【京成京急HD⁉】京成と京急が車両と設備を共通化するらしい

皆様こんにちは。月波さんです。なんかすごいニュースが出てきましたね。まさか京成と京急がそんなことを始める可能性が出てくるなんて…

ではなぜそうなったのか?今回は今後どのように進んでいくのか?将来の一号線系統はどうなるのか?そんなことについて考察していくこととしましょう。

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なぜ急にこんな話が?

実はこの話、急に出てきたというわけではないのです。予兆としては一年ほど前から見られていたことなんです。

そしてこの話、とある別の地方の鉄道会社に起きた事例と似たようなことが起きているのです。

正直な話をすると、ここって素人が話すのは結構グレーというか…って感じのところなんですよね。最近経済をかじり始めた学生が話していることですので、間違いとかがあっても許していただけると…

っていう前置きを置いたのでなんとなくわかる方はいるかもしれませんが、これには投資や株などが深くかかわってくるんです。

「村上ファンド」ってご存じでしょうか?まぁ大きな投資会社みたいなものだと考えて頂いて…そこの会社が昨年度、京急電鉄の株の10%を保有したという話が入ってきました。ここ、いわゆる「物言う株主」なんですよ。言い方を悪く行ってしまうと指図されてしまう可能性があるっていうことなんですね。

ちなみにこの村上ファンドは京成電鉄の株も1%ほど所持しています。(京成電鉄の場合は別のも言う株主がいるため少し状況が違いますが…)

多分昔から多くの私鉄や株の状況などを見てきている人なら思い当たる節があるかもしれません。(とはいえ状況は違いますが…)

2006年。関西の二つの大手の鉄道会社が合併することとなりました。

阪急阪神です。この時も村上ファンドが大きくかかわってきているのですが、詳細については地震で調べてもらったほうが理解できるかな‥と思います。

要するに私が言いたいのはこれとある程度同じ道をたどっている。ということなんです。

ようするに、もう「物言う株主」の効力は始まっているということなのです。このままいけば京成と京急が合併するのでは…?というのは昨年11月から細々と話されていたことでした。

ただし、この話は「まさか」とほとんどが信ぴょう性のない話でした。ですがこんな話が出てきてしまいました。これで合併の話はだいぶ現実味を帯びてきてしまったわけなのです。

では、前置きが長くなりましたが、今後車両の統一が行われたら、どのようになっていくのかということを考えていきましょう。

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車両統一が行われたら?

では、今回の話題のメインである、車両の統一が行われたら実際どうなるのかについて考えていきましょう。

一般車両

まずは一般車両、今回の記事の場合は京急だと1000形、600形、1500形で京成だと3000形、3200形、3400形、3500形、3600形のことを指すものとします。

これらの車両が統一される可能性があるのか?ということについて考えてきましょう。

現状ですが、これらの車両は似たような特徴を持っています。(1号線直通規定があるので当たり前ですが)しかしそれは多くが機械面のものです。設備面での統一はほとんどされていません。

わかりやすい例は車端部でしょう。京急電鉄はここにボックスシートを設置することが多いのに対して、京成電鉄は他の会社の車両と同じようにロングシートを設置しています。先頭車もこれは同じです。ほかにもLCDの設置など、同一な面はほとんどありません。

製造会社も京急電鉄はかつての大東急傘下だったこともあり、かつての東急車両である総合車両製作所が多いのに対し、京成電鉄の多くの車両は日本車両で作られています。これが比較的車両搬入のしやすい総合車両製作所に統一されるという利点はありますよね。

利点としてはほかにも直通がめちゃくちゃ楽になりますよね。仕様が全く一緒になるんですから。今もほとんど同じでしょうけれども…

車両形式とかが統一される形になるんでしょうか。そうすると京急1000形になるのか?それとも京成3000形になるのか?一号線直通規格を満たしている車両ですのでどっちに統一されてもおかしくないような気はしますし…なんなら統一しない可能性だってありますからね。どうするのかは会社次第…

優等型車両

こちらはAE形、2100形を指すものとします。

この二つの車両でもかなり性格の違うものとなっているのですが、それが統一されたらどうなってしまうんだ…となってしまいますね。京急線でも最高時速160kmで駆け抜けられるようになるのかな?といった感じですよね。

京成電鉄公式プレスリリースより

ちなみに報道資料では新型特急車両を共同開発するとの話…これが次期2100形になるといわれると違和感な見た目にも納得ですよね。(68x系列もこのような見た目をしていたので160km運転自体は何も問題はないと思いますしね。)

ただ京急線の快特でこれを使って運用する…となると少し不安ですよね。いくら2100形が2ドア車両だとは言え、首都圏で多くの利用者がいる京急。プレスリリースを見る限り2ドアの片開きという多くの乗客を捌くのには一切向かない扉、これを快特や特急、急行につかせるには少し不安要素が多すぎる気がしますね。

そう考えるとこの車両はもしかして…(長くなりそうなので別項で話すことにしましょう。)

そうすると…考えられるのは2100形に相当する設備を持った2ドアまたは3ドアの一般車両の開発です。都営線内への乗り入れという不安要素はありますが、訪日外国人を迅速に成田~東京圏間でJRからシェアをさらに奪っていくためには設備面での改善も必要です。さすがに観光でロングシートの電車には乗りたくないでしょ…

いくらスカイライナーがあるとはいえ、一部の外国人はアクセス特急や本線特急で移動しているのも事実。とくにアクセス特急の設備拡充はとても重要でしょう。成田~羽田間を唯一直結する鉄道なのですから。ここで設備を強化したら利用者はさらに増えると考えられます。そのためにも二社が協力して開発するというのはとてもいい機会なのではないでしょうか?(京成にクロスシート車が来たら開運号以来でしょうか…?)

さて、次ページではその特急型の車両について考えていきましょう!

この記事を書いた人
月波 奏
月波さんです。
小説書きをしつつブログ書き。
SNS系統初心者です。

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