
どうも、千葉ニュータウンだいすき中沢です。
さて、京成グループの路線たちをいい感じに紹介していくその名も「京成系列路線図鑑」のコーナーが本日もやって参りました。第十一回「松戸線」を見たい方はこちらからどうぞ↓
今回は#Exと書いている通り「番外編」でございます。第九回と第十回で「北総線」「千葉ニュータウン鉄道線」について取り上げましたが、そこでこんな話が出たかと思います。
北総線は千葉ニュータウンのサブルートと言いましたが…メインルートはなんと千葉県が建設する予定でした。それこそが筆者自身も何度か取り上げている「北千葉線」でございます。
京成系列路線図鑑 #09「北総線」より引用
県営北千葉線の小室から先を住宅・都市整備公団が貰い、いわゆる「公団線」として開業させたのを公団の鉄道事業撤退と同時に京成が作った子会社が貰い受けた…というのが千葉ニュータウン鉄道の設立経緯です。
京成系列路線図鑑 #10「千葉ニュータウン鉄道線」より引用
はい。今回はその「県営北千葉線」についてご紹介します。京成グループでもなんでもないのは番外編なので許して欲しい。それでは今回もよろしくお願いします!
基本情報
路線名 | 北千葉線 |
所属 | 千葉県鉄道局 |
所有者 | – |
駅数 | 13駅 |
開業日 | – |
識別色 | (リーフグリーン?) |
長さ | |
路線記号 | (S?) |
北千葉線は、千葉ニュータウンと都心を結ぶためのメインルートとして千葉県が計画した「本八幡〜印旛日本医大」間の路線です。そのうち小室〜印旛日本医大は宅地開発公団→住宅・都市整備公団に譲渡され、無事開業を果たし北総との直通運転という形で千葉ニュータウンと都心を結びました。
主要駅
S-21「本八幡」

市川の大都会。個人の感想ですが、市川駅より栄えています。元々は県が作る予定だったらしく、ホームにはまだ掘れそうなトンネルが鎮座しています。
S-22「東菅野」

農協があります。北千葉線予定地の中では比較的栄えています。
S-??「南大野」

北千葉線を三セクで復活させようとした時に新たに出てきた駅。武蔵野線との接続値になる予定で、今も武蔵野線の駅として計画が残っています。
S-23「柏井」

意外と何もないです。霊園と野球場があるらしいですが、はい。あと予定地近くにローソンがあります。
S-24「中沢」

鎌ヶ谷スタジアムの最寄りになるはずだった駅。梨農園がいっぱいあります。なお、鎌スタから某球団が撤退するらしく今後は危うそう。
S-25「新鎌ヶ谷」

鎌ヶ谷市の特大ターミナル駅。なんと、北千葉線用地は現在複合施設の建設に使われています。ちゃんと活用されて嬉しい反面、なんだか複雑な気持ちでもある。
ここから先は第九回「北総線」第十回「千葉ニュータウン鉄道線」をご参照ください…
もし北千葉線ができていたら
もし北千葉線が本当にできていたら、一体どうなっていたでしょうか。多摩ニュータウンと千葉ニュータウンがひとつの線路で結ばれ、千葉ニュータウンも今より栄えていたかもしれません。特に市川市の縦方向の移動はだいぶ楽になっていたかも…
そんな世界線を、プラレールで実現させちゃいました。
なお、元凶(言い出しっぺ)は筆者です。是非ご覧あれ。
結論
結論:名前だけでも覚えて帰ってください
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