですが、とある痛ましい出来事からの復興の思いが込められています。

それが、81年前の1945年8月1日の長岡空襲。この空襲により、長岡市の市街地は壊滅、1489人の命が奪われました。この空襲の数年前から花火大会は戦争の影響で中止になっていたのですが、この空襲からの復興の祈りをこめて1年後の1946年8月1日に長岡復興祭が開催されます。そして、2回目となる1947年の長岡復興祭からは花火の打ち上げも再開。1948年からは8月1日を慰霊の日とし、2・3日に花火を打ち上げる今の形態になっています。

この長岡花火の大きな見どころは3つ。1つは、特大の花火「正三尺玉」、2つは橋から滝のように流れる「ナイアガラ」、そして一度に大量の花火が打ち上がる、復興祈願花火「フェニックス」です。

ナイアガラ

このフェニックスは、空襲とはまた違う出来事からの復興の思いが込められています。2004年に発生した新潟県中越地震です。この地震では、現在は合併により長岡市の一部となっている川口町で震度7を観測。この地震からの復興の思いを込めて、2005年からフェニックスの打ち上げが始まりました。

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当日の動きとおすすめの動き方

長岡花火は非常に人気が高く、宿泊場所やご飯の調達に難儀することがよく知られています。そのため、用意周到な計画のもと行くことにしました。

宿泊場所は、同じ新潟県ではあるものの長岡市より南に位置する越後湯沢駅の周辺。ここから長岡駅に向かう計画を立て、1日目は長岡市内で、2日目は会場で花火を楽しむこととしました。

本当は新潟方面の駅に宿を取るのがおすすめです。東京方面はその日のうちに東京まで帰りたい人で大変な混雑になりますからね…
一応、東京方面の最終列車は越後湯沢止まりなので、それを狙っても良いのですが、今年はその越後湯沢行も結構混んでいたようで…

さて、越後湯沢駅から長岡駅は遠く、また長岡市内の駐車場は非常に高額で、すぐ満車になるため車は越後湯沢駅に置いていくことに。ここから長岡駅へ向かう方法は2択。

  • 新幹線(自由席or指定席)
  • 在来線

おそらく満員になるであろう在来線で越後湯沢まで向かうのは体力的に厳しいと考え、新幹線を選択。行きは指定席で座っていくことにしたのですが、同行者の1人が過去に指定席券を持っていたのに過度な混雑で指定席に座ることはおろか乗ることすらできなかった経験があることから、自由席で帰ることにしました。この判断が吉と出るか凶と出るか。

また、8人なので団体割引乗車券を使えます。この団体割引乗車券、運賃が10%引き(閑散期は15%引き)になるだけでなく、当日の長岡駅では行きに駅を出る際別の出口から優先的に出られるため、もし使えるのであればおすすめの方法です(今後も同じ措置が取られるかは不明)。

長岡駅に着くと、今年の場合はホームから改札階に降りる階段が1つに制限されており、そこに行くまで20分くらいはかかりました。団体乗車券で抜けてしまったのでその後はわかりませんが、改札を出るのにも臨時改札をいくつも開設しているのにも関わらずかなり時間がかかりそうな印象でした。

長岡花火の打ち上げは19:20から開始、駅から会場は徒歩30分なため、会場で観覧する場合は遅延やトラブル、お手洗いなどの時間を考えると1時間前に現地入り…ではなく、16時台またはそれより前に長岡駅についておくことをおすすめします。帰りの新幹線だけでなく、行きの新幹線も非常に混雑し、乗れない、または満員の中長岡駅に向かうことになります。

また、ご飯は事前に確保しておくことをおすすめします。早めに現地入りするのであれば問題ないのですが、直前となると周辺のスーパーは非常に混雑したり、商品がなくなっていたりします。

ここまでの準備が済んだら会場または町中で花火を観覧し、いざ帰宅の時間です。駅までの細かいルートは後ほどご紹介します。

長い長い列を抜けて、一旦はホームで自由席の列に並べたものの、ここで「トラップ」が発動します。
列車到着後、自由席の列に並んでいる人はだいたい4パターンに分かれます。

  • 乗れる人
  • 諦めて後発列車狙いで先頭に並ぶ人
  • そもそも乗れない人
  • ギリギリで乗れない人

この、4つ目の人に当たってしまうと大変なことになります。ドア前に行くも、ギリギリで乗れず、諦めて並び直そうとするとそこには次の列車に乗るため隙間なく並んだ長蛇の列が。諦めて先頭に並んだ人は結構早くから発生するので、自分の前に並んでいた人が列の先頭にいる状態。それらの人と自分の後ろに並んでいた人の間が埋まってしまって、最初から並び直すことになってしまいます。これでは終電に乗れるかすら怪しい状態

私はこれに当たってしまい、どうするか考えた結果、急いで指定席まで引き返して指定席デッキに乗ることにしました。指定席デッキは穴場で、かなり遅い段階から乗ろうとしても乗れます。指定席の方々には申し訳ないですが…

ただし、空いた座席には座らないこと、降りる人と乗る人を通すこと、指定席の人を最優先にすることを忘れないようにしましょう。

私はこれで満員の中越後湯沢まで帰還、越後湯沢駅に止めていた車に乗り込んでなんとか帰ってこれました。

花火終了後、地獄の混雑をどう切り抜ける?

