
お久しぶりです。ふぺです。
西鉄柳川駅から特急に

今回やってきたのは西鉄柳川駅。
西鉄柳川駅の位置する柳川市は柳川藩の城下町として栄え、網目のように広がる堀割を舟で巡る「柳川川下り」で有名な観光地となっています。また駅近くには柳川車両基地があり、西鉄の運行拠点の一つともなっています。
ここから私は柳川観光列車「水都」に乗り、西鉄福岡駅へ向かいたいと思います。
柳川観光列車「水都」とは?

柳川観光列車「水都」とは西日本鉄道の運行する観光列車で、“柳川の伝統と四季の彩り”をテーマに、さげもんや白秋祭など古くから続く伝統行事や柳川に咲く花を車両”としてデザインされており、車体や車内の各所には、柳川の歴史を楽しむことのできる装飾等が多くあります。
この「水都」は主に福岡(天神)〜大牟田を結ぶ特急列車として2015年にデビューし、2026年現在で運行されている車両は2代目となっています。

「水都」が入線!

柳川観光列車「水都」は、15時36分頃に特急/福岡(天神)行きとして入線。特急列車ですが全て自由席で追加料金も掛からない非常にお得な列車となっています。
| 停車駅 | 発車時刻 |
| 大牟田駅 | 15時23分 |
| 新栄町駅 | 15時26分 |
| 西鉄柳川駅 | 15時37分 |
| 大善寺駅 | 15時46分 |
| 花畑駅 | 15時52分 |
| 西鉄久留米駅 | 15時54分 |
| 西鉄二日市駅 | 16時10分 |
| 春日原駅 | 16時15分 |
| 大橋駅 | 16時20分 |
| 薬院駅 | 16時23分 |
| 西鉄福岡(天神)駅 | 16時26分(着) |
当駅ではワンマン普通/甘木行きと接続をし、15時37分に西鉄柳川駅を出発していきます。
車両を見ていこう
それでは各号車を見ていきましょう。

まずは1号車「菊と渡り鳥」です。
旧暦の9月9日に菊を用いて不老長寿を願う「重陽の節句」が行われる頃、御花の松濤園には大陸から渡り鳥が飛来して越冬することから、秋から冬にかけての柳川の風物詩としてデザインされており、車両は木蘭色が基調となっています。

また通常の3000形(水都の改造元)では、ドア部分のステンレスがむき出しになっているのに対して「水都」はしっかりとラッピングが施されているほか、窓部分のステッカーや車内広告も「水都」仕様になっています。

また「水都」の各号車には専用の「乗車記念カード」があり、柳川藩の初代藩主「立花宗茂」をゆかりとしたデザインで、より「水都」での旅気分を味わうことができます。
ちなみに写真の1号車は「金箔押桃形兜」で、戦場で立花宗茂を守った親衛隊が揃って着用した兜とのことです。このようなカードが各号車に配置されているので、収集したい方はぜひ回ってみてはいかがでしょうか。

続いて2号車「花火と白秋祭のどんこ舟」です。
こちらは夏の「有明海花火フェスタ」と晩秋の「白秋祭」の年に2回開催される花火大会をテーマに柳川の夜空を彩る花火と白秋祭水上パレードのどんこ舟がモチーフとなっており、濃藍色を基調としたデザインになっています。

そして2号車の大牟田側には、日本刀や扇といった柳川藩主「立花家」の文化財レプリカが展示されているほか、各国語ごとに「水都」のパンフレットが配置されています。
また2号車の乗車記念カードにデザインされている「金地三日月図軍扇」のレプリカもここに展示されてます。

またこの号車で「水都」の乗車記念スタンプ&エキタグを入手することができるので、乗車の際はぜひ立ち寄ってみてください。

次に3号車「花菖蒲」です。
こちらは柳川市の花「菖蒲」が、例年5月下旬から6月上旬にかけて、堀割沿いをはじめ、市内のいたるところに咲き誇る優美な姿をモチーフにデザインされており、灰緑色を基調としています。
そして3号車に配置されている乗車記念カードは「脇指 無銘(雷切丸)」。この刀は立花家初代・戸次道雪が雷を切った刀とされており、2号車の展示スペースにもレプリカが展示されています。

