房総半島にE233系が投入⁉車両はどこから持ってくるのか(T71編成の今後を考える 続)①

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ニュースで触れられた「209系のE233系による置き換え」

どうも、T71の考察劇が一時期トップクラスレベルで伸びていてホクホク顔になっていたゴハチさんです。

さて、中央線も本格的にグリーン車の組み込み工事が行われるようになり、そろそろT71編成にも動きが出てくるころ合いではないかの感じております。そんなこれまでの考察は下のリンクからどうぞ。

#T71転用考察劇
「#T71転用考察劇」の記事一覧です。

さて順調にグリーン車組み込み工事も進む中、11月20日に日本海新聞ネットにて掲載された「【鉄道なにコレ!?】第68回」にて、房総地区の209系に関する話が出てきました。そこでJR東日本関係者から「余剰となった一部のE233系を改造して房総地区に投入し、209系の置き換えを行う予定」とする報道を出しました(もう記事になって8日経つってマ?)。

JR東日本としても、故障に強くするために主要回路を2重化するなどの安全性を追求した結果、製造費が高騰したE233系はコロナで経営危機に一時陥り、新車の投入が難しくなったことから長期的に使用することを第一に、令和の103系としてその汎用性の高さをいかんなく発揮する日が近いのかもしれません。

というわけで今回は、「E233系 トタT71編成の今後について考える」の続編として、中央線以外の路線にも視野を広げて房総半島に転属する可能性の高い車両について調べてみようと思います。

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まずは「可能性の低そう」な路線から考える

E233系は0番台から8000番台まで、総勢3297両もの車両が製造され、北は前橋、南は勝浦まで首都圏のJR線で走っており、さらに私鉄向けの派生形式を含めると、首都圏で見ない日はないと言っても過言ではないほど多くの路線で運用されています。

そんな中でも、先に「可能性の低そう」な路線について調査していこうと思います。

南武線

2025年よりワンマン化運転が開始される南武線ですが、ワンマン化改造工事の済んでいないN36編成を除くと35本在籍しています。一方で運用数は33運用。つまり2本の予備車を確保しています。

コンセプトにもあるように、車両故障のリスクも低いことや、6両編成であれば転用改造が簡単なことは確かです。それでもなぜ転用の可能性が低いのか。その理由は単純で「1本だけ持っていてどうなる?」ということです。

209系の置き換えとなれば、確実に幕張電車区に配属されるんですが、E233系が配置されてた経歴がないんですよね…

一時的にグリーン車の疎開ということでやってきていましたが、日常的な整備点検を行うわけではないので、それとこれとでは話は別。

要するに、「まとまったE233系」が捻出できそうな路線から車両を持ってこなくてはなりません。

横浜線

これも同様。28本在籍の26運用。予備含めると1本しか捻出できません。

南武線と合わせると2本出せるので理にかなってそうに見えますが、T71考察の本編でも触れた通り、南武線と横浜線では床下機器の配置が異なるため、同一路線へ転用することが難しいと考えられます。

こうした事情から、南武線と横浜線からの車両の捻出は難しいと考えられます。

埼京線

さ~いきょ~せんで~♪そ~そ~り~た~つ~♪

これも予備車の数が足りないという理由もあるのですが、もうひとつ考えられるのが「そもそもしばらくE233系を使い倒すだろうことが予想できるから」。

画像提供:鉄道ファンの待合室

先日新津より甲種輸送されたりんかい線向けの新型車両、71-000系ですが。

車体はE235系を準拠としながらも、前面と床下機器などについてはE233系をベースに設計が行われています。おそらく目的としては乗務員の訓練期間の短縮や取扱マニュアルの同一化などが理由にあると思います。

そんな71-000系の甲種輸送の様子は鉄道ファンの待合室様より提供いただいていますので良ければご覧ください。

【大崎へ甲種輸送】東京臨海高速鉄道りんかい線71-000形が落成
東京臨海高速鉄道は開業時から使用している70-000形の後継として、新型の71-000形を投入することを明らかにしていました。 最初の1編成目となるZ11編成が総合車両製作所(J-TREC)新津事業所を出場し、甲種輸送にて大崎駅までの輸送が

