
どうも、千葉寺民の中沢です。
新京成、とうとう今月末でなくなっちゃいますね…筆者、千葉寺民と言いつつ利用した回数は京成千葉・千葉中央の方が多いため、新京成の車両との接点はそこそこあったりします。言うて1年前に引っ越してきたばかりなんですけどね(笑)
ということで、今回は「千葉寺歴1年」の筆者・中沢と新京成線の思い出を書き連ねていくという内容です。いつもみたいな解説系やレポート系の話ではありませんが、たまには思い出話でも…
2023年12月:ピンク色の”車両”に触れた日
2023年12月9日。この日は、友人と会うために京成津田沼駅を訪れていました。

すると、たくさんのピンク色の電車たちが行ったり来たり!赤と青ばかりの京成電車の中で、ピンク色の新京成電車たちはとても映えて見えたものです。




この時は見ただけで、乗車には至りませんでした。ですが、その次の日…12月10日、乗車の機会が訪れたのです!!

千葉中央から京成千葉まで。
…はい。言い訳をさせてください。この日はお友達に千葉モノレールを連れ回されており、葭川公園から千葉中央まで徒歩→京成千葉まで乗車→JR千葉から目的地へ…という旅程となっておりました。そのため、新京成車の初乗車が一駅間のみとなってしまったわけでございます。




これが筆者の新京成(の電車)初乗車でした。本当に一駅だけですが、このピンク色と白色の可愛らしい電車が同じくパステルカラーと白色の組み合わせをした地下鉄の利用者であった筆者の印象に残ったのは言うまでもなく…
2024年3月:ピンク色の”路線”に触れた日
あれから時は流れ、2024年3月22日。谷田の為だけにわざわざ3泊4日の関東遠征を計画し、この日は最終日の予定でした。
ですが、最後に楽しもうと知人とのカラオケを決行した結果…何をどうやっても飛行機に間に合わない事が判明してしまいました(!?)非常におバカですね。勿論ですが宿も22日の朝までしか取っておりません。


ということで、津田沼のネカフェへ泊まる為に新京成線初乗車です(!?)

今はもう見られない(らしい)、社紋つきの車番プレートです。たまたま撮っててよかった。

松戸市のご当地VTuberなんているんですね…面白い。

ということで新津田沼に到着。

ブレッブレで申し訳ないですが、ここの「新京成電鉄」の表記もきれいさっぱりとられちゃったみたいです。うせやろ。これを撮った時には無くなるとすら思ってなかった物が貴重な資料になっており、顔ない。


初ネカフェでひとやすみ。急に旅程が伸びちゃうのも悪くないもんですね。
…そして少し進んで3月29日。この日は朝早くの飛行機で帰る予定で、わざわざ第2ターミナルで寝泊まりしていました。が、新千歳空港の天候が悪くあいにく欠航。ヤケクソで北総ウォーク(約9km)を歩き、北総グルメラリーの名目でマックを食べていました。

ということで新鎌ヶ谷からこんばんは。






あれもこれも全部なくなっちゃったみたいで。未だに信じられません。

さて今回は松戸へと向かいます!振り替えた飛行機が遅めの時間帯なので、わざわざ空港に停泊しなくても余裕があるわけです。

この新京成独自のドアステッカーも今はパンダになっちゃったので、もう見ることはできません。というかこのキャラクター自体が今月いっぱいで卒業…ああ、悲しいかな。


無事に松戸へ到着。って、なんで常磐線ホームの方撮ってんねん()

また怪しい物を調べ、眠りにつくのでした…

おはようございます。
この新京成線のりばってやつもなくなっちゃったらしい。何もかもなくなるやん。

千葉中央行ですか…千葉直通便、いいですね。

ちなみに言うと車体の新京成マークも今はありません。悲しいね。
さて、ここからは成田空港に向かい家路へとつくので…しばらく新京成とはお別れですね。さらばだ。
2024年4月:京成千葉ユーザーへ

よう、数日ぶりだな。
いやね、俺も3月30日に帰ってその後4月3日にここに越して来る事になるとは思ってなかったんですよ。仕方ないじゃないですか。突然決まったことなんです。ちなみに越してきて最初の新京成電車への乗車は4月5日の出来事です。ピンクでんしゃやったー!

津田沼でパシャリ。奇しくも第5編成同士の並びですね。80000形、うさぎみたいでかわいい。ぴょんぴょん。


これは4月7日、松戸に用があって訪れた際の写真。この番線案内ももうなくなってるとか?

最近松戸行ってないからわからないのですが、これももう取られちゃったかな?