花火終了後と書きましたが、長岡市民の方や車で来た方以外、つまり鉄路での帰宅を考えている方は終了まで待っていたら帰れません。

それもそのはず、終了は21時25分頃、ここから駅に帰ると最速でもおよそ22時頃。上越新幹線の終電は臨時列車を入れても東京行き最終は22時29分越後湯沢行最終は22時45分。普通に考えると間に合いますが、当然日本最大級の花火大会終了後ということで、その時間に長岡駅に着くと地獄のほうがマシな混雑です。そもそも道も混んでる上皆さんお疲れなので22時に着けるかどうかも難しいところ。

では、ここで前提となる長岡駅前の並び方を確認しておきます。
あくまで2026年の情報なことに留意してください。

駅前の大通りの片側が通行可能になっており、この広い通りの中でいくつかに分かれます。

  • 新幹線指定席
  • 新幹線自由席東京方面
  • 新幹線自由席新潟方面
  • 在来線越後湯沢方面
  • 在来線新潟方面
  • 在来線柏崎方面
  • 長岡駅東口方面
  • バス

で分かれていたと記憶しています。このように細かく分かれているので、指定席に乗れないなんてことは防がれていそう。

また、駅前の交差点を抜けてロータリーに入ると、新幹線自由席東京方面はロータリー内で長い列が組まれています。ちょうど下の画像で赤い四角のところです。この列が大変で、大量の人が前に行こうとしているので押されあっているし、当然真夏の熱帯夜なので蒸し暑くて辛いです。最大で30分くらいはこの列の中に入ることになることもありますが、赤丸のところまで到達できれば駅に入れるので耐えましょう。そこからホームは割とすぐです。

地理院地図より作成

また、花火終了後はおろか、フェニックス打ち上げ後でも間に合わないこともあります。特に今年のフェニックス打ち上げは例年より遅くなっているため、元からJRより「フェニックスまで見ると東京帰れるか怪しいぞ」というアナウンスも出されていました。実際、今年は120人ほどが終電の新幹線に乗れず、長岡市が開放した施設の中で一夜を明かしています。

つまり何が言いたいかと言うと、
会場でフェニックスまで見てその日のうちに東京に帰りたいなんて考えは今すぐ捨ててください。
そもそも長岡って東京からかなり遠いので、新潟県内に宿を取るか車で来たほうが良いです。

長岡花火後の混雑で帰れない人たちに対して「指定席取れてないなら来ないほうが良い」「新潟県内に宿が取れてないなら来ないほうが良い」などSNS上で様々な意見が飛び交い、ニュースにもなっていましたが、前者はともかく後者はそのとおりだと思います。東京まで満員汗だくで立って帰りたいですか…?私は嫌です。

ここまで色々書いてきましたが、この混雑を回避できそうな方法もいくつかあるため、次の章ではそれを紹介します。

この大混雑、回避する裏技はあるの?

一応、あります。

1.ギリギリに着いて、町中で見て、フェニックスが終わったらすぐに帰る。

これは私が1日目に実践した方法です。19:20に打ち上げ開始なことは先程お話しましたが、この時間ギリギリに長岡駅に着くとき335号という列車があります。これが長岡駅に19:08に着くので、駅についたらすぐ町中の花火が見れそうな場所に移動したり、町中を歩きながら花火を見たりしてゆっくり楽しむ方法です。

この方法、行きは本当に混んでいないし、帰りも町中でも駅に近い場所を選んですぐに出ればそこに止まっている新幹線にすぐ乗れたんですよね。もちろん座ることはできなかったのですが、少なくともフェニックスを見て東京方面に帰ったとは思えない楽さでした。

欠点は、町中で見られる場所が限られていること、序盤の花火を見逃すこと、打ち上げ場所によっては見られないこと、フェニックスの醍醐味である音楽を聴けないことです。ネットにいくつか町中から花火を見られる場所が上がっているので、それを見てから行くことをおすすめします。また、長岡花火は配信も行われているので、それを横で流しながら見るのも良い方法です。

2.遠くから見る

これは単純な方法。花火というものは遠くからでも見られるので、そんな場所を探して見る方法です。私がSNSで見かけただけですが、佐渡島から見たものもありました。楽しみは減ってしまいますが、いい方法かもしれません。これなら混雑とも無縁ですし。