そしてもう一方の直通先である相鉄からの車両も、先頭形状こそ違えど機器類についてはE233系準拠とした床下機器の配置となっています。

車両や機器の統一化をすることで、万が一の車両故障にも柔軟に対応することができること、外観での差異こそあれど車内機器配置の統一化により、乗務員のスムーズな移行が行えるようになるメリットもあります。

まぁあとは近い将来行われる「羽田空港アクセス線」での増運用にも対応せねばなりません。そういった面で言うと、あんまり現実的ではないのかなとも思います。

となると、2017年から実に7年かけてようやっと仕様の統一化が完了したのにわざわざ新車を入れるメリットって…?


というわけで、これが転用の可能性が限りなくゼロに近い路線になります。

さて、ここから本格的に転用先となる可能性のある路線について考察していきます。

路線実情から転用先となる路線を考えよう

というわけで、残りの路線がどのように動いていくのかについて少し考えてみようと思います。

京浜東北線

もともとE235系を投入する計画だったものが、急遽変更になったという風な話を以前にしたと思いますが、配置数は82本あるものの、運用数は75本とそこそこ余裕があります。

予備車は現状7本、つまり多くて6本、少なくとも5本分をねん出することができるのです。というわけで、ブログメンバーたちからもこの路線から転用される可能性が高いと話していました。

ただ、ここで覚えておかなくてはいけないのが、置き換えるべき209系の編成数は「6両編成が14本」、「4両編成が48本」も存在していること

6本だけねん出して6両編成を編み出しても8本も209系が残ることになります。

となると「新しい顔よ!」と言わんばかりに余ったモハユニット+新製した先頭車両で6両編成をもう3本錬成することができますが、そうなると今度は「故障に強い電車」という当初の目的のうち、パンタグラフの二重化を達成することができません。万が一を考えても、パンタグラフはダブルパンタを採用したほうが理にかなっています。そして何よりそれで5編成6両編成が残ることになります。

予備車が多そうに見える京浜東北線で持っても、房総地区に蔓延る209系を一掃することはできないのです。

中央快速線

「グリーン車が組み込まれたばっかりなのに?」と思う方も多いと思いますが、これにもしっかりとした理由があります。

グリーン車組成を行った編成のうち、分割併合可能なH編成ですが、かつては八高・五日市・奥多摩方面へと分割併合運用が多くあったのですが、現在ではその本領が発揮できるのは富士急行線直通の4運用のみ、それなのに対してH編成は16本も存在しています。最低でも5本いれば十分運用は賄えます。というかそもそも富士急行線直通を高尾で系統分離して211系やその後継車両に投げることも十分にできます。

となると、新型車両を導入してそれによってH編成を置き換えるという可能性もなきにしもあらずです。

まぁそうなるとわざわざE233系で仕様を揃えた理由もなくなるのでこれはあまり現実的ではないと思います。

ただ「可能性として一応あるよ」ということだけ書いておこうと思います。

東海道線

東海道線向けのE233系の転用説。実は私的にはこの路線から転用する可能性を探っていますが、これにもしっかりとした根拠があります。

併結相手であるE231系、2000年にデビューしたのが当車両です。湘南新宿ラインでの南北直通を視野に設計し、東海道・東北線の両系統を直通する運用にも容易につけるように設計されていたのですが、デビューから22年を数え、そろそろ置き換え車両に関する足音が聞こえているように感じます。

E217系の場合は、1994年デビューの2020年置き換え開始。つまりデビューから26年経過の時点で新型車両への置き換えがはじまります。このことから考えると、東海道線向けE231系の置き換え開始は2026年と予想することができます。ただ、ここでE217系には存在しなかった困った点があらわになります。

それが、「E231系と共通運用を組むE233系の存在」。2014年より開始されたE231系とE233系の共通運用。これによりダイヤ乱れ時の遅延回復のしやすさや、運用の柔軟性を持たせることが容易になりました。一方でこのE231系を置き換えるだろうE235系、またはその後継となる車両の情報伝達機器は、E233系と互換性がないため、日常連結を前提としない設計になっています。

