【ついに営業開始】中央線グリーン車の混雑率を調査してみた　～夕ラッシュ編～

こんにちはろー！さいぱるです！　2025年3月15日といえばダイヤ改正の日ですね。本改正の目玉といえば、やはり中央線快速のダイヤ改正、その中でも普通列車グリーン車の有料化であると思います。この記事では、改正後初の平日(3月17日)夕ラッシュの時間帯で、中央線グリーン車の乗車人数・混雑率、中央線特急との混雑具合の比較などを行いました！この記事はそのレポートとなっています。ぜひ最後までお付き合いください！

調査方法
行先から見る乗車率
種別から見る乗車率
特急との乗車率比較
グリーンアテンダント乗車の有無
まとめ
あとがき

調査方法

今回の調査は、17:30から新宿駅の11,12番線(下りホーム)で①列車番号、②編成番号、③遅れ時間、④グリーンアテンダント乗車の有無、⑤新宿駅発車時点での乗車人数、を目視で確認し、座席定員で割って混雑率を出すという形で行います。なお、立ち席、駆け込み乗車、赤ランプの旅客は乗車人数として含めないこととします。

以下調査メンバー

鉄道ファンの待合室

まだおじさんじゃなくてお兄さん٩(๑`^´๑)۶

ホームドア

ホームドアです。都心&常磐線がメインになるかと思います。よろしくお願いします

さいぱる

どうもー！ふりとれ編集者の「さいぱる(Saipal)」です！
普段はNIKON Z50で撮り鉄をしています！
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なお本調査は東日本旅客鉄道株式会社とは一切無関係で、趣味研究の非営利目的として調査しています。

行先から見る乗車率

まずは列車番号と混雑率が書かれたこちらのグラフをご覧ください。黄色、水色、赤色のグラフ、八王子まで行かない列車の乗車率が低く、青の青梅行・黒の高尾行・青緑の大月行の乗車率が高いことがわかりますね。調査中グリーン券売機で何人かグリーン券を買う人を見たのですが、ほとんどの人が拝島か八王子までのグリーン券を購入していました。

そして意外にも、18,19時台の「帰宅ラッシュ・夕ラッシュ」の時間帯より、20時台のほうが乗車率が高いという結果となりました。

種別から見る乗車率

ここでは、優等種別のグリーン車乗車率を見ていきます。こちらのグラフをご覧ください。通勤快速(2237T,2256Tは中央特快)(2241Tは青梅特快)の乗車率は10%を切っているものがないことがわかると思います。その中でも青色のグラフ、青梅行の乗車率が特に高いと言えます。特に1851T,1971T,2095T,2241Tに関しては、ダイヤ改正2025で廃止された「特急はちおうじ・おうめ」とほぼ同じ時間に新宿駅を発車するので、他の電車に比べて比較的乗車率が高いこともわかります。

高尾行に関しては通勤快速より、通勤快速に抜かれない電車のほうが乗車率が高いと感じました。

特急との乗車率比較

特急列車乗車率は深夜帯を除いたすべての列車で7割を超えていて、グリーン車が営業を開始してもなお特急課金者のほうが多いことがわかりました。それだけグリーン車に知名度がないのか、はたまた乗り慣れているから特急を使うのか……。

グリーンアテンダント乗車の有無

ほぼ全ての列車にグリーンアテンダントが乗車していました。武蔵小金井行の列車にもグリーンアテンダントが乗務していて、車内改札がしっかり行われているなという印象でした。また、グリーンアテンダント以外にも車掌が車内放送を入れたり、駅員が立ち席の旅客に対してグリーン券が必要だということを周知していたので、ルールの定着にあまり時間はかからないと思います。

さすがに22時台となるとグリーンアテンダントが乗務していない便もちらほら見られましたが、駅放送などでグリーン車の案内を補っていました。

まとめ

青梅行や通勤快速の乗車率が高いのはもちろん、その通勤快速に終点まで抜かれない快速の乗車率が高く、抜かれる快速の乗車率がかなり低いことが顕著に表れていました。もう少しグリーン車の知名度が上がれば、特急の混雑緩和や普通車の混雑緩和にも繋がりそうですね。そして、新宿駅では5号車が階段の目の前で、1号車～3号車の待機列が非常に狭いため、1～3、6号車の混雑は以前より悪化している気がします。ホームが人で埋め尽くされるため点字ブロックの外側を歩行する人が多く、何度も警笛を鳴らされていました。普通車を2両増やした方がよかったのでは？と思いましたが、普通車を2両増やしても利用者が増えなければ赤字になるだけなので、仕方ないのかなとも思いました。