【解説】東武リバティってなんだ?

こんにちは。いのピーです。今回から私鉄特急の解説シリーズを始めていきたいと思います。このシリーズでは私鉄を走る特急を紹介していきます。

さて私鉄特急といえば皆さんは何を思い浮かべますか?
関東で言えばスペーシア,ロマンスカー,ラビュー…関西で言えばひのとり,しまかぜ,はるか…
日本全国で様々な私鉄特急が走っていて、最近ではいろいろな私鉄で特急に力を入れています
その中でも関東の屈指の特急大国、東武のリバティを紹介します

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1.概要

撮影者:いのピー

リバティとは主に東武鉄道の本線系統といわれる伊勢崎線や日光線、鬼怒川線など様々な路線で活躍している特急車両です。

またリバティは2018年はローレル賞を受賞していて、今注目されている車両です

次に詳しく書きますが、特徴として①分離できる。②ビジネス利用に最適③特徴的なデザインが挙げられます。

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2.運用

撮影者:いのピー

リバティは伊勢崎線や日光線、鬼怒川線など東武本線の主要路線を主に運用されています。

また、リバティは鬼怒川線から野岩鉄道の会津鬼怒川線・会津鉄道会津線に直通し、会津田島まで行くリバティ会津なども走っています。このリバティ会津は東武はもちろん、関東、さらに日本でも私鉄屈指の営業距離になっています。

次の特徴などにも書きますが、このリバティ会津やリバティけごんなどではリバティが下今市駅で切り離しすることもあります。

3.特徴

撮影者:いのピー

①切り離し

リバティの一つ目の特徴は切り離しができることです。切り離しはリバティ最大の特徴といってもいいぐらいです

リバティは先ほどいったようにリバティ会津やリバティけごんは浅草を出発し、そのまま下今市まで連結をし、6両編成のままいきます。

そしてこの下今市で6両編成を3号車と4号車の間で切り離して、片方はリバティ会津として、片方はリバティけごんとして、3両編成づつ進んでいきます

この下今市というのは東武日光線と東武鬼怒川線の分岐となっている駅で、ほかに切り離している駅で例えるなら新幹線でいうと盛岡駅や福島駅、それこそ私鉄特急のロマンスカーでいうと相模大野駅のような感じです

この切り離しができる唯一の特急がこのリバティです

②ビジネス利用に最適

撮影者:もりや。

二つ目の特徴は、ビジネス利用に最適なことです。リバティには、電源プラグや無料wifiがあり、通勤時や出張時などに移動しながら作業などが行えます

また他の電源プラグがある東武の特急はスペーシアXがありますが、こちらは登場から1年以上経った今なお人気の車両で、チケットが取れないことが多々あります

その点リバティは本数が多く、またスペーシアXより座席数が多いため、座席が取りやすいため、ビジネス利用で見ると優れているのかなと思います

またリバティには背面テーブルがあり、パソコンを開きながら作業もできます。

自分は実際にリバティに乗ったことがあるんですけど、その時背面テーブルでノートPC広げて、ちょうどよかったのでかなり使いやすい背面テーブルかなと思います

③斬新的なデザイン

撮影者:もりや。

リバティのデザインはかなり独特で、かなり特徴的です
このリバティの車体のデザインは個人的に近未来感を表しているのだと思っていて、この流線形は「近未来」、緑と青は「森と川」を表してると思ってます

実際のところは公式の特急紹介のページにも書いてなかったので、不明です。

しかし車内のデザインについては言及があったので、それをまとめると

リバティの車内は東京スカイツリーのイメージ色ともいえる「白」、雄大な大地と樹木の「木目」、天井はスカイツリーのそばにある隅田川や鬼怒川などをイメージしたやわらかい形状となっています
さらにひじ掛けに江戸の伝統色でもある「江戸紫」などを表しています。

となっていて、東武沿線の景色が社内のインテリアなどに適用されていることがわかります
なので個人的に考察したリバティの車体のデザインも同じとはいかずともこのような感じなのかなと思います

東武鉄道の特急車両はかなりこのような東武本線の沿線の景色や、日光・鬼怒川の景色を車内や車両のデザインに用いることが多く、今後紹介するかもしれないスペーシアXやスペーシアなどもこのような背景をもったデザインが多く用いられています

最後に

撮影者:もりや。

ここまでリバティについての特徴や運用について話していきましたが、いかがだったでしょうか
リバティのようなビジネス向けの車両はほかの小田急のEXEなどにもみられ、様々な私鉄で採用されています
またこのような私鉄の特急は鉄道会社ごとに雰囲気やデザインが全然違く、探せば探すほどとても面白いです
このような私鉄特急の考察はかなり楽しいので、ぜひやってみてください

参考文献・サイト・引用資料など

リバティについて|東武鉄道公式サイト

東武500系電車 – Wikipedia

写真提供(敬称略)
もりや。

この記事を書いた人

いのピー
いのピー
東武鉄道や東京メトロをよく使います
よろしくお願いします

コメント  ご意見やご感想等お気軽にどうぞ。

  1. 匿名 より:

    リバティ会津は会津若松まで行きません。もう少し調べていただけると幸いです。

  2. Miura Keiichi より:

    以前リバティ会津は浅草発4~6号車の浅草方に連結され、リバティけごんの切り離しに少し時間があったので下今市での買い物時間がありました。今はリバティ会津が前よりの1~3号車なので出発が早くなり買い物時間が減ったのが残念です。またコロナ前のようにワゴン販売復活してくれないかなぁ。

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