つまり、E231系が上野東京ライン系統から撤退した段階で、同一運用を担うE233系にも何かしらの動きが出てくるものと思います。

耐寒耐雪機能の無かったE217系はそのまま廃車になってしまったものの、E231系は211系への置き換えに使用されるという噂も立っています。

さて、そんな209系を置き換える可能性のあるE233系3000番台ですが、本数自体には余裕があります。

先述したように、置き換えに必要な209系は「6両編成が14本」と「4両編成が48本」の合計62本存在しています。

一方のE233系3000番台は、10両基本編成は国府津車17本、小山車16本の合計33本。付属5両は国府津車21本、小山車18本の合計39本。基本と付属合わせて72本もの本数が在籍しています。

ただ、ここで問題になるのが「トイレの配置」。基本編成のうちE-01編成と02編成は1号車と5号車と10号車。それ以外の基本編成は追加で6号車にもトイレが設置されています。対して付属編成は11号車のみ。

要するに、出所が付属編成の車両と基本編成の車両とでトイレの位置に相違が発生するのです。

現在の編成表

まず現在の編成表がこんな感じ。

号車1(11)2(12)3(13)4(14)5(15)678910
E-01.02クハE232モハE232モハE233サロE232サロE233モハE232モハE233モハE232モハE233クハE233
W.C.(車) A< A🍀🍀 W.C. B< B > C< CW.C.(車)
基本編成クハE232モハE232モハE233サロE232サロE233モハE232モハE233モハE232モハE233クハE233
W.C.(車) A< A🍀🍀 W.C.W.C.< D > C< CW.C.(車)
付属編成クハE232モハE232モハE233サハE233クハE233
W.C.(車)  B< B >

A,B,C,Dはそれぞれモーターのユニットの識別記号として使用しています。接客設備については、絵文字または太字で記載しています。🍀は言わずもがなグリーン車。W.C.はトイレ、(車)は車いす対応です。

房総地区向け組み換え後の編成表(予想)

ではこれを分解してそれぞれを6両編成と4両編成に組成してみましょう。

号車123456
E-01.02 付属編成クハE232モハE232モハE233モハE232モハE233クハE233
(6両化)W.C.(車) A< A  B< B >W.C.(車)
基本編成クハE232モハE232モハE233モハE232モハE233クハE233
(6両化)W.C.(車) A< AW.C.< D >W.C.(車)
付属編成クハE232モハE232モハE233クハE233
(4両化)W.C.(車)  B< B >
基本編成クハE232モハE232モハE233クハE232
(4両化)W.C.(車)W.C.< D >W.C.(車)

このような感じになります。

6両編成は両先頭車にトイレと、中間4号車にも着くと思われる編成もあったりします。

そして4両編成ですが、基本編成を種車にするとトイレが4両中3両とかいうバカげた編成になります。

この辺ももう少し掘り下げてみたいですが、そうなるとあと1か月近く執筆にかかりそうなのでこの辺は人気だったら次回に回します。

京葉線

ご存じ京葉線ですが、この路線の転用となるとひと癖もふた癖も考えた運用を組まなくてはいけません。

というのもこれ、「転属を一切考えない」置き換えとなる可能性が高いのです。

というのも、京葉線車両を使用した早朝深夜に行われる千葉駅への乗り入れ運用。いわゆる「アルバイト運用」が行われているわけですが、この運用を日中時間帯にも拡大できるのではないか、と考えました

先述した日本海新聞の記事では「余剰になった一部のE233系を改造して房総地区に投入」と書いてありますが、要するに「一部のE233系」に対して改造を施すのであって、そのまま投入を行う可能性もあるという文言のように感じます。

、京葉線といえば今年春の大減便が記憶に残っている方も多いと思いますが、そのダイヤ改正でこれまで3運用あった京葉線の分割併合運用が2運用に削減されたのですが、実は日中は両運用ともに京葉車両センターでお休み、その前後の運用でも10両固定編成で代走可能です。言葉にするのは難しいので、要するにこういうことです

83運用85運用
早朝~朝ラッシュ京葉線内10両固定なるかつ
昼間京葉車両センターでおやすみ京葉車両センターでおやすみ
夕方ラッシュ~深夜なるかつ京葉線内10両固定

