【速報】江ノ島電鉄に新型車両700形投入へ!

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江ノ島電鉄20年ぶりの新型車両がいよいよ!

「江ノ電が新車を発注している」と話題になったのは、昨年の11月。

この際も大きな話題を呼びましたが、あくまで当時は業界紙に記載があっただけで、詳細な情報は不明なままでしたし、鉄道愛好家以外ではあまり話題になりませんでした。

それ以来、長らく謎に包まれていた新型車両ですが、ついに2025年4月24日に、江ノ島電鉄が公式プレスリリースでイメージを公開!待ちに待っていたこの日が、ついにやってきたのです!

「( ๑╹ω╹๑ )おつえの」でおなじみの公式SNSでもその姿が公開され、万バズに加え、4000人以上の方が共有しており、期待値の大きさが数字になって表れています。

私も授業中だったんですが、一報をいただいた時は思わず息を吞みましたね。

かっこいい!何よりかっこいい!!

空きコマがあったので、その1時間半でイメージ図を基に私もお絵描き。複雑な造形でかなり苦労しましたし、ちょっと違う部分が多いですが…

改めて見返すと真ん中の部分もうちょい伸ばせばよかったですね。中途半端。

そんなわけで、今回の江ノ電20年ぶりの新型車両、700形について、江ノ電の走る街の住民なりに徹底考察をしてみようと思います

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内外装

外装

先ほどのツイートにも載せたように、イメージとしてはこんな感じ(自作)。

今までの江ノ電をから考えるとかなり拍子抜けしたようにも感じます。もちろん褒め言葉です。

斜めのライト、という今までの江ノ電車両と一線を画したデザインですね。これまでの江ノ電のデザインを考えると、江ノ電らしからぬデザイン。言い方を変えれば、江ノ電新時代をひしひしと感じるデザインになったと思います。

そして塗装は、江ノ電100形より引き継がれる緑とクリームのツートンカラー。これこそ「ザ・江ノ電」という感じがして良いですねぇ。江ノ電の新車と言われて納得できる大半の理由はコレだと思います。

湘南民は、みどりとクリームのツートンカラーのものを親だと思ってついていく習慣がありますから(※ありません。でも親の背中を見たような安心感はあります。)、この色が引き継がれてくれることには、本当に安堵の気持ちでいっぱいですね(最近は新車導入に合わせてイメージカラーを変えてくる会社が増えてきたもんで…)。

内装

メンバーの17901センセイのツイートを引っ張ってきました。

何より驚いたのが、それぞれのコンセプトを基にした、3つの内装が存在していること。そしてなにより固定式のクロスシートを採用したこと!

この2つ、あとは内装鉄の17901センセイが注目しているこれら以外の部分を順々に見ていこうと思います。

クロスシートの採用について

車端部にクロスシートを採用した例は、江ノ電の歴代の車両ではいくつか見受けられるものもありますが、ついにそれが車両中央部にも侵食!

観光路線あるあるな、「海側クロス」の「山側ロング」。

海側の網棚も廃止してすっきりした景色をロングシート側からも見ることができます。おまけに窓の大きさも大きなものを採用して、「目に焼き付けろ」と言わんばかりの気合を感じますね。

ちょっと不安なのが、この網棚廃止でお土産置き場争奪戦にならないかという点ですが…

江ノ電グリーン

歴代車両から続く塗装、というよりも原点回帰に近しいものを感じます。

車内はこれまでの江ノ電車両のモケットと同じ緑色に、タンコロや300形の木の床を再現。さすがに本物の木を使っているわけではないと思うので、小田急の5000形と同じような感じになると思います。

ローカル線らしい伝統を受け継いだデザインで、落ち着いた雰囲気を感じますね。

これは親とまちがえて私もついていってしまいそうな内装です(何を言っているんだろう)。

江の島ブルー

相模湾の青々とした海と、少しグレーっぽい砂浜を見事に再現!

ひじ掛け部分には木材を使用していますが、そこらへんに転がっている流木の再現ですかね?(んなわきゃねー)。

割と鮮やかで爽やかな色という印象を受けますね。個人的にはこれが好きかもしれないです。

この車内から見える青々とした海…どんなふうに見えるんでしょうか

鎌倉ストーングレー

古都鎌倉。庭園の石をモチーフにしたグレーと、床の茶色寺院の床の色のようにも感じ、侘び寂びを感じていい雰囲気ですね。

プレスをマジマジと見ていると、日本人のせいか、靴を脱いで乗り込みたくなってしまいます。…え?ならないですか?そうですか。

でも寺院の床ってこんな色してますよね。そう言われるとちゃんと鎌倉らしさをしっかり取り込んでいると感じます。

ちなみに、これは17901センセイがお気に入りのようです。

17901センセイが語る「ここもすごい!」

17901センセイ
17901センセイ

フラットなLED照明がGOOD、親会社の5000形(2代)っぽい(上画像参照)

たしかに、照明も和のテイストを感じる、落ち着きのある仕上がりになっていますね。

蛍光灯むき出しよりもカバーがかかっていた方が、柔らかい光が差し込んでくれますから。これは嬉しいかも。

不安な点で言えば、ランディングにかかる手間とコストくらいですが、LED照明を採用するということで、従来ほど高頻度で付け替える必要性もないという判断なのでしょう。

…ねぇ小田急さん、箱根登山鉄道平坦線向けの車両、これの改良型にしない?