3.指定席・グリーン車・グランクラスを取る

これは正攻法とも言えますが…これらの座席を確保できたら最強ですよね。座って帰れるというだけでストレスはかなり軽減されそう。ちなみに、JRとしては指定席通路とデッキは開放していて、グリーン車とグランクラスは開放していないはずなのですが、今年の体験談ではグランクラスのデッキに人が乗っている事案があったそうです。これは来年のJRが対策を講じてくれることを祈るしかありません。

あとは高い駐車料金を払い、早い段階で長岡市内の駐車場に止める、ツアーを利用するなどがありますね。車は車で渋滞に巻き込まれてはしまいますが、少なくとも座れはするし満員ではないので新幹線より楽ではあると思います。

4.飯山線沿線に宿を取る、車を止める

長岡駅からは新幹線だけでなく在来線でも様々な臨時列車が運行されています。そのうち1本だけ運行されるのが、長岡駅を遅い時間帯に出る飯山線の十日町行。上越線を越後川口まで走り、そこから飯山線に入って少し行った十日町駅まで行く列車なのですが、これが穴場。十日町駅から先に行くことはできないのが欠点ではありますが、逆にそこまでの区間に宿を取るか車を止められるなら楽に帰ることができます。

5.団体列車やツアーの利用

実は、クラブツーリズム・びゅう・JTB・旅っくすの4社が団体臨時列車を運行していました。E653系を利用し、新宿・横浜・大宮・上野などの駅からゆったりと長岡へ向かうことができます。帰りは夜行列車となり、1時に長岡を出て東京都心へ6時頃帰ってきます。また、抽選による大争奪戦になる観覧チケットがついてくるプランもあります。乗車のみプランは最安18000円と、新幹線自由席の往復と比べてそんなに変わりないので、検討してみるのも良いかもしれません。また、鉄道からは離れますがバスツアーなどもありますので、とにかく調べてみてください。

E653系

いずれにせよ、早くから準備するか、高いお金を払うか、潔く諦めることのいずれかが大事になってきます。「特に準備してないけどなんとかなるか!」は絶対やめてください。

臨時列車、どれくらい走る?

今年の長岡花火ではかなりの本数の臨時列車が運行されました。まとめていきます。

新幹線
東京方面→長岡駅 18本(8/3は16本)
新潟方面→長岡駅 5本

在来線
信越本線新津方面→長岡駅 5本
信越本線柏崎方面→長岡駅 1本
上越線越後湯沢方面→長岡駅 2本
飯山線十日町方面→長岡駅 1本

新幹線
長岡駅→東京方面 5本
長岡駅→新潟方面 9本

在来線
長岡駅→信越本線新潟・新発田方面 10本
長岡駅→信越本線直江津方面 5本
長岡駅→上越線越後湯沢方面 5本
長岡駅→飯山線十日町方面 1本
東三条駅→弥彦線吉田方面 1本(信越本線で乗り換え)

JRとしても、絶対にお客を取り逃がすまいと大量の臨時列車が運行されています。特に在来線は細かいところまであるので、うまく利用して新潟県内に宿を取ることを強くおすすめします

一方で、帰りの新幹線の少なさ、特に東京方面が気になりますが、これは新幹線は騒音のため24時以降走らせられないことが理由。なんなら最後の臨時列車は23:59に東京駅に到着するので、ギリギリまで増便してこれということ。新幹線のキャパが元から少ないことを頭に入れておきましょう

詳細はJR東日本の公式プレスから確認できます。
https://www.jreast.co.jp/press/2026/niigata/20260605_ni01.pdf

また、位置関係を記した画像も置いておきます。

結局伝えたいこと

まず、長岡花火は最高でした。空一面を覆い尽くす花火と、それに込められた思いは体験の価値あり。
帰ったあとも、長岡花火を綺麗な思い出にするため、伝えたいことを簡単にまとめます。

・フェニックスを会場で見てからその日のうちに東京に帰るのは絶対にやめること。

・自由席のきっぷで指定席車両に乗る場合、空いた席には座らず、指定席の人を優先する。

・自由席きっぷでグリーン車とグランクラスには乗らない。

・入念な準備の元参加する。なんとかなるは禁句

・係員や警備員、警察官の指示に従う

・裏技の活用も考える。

・新潟県内に宿を取れば、比較的楽に帰路につける。

・長岡市に入る前にご飯を調達しておく

・熱中症対策をとにかく万全に

私からお伝えしたいことはこれくらいです。長岡花火は「世界一マナーの良い花火大会」を目指しているそう。人が多く集まるイベントはどうしてもマナーが悪くなりがちですが、みんなで楽しむためにマナーを守り、しっかり準備をして当日を迎えましょう。

この記事を書いた人
もりもりくん
もりもりくん
ゆったりまったり、様々なジャンルの記事を書いていこうと思います。

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