つまりこれが何を意味するのかというと、「分割編成は1本あれば運用は回せる」ということ。

こうした運用系については、以前のT71編成転属考察で解説していますので、良ければそちらもご覧ください。

で、その際に考えたのが「京葉線向けE233系をワンマン化して東金線で都市型ワンマンを始める」というもの。そのため、現在武蔵小金井に留置中のH49編成については京葉線に転属して、この都市型ワンマンなどに関する動きに足並みをそろえるのではと考えています。

今回、「E233系での置き換え」が報道されたことも、機器類や運転取り扱いの共通化を図れるために、この説を大きく裏付ける証拠になりうるかもしれません。

6両編成での外房・内房線、4両編成での東金線。これらを京葉車両センターの余っている3編成と、転属すると予想しているH49編成とを使用して運用を回す可能性があります。

こうすることで、置き換えに必要な編成の数を減らしつつ効率よく各編成が運用に着けるようになると考えます。

終わりに

超突貫で作った(っていう割には7日かかってるけど…)記事はいかがでしたでしょうか。

とりあえず、今のところは上述した4路線のどこかから転用される可能性が高いと考えますが、もう少し踏み込んだ調査はここから長い時間をかけて、そして新しい情報などを踏まえて調べていこうと考えています。

今後も、FreedomTrainではE233系を含めた鉄道の「コア」な部分に迫るお話を繰り広げていきます。今回の房総運用への転用に関するお話も、動きがあればそれらをまとめたうえで今後どう動くかの考察をやっていきます。

今後とも、ゴハチさん。そしてFreedomTrainをどうぞよろしくお願いします。

あと、鉄道ファンとはいえまだまだこうしたコアな部分は素人なので、間違ってる点がありましたら遠慮なくコメント欄へどうぞ。もちろん「こう動くんじゃない?」という予想についても遠慮なく下のコメント欄へ!

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あ、みんなちゃんと209系には早い事乗り納め撮り納めしておくんだぞ。荒れる前にな

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ゴハチさん
ゴハチさん
転属劇考察したり絵を描いたり動画作ったりして生きている自由人583号です
RNの「五八三系」が正式呼称ですが、長ったらしいので「ゴハチさん」って呼んでね

コメント  ご意見やご感想等お気軽にどうぞ。

  1. あず より:

    当該記事、なぜか各地の地域紙から先に公開されたのが不思議だと話題になってましたが、数日後に本家本元の共同通信社から無料で全文公開されたのでリンク貼り替えていただきたいです
    https://nordot.app/1228614486233449228?c=39546741839462401

    1000番台と3000番台を混結していい感じにトイレ付き編成を組めないのかという素人考えに至りましたが、現実味は果たして。

    • ゴハチさん より:

      ありがとうございます!
      記事の方もすぐに替えさせていただきます。

      1000番台と3000番台の組み換えは、コンプレッサなどの床下機器を見た感じ、できないこともないと思います。
      ATCの撤去とATS-Pの設置に関しては課題になりそうですが、そうした面も含めて今後も調査を進めていきますので何卒。

      • 横山英雅 より:

        中央線快速線H編成は,いずれは,京浜東北線E233系と山手線E235系に置き換わって,H編成に連結されていたE233系サロを10両固定編成に組み込んで12両固定編成になると思われます。H編成は,付属編成にトイレ設備無しが,間違っていると思われます。
        トイレ非改造のT71編成が,グリーン車非連結ですので,今後の動向が気になります。
        りんかい線は,71000系導入が決定しましたが,告知前は,京浜東北線E233系と中央線T71編成をりんかい線に転用すると思っていました。中央線E233系T編成のトイレ車両は,サハでH編成は,モハですのでH編成は,トイレ車両が,中間車に設置されているのが、幕張区の209系が,置き換え用として転用したら、H編成のトイレ車両が,転用に一致していると思われます。
        山手線E231系10号車の4600番代が,E235系改造をせずに4両余剰車両を解体したのも失敗だったと思われます。中央線と青梅線のE233系との調整ができたと思われますが,コロナ禍等諸般の都合上で,いろんな調整で足並みを揃えにくかったと思われます。

