どうも、もりやです。突然なんですけど今年も来ましたね、コミケ。自分はかつてあったことのある方がサークル出店をされるということでその方に会いに、そして今年もエナドリ配布ということで去年は時間切れでもらい損ねたのでそのリベンジのために行かせていただいてます。
にしても今年もすごい熱狂ですね。今年も鉄道島は盛り上がりそうですね。
では、そんなコミケでひと話させていただきます。
コミケではたくさんの人がやってくる(C103(2023冬コミケ)では延べ入場者数10万人越え)ので輸送はどうなるんだろう
みたいな感じで気になったので記事にさせていただきます。ということで本日も対戦よろしくお願いします。
(作成時期がコミケ1日前なので若干不確定なものがありますが、そちらは去年のを参考に考察で書いています。)
1.コミケ輸送機関の各社の対応
東京都交通局
東京都交通局こと都営交通は様々な公共交通機関のジャンル(地下鉄、新交通、路面電車、バス)を保有しています。
この中のバス事業は山手線の内側から東京都区内東部の輸送を確立してきた過去があり、この場合後者が当てはまります。
今回は東京駅八重洲口から有明地区を結ぶ「東16」系統に直接結ぶ「臨時急行」が運転されます。
また、ほかに東京ビッグサイトを通るや*「急行05」系統(城東シャトル)や「都05-2」系統、「門19甲」系統*「急行06(深川シャトル)」系統が増便されます。なお、「直通03」系統の増便はありません。
*話せばとても長い話になりますが、簡単に言うと前者の急行05系統は城東シャトルという名前が定着されにくかったので副名称が公式表記から外されたのに対し(途中まで各駅停車、新木場まで錦18とすべて同じ停車駅なのが原因)後者の急行06系統は深川シャトルという名前が定着しやすい運転形態をしていたので副名称が残っています。
何かおかしいと思ったそこのあなた、この表記で正解なんです。
ゆりかもめ
東京臨海新交通臨海線と、なぜか似てる方の扱いが強いことで有名なゆりかもめでは増発を伴う臨時ダイヤで運転が行われます。本数的には日中15本/hから17本/hとなり、毎時2本の増発が行われます。
ゆりかもめ
臨時ダイヤのお知らせ
https://www.yurikamome.co.jp/company/news/e6e7e7fe3322078ba7143ac937802610_10.pdf
りんかい線
東京臨海高額鉄道ぼったくりんかい線は前回のC103と同様に増発の予定はございません。
りんかい線
8月11・12日にりんかい線をご利用されるお客さまへお知らせとお願い
りんかい線☆Information|お台場電車 りんかい線
2.なぜこんなに対応が違う?
では本題、なぜこの2路線は運転形態が違うんでしょうか。
その理由はいくつもあるので思いつく限りあげてみたいと思います。
①直通運転の有無その1
これは至ってシンプルで直通しているとしていないのとでダイヤの作成や修正に大きな時間がかかるものです。
こちらの有名な例として京急空港線です。具体的にはどのようなものか。そう、それは正月の箱根駅伝である。
箱根駅伝の際に支障となる蒲田第一踏切は京急さんの努力で極力ランナー通過時にかぶらないように年始ダイヤを作っているが、どうしても直通電車の管理は難しいのだという。
これと同様に今回の場合も難しく、JR東日本、ひいては相鉄や場合によっては東急、東京メトロや都営交通、東武に埼玉高速鉄道までがかかわってくる大改正が必須事項になってしまいます。それに比べてゆりかもめはどことも直通をしていない。すなわち、ダイヤ構築の最大のネックがないということになります。それにより、とても楽に臨時運転のダイヤ作成が可能になります。
②直通運転の有無その2
直通運転があるということはそこに線路使用料や車両使用料が発生します。
もちろん、鉄道としては当たり前のことですがそれと同時にこれがネックになります。
それは一体どういうことか。簡単に言うと他社の車両を使用する場合、「相手にお金を渡す」、ということになります。
もしもこれが大企業などのお金に余裕がある会社がやるとなるならばそんなに困ることはないですが、今回の場合りんかい線なわけです。会社の利益としてはかなり出しているけれども直通路線も予備車が少ない、もし違う路線の車両を利用してもりんかい線自体純利益は少ないで借りるにも借りれないわけです。