17901センセイ
17901センセイ

>窓には鉄道車両で初めて採用するフィルムを貼付し、飛散防止を図ると共に眩しさを抑え色鮮やかな景色を楽しむことが出来ます
→フィルムの詳細がちょっと気になる

公式資料から、視界の確保と安全性の両立を図った新しい保護フィルムを採用すると出されており、この点はたしかに私も気になりますね。

わかっている情報はそれだけですが、日本初を採用した電車が江ノ電で走るのは期待できます。

新しい保護フィルムは一体どんな仕様なのでしょうか…?


17901センセイ
17901センセイ

座り心地の良し悪しは実車のそれに座るまで待ちかな

利用客にとって最も大事な座り心地。江ノ電では乗車時間こそ長くないものの、歴代にわたって座り心地のいい座席が採用され続けてきました。今回の座席に関しても、期待しても良いんじゃないでしょうか…?

プレス見て気付いたけど、これ多分片持ち式じゃないよね…?

置き換えられる車両について

もちろん、新しい車両がやってくるのであれば、江ノ電を去る車両も存在するわけです。

この去る車両に関しても、プレスリリースに公表されています。

あぁ…つまり彼ももうお役御免になってしまうのか…

というわけで置き換え対象は、最古参の300形…

ではなく1000形だそうです。

既存の 1000 形に代わる次世代を担う車両と位置づけ、新形式 700 形としました。

公式リリースには、以上のように記されていることから、1000形の置き換え車両であることが明言されましたね

拍子抜けした人も多かったと思いますが、これにも理由があるんですよ。

江ノ電を走る電車の「ヌマ」、語ります①
夏と言えば海!海と言えば湘南!どうもゴハチさんです夏です。暑いです。我が街も最高気温30度を超える猛暑日が続いています。こんな日には相模湾にダイブして汗をさっぱり流したいものです。まぁ入ってからベットベトになるので本音を言うとあんまり行きた...

過去の記事でも触れたんですが、1000形の1〜3次車の4本は、今では珍しく営業用の普通鉄道線の電車で吊り掛け駆動が採用されており、それらのために部品等を別個で調達する必要があったんですよね。

それにこの4本、発電ブレーキや回生ブレーキを搭載していなかったため、制輪子の圧力が、ブレーキのすべてです。部品消耗も激しかったんだと思います。

江ノ電の中では4本と勢力は大きいものの、他の少数形式連合体に押されてしまい、結局追い出されてしまう格好に。

首都圏で最後まで残った吊り掛け駆動車は、いよいよ引退が公表されたことになります。心なしか寂しく感じますが、まずは46年間走り続けた彼らに敬意と感謝を伝えたいです。

ただもちろん、300形の方も車体は製造から65年。床下機器に関しても換装から36年。もう十二分に活躍したと思います。

もしかしたら、彼にとっての「その日」も近いのかもしれませんね。

納入時期予想

さて、肝心なのがいつ頃納入されるのかということ。

2025年度中に納入されることは、過去の専門誌から公表されているので、この中のどこかということになるのですが、個人的な予想をしますと…

11月終わりごろ

何を根拠にズンドコドーンと言いたい方もいると思いますが、実はこの頃に納入されるだろう大きな根拠があるんです

毎年12月に開催される、江ノ電極楽寺車庫の一般公開イベント。通称「タンコロまつり」。

江ノ電最大のお祭りイベントですが、新型の700形はここでタンコロと並べてお披露目するのではないかと考えています。

プレスの公表タイミングから考えると、今年度中の納車をするのであればベストタイミングはこの頃じゃないかなと考えます。

もちろんそうなったら即刻行きます。間違っててもタンコロまつりには行きます。何か情報があるかもなので。

というわけで続報は12月までお楽しみに。

終わりに

ついに訪れた江ノ電新時代!

新車の導入が情報誌で記載されたときは心の底からワクワクが止まらなかったのですが、いよいよその新型車両が私たちの街を駆け抜けることになります。

慣れ親しんだわが町の景色が大きく変わってしまうことには少しの畏怖も感じますが、それ以上に期待やワクワク、そうしたものが心のほとんどを占めています。

まずは1980年生まれの1000形。

46年間の長きにわたる江ノ電での活躍、本当にお疲れ様でした。そして最後のその日まで、無事故で走り抜けることを願っています。

そして、2026年からデビューする700形。

本当にあなたに出会うのがいまから楽しみです!お会いしてからどう思うかはわかりませんが、間違いなく好感的な印象を抱くと思います。新たな江ノ電の顔として活躍してくれることを願います。

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ゴハチさん
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