  2. 関東快速 より:

    中央快速のを転用だと思います。
    トイレつけたのも転用を想定してたのではないでしょうか。
    中央快速にE235系入れてグリーン車はそのまま235系に組み込んで一般の平屋車を転用が濃厚と思います。
    中央線のE233系ももう20年近くなるのでそろそろ中央線もE235系に入れ替えて体質改善という所です。

    • ゴハチさん より:

      コメントありがとうございます。
      私もいくつかの仮説を立てて、その中で少し引っかかりがあると感じたのがこの中央快速線でした。
      これまでもT71編成の転用先を考察するという記事を書いていたので、そうした工事についても詳しく調べたりしていたのですが、どうも設置改造はH編成が優先的に進められていたように感じます。
      ここにきていくつかのピースが合わさったような感覚にもなりましたが、果たしてE233系とE235系を規模の大きいとは言いにくい豊田区に配属する理由はあるのか。そもそもJR東日本が製造費の高いE235系を入れられるのかなど。いくつか気になる点はありますから、今後も注意して動向を見守ろうと思います。

  3. 快速青い海 より:

    E233系の転属、転用改造を含め時間もかかりそうです

    • ゴハチさん より:

      これまで走行していた環境と変わって、かなりローカルな場所を走ることになりそうですから、WIMAXアンテナは必須装備と成りそうですね
      今後、どのような改造がされるのかも少し気になりますね

  4. せつな より:

    各番台の仕様の違いは転属と同時に機器更新をして仕様を揃えれば問題ないと思います。
    まず、0番台10両1編成(T71編成)と1000番台の余剰4編成中2編成(残り2編成は羽田空港アクセス線用にする)を京葉線に転属し、5000番台の分割編成を代替します。(なるかずは廃止、ケヨ34も置き換え)
    その5000番台の分割編成4編成と0番台分割2編成(H49含む)とN36編成で6両7編成、4両6編成を確保します。
    また、山手線のE235系も10編成ほど余剰になっているため、そのうち8編成を京浜東北線(ただし鎌倉配置)に転属させ、玉突きで1000番台8編成を房総(厳密には2編成は京葉所属で京葉線の房総直通を拡大させる)に転属させます。房総に配置した1000番台10両6編成と先述の4両6編成を組み替えし、8両6編成と6両6編成を作り出します。そして、先述の6両7編成、10両2編成と合わせ、10両2編成(京葉所属)、8両6編成、6両13編成体制とし、209系4両17編成(外房線運用・内房線運用)、6両4編成(東金線運用)を置き換えます。
    8両はラッシュ時のみの運用とし、日中は6両のみの運用としてほとんどの列車でワンマン化します。また、8両の運用範囲は上総湊・大原以北とします。
    この案だと、1両も廃車を出さずに済み、輸送力もほぼ維持できます。
    (余談ですが、E233系3000番台は国府津か小山のどちらかのみの配置にし、E237系(仮)と運用を分けると思います。)
    ちなみに209系の6両や4両の残りはE131系を新製する可能性が最も高いですが、E233系3000番台の基本編成と付属編成の数を整えるために、付属編成の一部を転属して置き換える可能性や鶴見線に水素電車を投入し、E131系1000番台を転属させて置き換える可能性もあると思います。
    長文失礼しました。

    • ゴハチさん より:

      長文コメントありがとうございます。
      このタイミングで、E233系自身にもかなり大規模な組成変更が発生するものと私も考えています。
      ただ、中央快速線や京葉線向け車両と京浜東北線向けの車両とでは、床下機器にそこそこの差異がある(コンプレッサの位置など…)ため、編成別に合わせた大規模な改造をするのかや、識別用のラインカラーを配置(223系6000番代みたいなこと)するのか、この点についても今後何度かにわたって調べてまいります。

  5. 辻本 より:

    房総にE233系が転属したら、ワンマン運転改造

    • ゴハチさん より:

      地方にも都市型ワンマンの概念が広がりつつありますからね。
      閑散線区や時間帯については、都市型ワンマンを開始するとみて間違いないと思います

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