さらにややこしくなっていくのが遅延することです。
りんかい線の場合、これはもうKQクオリティーを超えるような難しさになります。難しすぎて自分自身どのように説明することが難しいというくらいです。
これがもしも…ですめばよかったですね。はい。もちろん、
当 た り 前 に 遅 延 は 起 き ま す ☆
なぜかは説明しなくても分かってくれると信じたいです。
ただし、ゆりかもめはどうでしょう。
ゆりかもめはまず直通がないのでこのようなことはまずまず存在しません。なので遅延のいざこざも、車両使用料のヤヤコシヤも関係なく、この問題もスルー出来ます。
③所属車両数の違い
増発、言い換えるとより多くの車両を使って運転するということ。
もしも仮に①の条件を線内完結の車両増加で解決したとしましょう。②より自社の車両を用意することになります。では、その車両はどこにあるのでしょうか。
りんかい線の保有している編成数は両手で数えられる程度しかありません。それに対してゆりかもめはりんかい線の数倍もの編成数を保有しています。ゆえに第2のネックになる車両数もこのような違いがあります。
例ですが、前者はあまりないですが(もちろん優秀な例として東上線がありますが)後者はかなりあります。その一つに浦和美園から市ヶ谷を結ぶ臨時列車があります。
毎年浦和スタジアムが使われるときにこのような臨時車両を出してどうにかしています。もちろんそれ以上は知りませんのでここでの話はカットさせていただきます。
まぁこのような違いでも運転方法が変わっていきます。
④そもそもの利用価値
もちろんこんなことは失礼なことだと思いますが(というか失礼ですが)ゆりかもめのほうがりんかい線のより使いやすいです。
というのもりんかい線の国際展示場駅よりもゆりかもめの東京ビックサイト駅のほうが近い上に都バスの各方面からの高頻度運転からどちらかというと使いづらさがあります。それゆえに副都心から東京や豊洲に出てゆりかもめや都バスに乗り換えるということが使いやすいと判断されているのではないかと、思います。
⑤競争相手の有無
これはかなりわかりやすいので簡単に説明します。
まずりんかい線の特徴で副都心からの輸送、に対してゆりかもめは都心側からの輸送です。これはどういうことなのか。これは競争相手が多いことを意味します。
まず都営の臨時急行をはじめとする都バス群。東京口と豊洲口の双方から高頻度運転を行い、特に東京口では都バスが優勢になっています。また、新橋からは東京BRTが運転しています。もちろん、これともゆりかもめは戦わないといけません。
一方でりんかい線は競争路線が新木場側の急行05系統のみとなっています。この路線は乗ってしまえば楽なのですが、運転間隔が20分から30分。また、新木場からは乗車がほぼ不可能なくらい混んでいるので実質戦いの価値がありません。なので戦う路線のないりんかい線はあまり増やさなくても問題はないということですね。
⑥車両のキャパ
もちろん、車両のキャパシティも考えなければなりません。
まず、りんかい線は20m10両編成で仮に乗車率が100%だとしても1300人は余裕で入ります。
一方でりんかい線は新交通システムの6両編成。乗車人員が1000人で乗車が不可能になるくらい多くなります。
こうなると丸の内線や銀座線のように質より量方式で汲み運べばいいということです。
3.まとめ
以上の理由からこのようなことからりんかい線とゆりかもめが臨時ダイヤに対しての反応が違うということです。
もちろん、これ以外にもあると思うのですがもう眠くて頭が回らないのでこれくらいにしておきます。
そのほか「こんな理由もあるんじゃないの?」や、感想などはぜひコメントしていただけると幸いです。次回の教育になります。
では、もう8/11の深夜1時半なので今日のために寝させていただこうと思います。
では今日もありがとうございました。またどこかで!
そして2日目に向かおうとしている方、ちゃんと熱中症対策を万全にして向かって楽しいコミケ生活を!
深夜の自分「はぁ、今日はエナドリの日か…サムネ写真を撮らないといけない大変だなぁ…でもまぁ面白いしヨシ!(指さし確認)」
追記:1日目にめちゃくちゃ写真を撮り忘れた
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