先ほど、JR西日本より2025年3月15日に実施されるダイヤ改正の詳細が発表されました。ここでは京阪神・和歌山・南紀・北近畿エリアに限定して解説をします。
万博アクセス輸送
2025年4月13日より、大阪夢洲で開催される大阪万博。JR西日本では桜島駅が最寄り駅とされています。
新大阪~桜島間で「エキスポライナー」を運転
新幹線との乗り換え駅である新大阪駅から万博最寄り駅の桜島駅までを結ぶ「エキスポライナー」が運転されます。
およそ1時間に1本のペースで運転されるとのことです。
山陽・九州新幹線臨時「さくら574号」を増設
鹿児島中央駅6:00発 臨時「さくら574号」の増設が発表されました。
このさくら574号に乗車すると、新大阪に10時前に到着することができます。
その他各線で増発
大阪環状線で朝と夜に、JR ゆめ咲線で夜に、阪和線で朝に増発がなされます。
有料座席サービス「うれしート」サービス拡大
快速列車の一部を指定席として運転する有料座席サービス「うれしート」のサービスが拡大されます。
琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線
現在設定のない琵琶湖線とJR京都線で設定されるほか、現在設定されているJR神戸線でも増発がされます。
嵯峨野線
朝・夕に各2本が設定されます。
JR宝塚線
平日の「丹波路快速」と「快速」に設定されます。
奈良線
平日・土休日全ての「みやこ路快速」「快速」「区間快速」で設定されます。
通勤・通学時間帯における特急の増発、停車駅追加
ラッシュ時間帯に通勤・通学客向けの特急を運転していますが、それらの列車に変更が加えられました。
JR神戸線「らくラクはりま」
1往復増発がされ、合計2往復になります。
JR宝塚線「こうのとり」
新たに中山寺駅と川西池田駅に停車します。
大和路線「らくラクやまと」
新たに柏原駅と八尾駅に停車します。
接続改善や発車時間の変更
一部の路線で接続改善や発車時間の変更が行われます。
きのくに線
紀伊田辺駅の昼間時間帯を中心に、白浜方面から御坊方面への接続が改善されます。
和歌山線
高野口駅と笠田駅、粉河駅の3駅において、下校時間帯に発車時間の変更が行われます。
播但線・山陰線
和田山駅において、16時台に播但線から山陰線豊岡方面への対面接続が開始されます。
特急「まほろば」定期運行化、リニューアルデビュー
現在臨時列車として土休日に大阪・新大阪~奈良を運行している特急「まほろば」が定期運行を開始します。
また、2編成のリニューアル編成を導入することも発表されました。
第一編成「安寧」は2025年4月5日に運行を開始し、第二編成「悠久」も2025年秋ごろに運行を開始する予定です。
またリニューアルに伴い、車内 Wi-Fi、全席コンセント、荷物スペースが設置され、車椅子スペースの拡大も行われます。
JR西日本のプレス
ダイヤ改正関連
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/241213_00_press_2025harudaiyakaisei_3.pdf
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/241213_00_press_2025harudaiyakaisei5_1.pdf
特急「まほろば」関連
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/241213_00_press_mahoroba_unkou.pdf
この記事を書いた人
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マルーン沼に染まった一般中学生
主に阪急に関する記事を、たまーに鉄旅レポや自作の架空鉄道についてなどを投稿
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