
あずさ混みすぎ問題

特急あずさは主に「新宿⇔松本」を走行する特急列車となっており、首都圏と信州エリアを結ぶ重要な役割を担っています。定期列車は全てE353系による運行。枕やコンセントを備えた快適空間で目的地まで送り届けてくれます。

そんな特急あずさ、土日を中心に混雑することが多く当日には指定券を買えない場面が多々あります。需要が見込まれる日には臨時列車を走らせ増便を行うのですが、保有しているE353系だけでは乗客を捌ききれないときもあります。
そんな中央線特急にピンチヒッターとして送り込まれるのが、今回乗車していくE257系5000番台という車両なのです。
E257系あらまし
2001年にデビューしたE257系0番台。E351系「スーパーあずさ」を補完する特急あずさ・特急かいじを主な活躍場としつつ、臨時列車へ充当されることもあったようです。しかしE353系登場すると中央線の特急車両は再編されることとなり、E257系は中央本線から追い出されることになってしまいました。

しかし比較的新しい車両(当時19歳)であったためリニューアルののち転職することとなり、
- 特急踊り子(2000番台 🟦 )
- 波動用編成(5000番台 🟩 )
へと転用されることになりました。

現在 特急あずさの臨時列車として運用されるのは基本的に5000番台。すなわちE257系臨時あずさは、かつての先輩が繁忙期で手が回らなくなってしまった後輩(E353系)をヘルプする、そんな運用なのです。
0番台時代に乗車したことはないので、少しでも当時の雰囲気を感じていければいいです。
あずさ83号松本行き

定期列車の合間を縫って組まれたダイヤのため、新宿10:04と中途半端な時刻設定です。10:00発あずさ13号は満席、臨時83号に関しても最終的には満席での案内となりました。
ここまで座席が埋まるとは凄いですね。

車両は清掃を終えた状態で新宿駅に入線。しかしE257系(9両編成)に対応する乗車位置案内が置かれていないので、どこに立っていれば良いのかわかりません。
この車両による運用は少なからず出現するはず……準備しておいた方がいいんじゃないかな。
往年のままな車内
E257系2000番台(踊り子用)は大幅リニューアルされてしまいましたが、5000番台はほぼ0番台のまま転用されました。そのため当時とほぼ同じ車内空間となっていることが特徴です!

座席は武田菱をモチーフにデザインされています。沿線にまつわるものを取り入れつつ、キャッチャーな印象に纏められていて良いですね。明るいイメージのあるE257系によく似合います。
話がそれますが、E353系辺りで武田菱復刻塗装とか実施しないのですかね。E657系・E653系に倣ってみてもいいような気はします。

しっかりリクライニングし、背面テーブルも問題ない大きさを備えています。しかしE353系と比べると、
- コンセントなし
- 可動式枕なし
- 大型荷物用の棚なし(先頭車以外)
- 最前列はミニテーブル
といった弱みが見られます。
最新型車両(E353系)と比べているので可笑しな話ではないのですが、特急料金は同じだけ徴収されるので不公平に感じてしまいます。
……まあE353系で立席になるよかマシです

しかし電源が使えないことは事実。特に臨時列車は停車駅が多かったり、定期列車の合間を潜り抜けて走ったりする影響で、所要時間が長めになることが多いです。
新宿~松本で3時間を超える便もあるので、長めに乗車する人はモバイルバッテリーを持参するなどして対策しましょう。車両目当てのオタク(←僕)は知りません。
乗車記(新宿→八王子)

偉そうに書いてきましたが、大回り乗車で乗りに来ているため「新宿→八王子」という短い区間での利用。時間にして30分程度です。
指定した6号車はグリーン車との半室構造になっている関係で、普通車は6列分しかありません。個室感があり落ち着きやすいですね。一番後ろを選んだのでリクライニングもし放題です。

見渡すと窓側は満席、通路側も残りわずか。アナウンスでは「本日満席」と言っているので立川・八王子からも多くの方が利用する模様。僕の座席も入れ替わりとなるのでしょうか。

三鷹辺りまでは、あずさ13号や快速列車が先行しているためノロノロ運転。快速列車を追い抜くと一気に速度が上がり、武蔵小金井付近ではかなりハイスピードで飛ばしていました。
中央特快で行こうが大して変わりませんが、E257系から眺める景色はいつもと違うような気もします。いいですね、平成の特急列車も。

立川を出発するとほとんどの座席に人が。
座席未指定券で乗車している場合はぼちぼち場を失っていく頃じゃないでしょうか。ほんとに中央線特急は大人気ですね。
対してときわ号ガラガラすぎん?
八王子到着

新宿から33分で八王子に到着しました。この先は大月、塩山、山梨市、石和温泉……とこまめに停車駅が設けられており、定期の特急かいじを補う役割も担っているようです。
そして終点の松元へ到着するのは約2時間半後の13:08だそう……長いね!
この後は特にすることないので、横浜線経由で東京方面に帰りました。大回りで少し乗るぐらいなら特急料金660円で叶うのでおすすめです。

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