続いて4号車「からたちの花」です。
こちらは柳川ゆかりの人物である北原白秋の通学路が原風景となった童謡「からたちの花」をモチーフに、矢留小学校に隣接する白秋詩碑苑のからたちが毎年5月上旬、白い花を咲かせる様子をデザインしており、深緑色を基調としています。
そして4号車に配置されている乗車記念カードは「大輪貫鳥毛後立頭形兜」で、鳥毛の後立が特徴的な頭形兜となっています。

続いて5号車「柳の新緑と水流」です。
こちらは柳川の景観の象徴である柳と水流をモチーフに、初夏に水天宮祭が行われる頃、眩いばかりの新緑をまとった柳が掘割に影を落とした様子をデザインしており、紺青色を基調としています。
そして5号車に配置されている乗車記念カードは「鉄皺革包月輪文最上胴具足」で、鉄を革で包んだ胴に朱色の漆で描かれた輪貫文は「月輪」と呼ばれていたそうです。

最後に6号車「柳川まりと雛祭り」です。
こちらは柳川の春の訪れを告げる「お堀開き」で堀割に豊かな水が張り巡らされる頃からはじまる「さげもんめぐり」のさげもんに欠かせない“柳川まり”をモチーフにデザインされており、臙脂色を基調としています。
そして6号車に配置されている乗車記念カードは「栗色革包仏丸胴具足」で、戦国時代らしい大胆な華やかさが特徴的な甲冑となっています。
西鉄柳川駅を出発‼︎

「水都」は15時37分に西鉄柳川駅を発車し、”福岡へいざ参らん”と北上。
西鉄天神大牟田線には一部区間で単線がありますが、上手い具合に先行列車や対向列車を待避し、特急は運転停車することなく高速で走行していきます。

西鉄柳川駅を出発した時点の6号車。乗車した時期が正月終わりのUターンシーズンだったせいか、車内には主にスーツケースを所持した観光客や帰省客が多く乗車しており、西鉄柳川駅を発車した時点で座席は満席・立ち客も多数出るという混雑具合を見せていました。
ドンドン飛ばしながら福岡へ

聖マリア病院前駅から複線に戻り花畑駅・西鉄久留米駅に停車。西鉄久留米駅では数名が下車したものの乗車する人もかなり多く、車内はより一層混雑していきます。
そして当駅からは西鉄二日市駅までノンストップ。途中の13駅を全て通過していきます。

櫛原駅を過ぎると、筑後地区を支える1級河川「筑後川」を渡っていきます。九州一長い川である筑後川は、古来より日本有数の暴れ川として有名ですが、農業や工業などで昔から街を大きく支えてきた河川でもあります。

宮の陣駅を過ぎ、夕暮れ時の筑紫平野を駆け抜けていきます。筑紫平野は九州最大の平野として有名で、筑後川流域の豊富や資源を生かした米作りが盛んに行われています。

西鉄久留米駅から約15分、列車は西鉄二日市駅に停車。西鉄二日市駅は筑紫野市の中心部及び太宰府線の乗り換え駅となっており、ここでも数名が乗車しました。また対面で福岡(天神)行きの普通列車と接続し、いよいよ福岡市が見えてきました。

下大利駅から高架区間に入り、より速度を出していきます。この下大利〜雑餉隈の区間は2022年に高架化された区間で、高架化によって沿道の渋滞が改善され、電車も速度を出しやすくなりました。

16時19分に列車は大橋駅に停車。ここで普通列車と対面で接続します。ここで降りられる方も複数いらっしゃいました。
そして大橋駅からはいよいよ福岡市へ。

大橋駅からはマンションの隙間を高架で突っ切っていき、天神のビル群へ向けて最後の力走をしていきます。

16時23分、列車は薬院駅に停車。薬院駅は地下鉄七隈線との乗り換え駅となっており、当駅で乗り換えて博多方面へ向かうと思われる帰省客が多く下車されたのが印象的でした。
終点の西鉄福岡(天神)に到着!

そして西鉄柳川駅を出発して約50分、列車は終点の西鉄福岡(天神)駅に到着。ここで西鉄柳川駅や西鉄久留米駅等で乗ってきた乗客が一斉に降り、降車ホームが人で埋め尽くされました。
ここまで乗ってきた「水都」は16時30分発の特急/大牟田行きとして運用されるようです。

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