これももうないみたい。あいにく新京成の車庫イベントには行く機会がなく、筆者が生で見られた”くぬぎ山のたぬき”はこの自販機たぬきだけでした…

これは4月9日の写真。スマホなので画質悪いですが…実は筆者が新京成の中で一番好きな電車が80000形とこの8900形なんです。本当は整体院のお兄さんがドア横に貼られてた8938編成が面白くて好きだったけど(笑)


こちらは4月18日の写真。カメラで撮ってみました…が、広角レンズではなく望遠レンズをつけてしまいあいにく先頭車しか画角に入りませんでした(笑)まあ綺麗に撮れてるのでヨシ!

京成車の中でもトップレベルに好きな編成とスナップ風にパシャリ。見えにくいけど、80000形の車番も実は映ってますね。
2024年6月:今は亡きヨーカドー

6月7日、松戸に用があり津田沼から乗換。この写真に映っているヨーカドーも、新京成電鉄の文字も、もうありません。さっきのブレブレ写真よりは鮮明に撮れててよかった。

ホームにある訳じゃないけど、ここの自販機もなくなっちゃったのかな?

今は亡きイトーヨーカドー…

改札口とかよう撮ってたな。当時の俺、ナイス。

くぬぎ山行のうさぎ。かわいいね。

ブルーベリー狩りとかやってたな。松戸線になってもこういう取り組みは続けて欲しいところ…

北初富で撮り鉄もどき。(やはりスマホなので画質はお察し)

これですこれ!!中村光太郎でんしゃ!!!!
8900形の8938編成、こいつは整体院の広告ラッピング車両です。このドア横にいるドヤ顔のお兄さんが中村光太郎という方で、整体院のプロデューサー?なのかな?らしい。とにかく主張が強くて、おもしろくて好きな編成でした(笑)

これは7月6日の写真ですが、7月の新京成が1枚しかなかったので6月の枠に入れちゃいます。カメラで撮ったのですが、元の写真が暗かったからか加工してもノイズが乗ってしまいました…(泣)写真って難しいですね…
2024年8月:マルーンとの遭遇

8月2日、京成津田沼です。今から千葉中央へ帰るところです。…あれ?

これは!?ピンクじゃない!!古い新京成が何故この時代に!?
…はい。復刻塗装ですね。あいにく千葉中央到着後の写真しかありませんでしたが、そこはお許しください…
それはそうとして、筆者はピンク色で新京成を知ったくらいには新参者。マルーン色の新京成は画像でしか見たことがありませんでした。まさかそれをこの時代に生で見れるなんて思わんやん。まあ当時を知る方からしたら幕がフルカラーLEDだったり前照灯がLEDだったりするのが「正しくない」と思うのでしょうが、筆者はそういうのよくわからないので気にしません。むしろ色戻してくれただけでありがとうの気持ち。
2024年9月:モリシア鉄道フェス

窓からひょっこり中村光太郎。
ということで9月1日、新津田沼へ。今回のお目当てはモリシアの鉄道フェスです。そういや、モリシアも今月で閉店みたいで。悲しい…

スタンプを集めると粗品がもらえるという楽しいラリーです。筆者ももらいました。

ちなみに鉄道フェスでのお目当てがコチラ、北総鉄道の仮駅名ガチャです。お友達がくれたりして全て揃えられました。ありがとう。

そして、この時にヨーカドーに寄せ書きを遺してきました…

これも取っ払われてしまった…悲しいかな…

日付は結構進んで9月30日。北総カレンダーを買いに幕張本郷へ行った日です。

格付けかな。

しれっと新京成ロゴつき、この時は想定していませんでしたが今や貴重なスナップになりました。
2024年12月:特別なでんしゃたち


日付は3ヶ月以上飛んで12月15日、京成千葉にて。たまたま対向にマイメモリーズがきて、装飾だけでも記録しておきたい!とカメラアプリを起動。この3車の並び、いいですね。

そしてマルーンもいました。落ち着いた印象でかっこいい。
あいにく、12月はこれしかなく…忙しくなったり、松戸や津田沼などへの用がなくなるにつれ、新京成の使用頻度は減ってしまいました。
2025年1月:バスもお別れが近いよ

忘れがちですが、電車だけでなくバスもお別れが近いです。1月1日、元日のこの日に筆者は最初で最後の船橋新京成バスへの乗車を決めました。


ピンク色のバス、小さい車体も相まって可愛らしく…今でも印象に残っています。

そして津田沼では復刻塗装の8800形に遭遇。この時間帯はもう千葉直通は行っていませんが、このタイプの塗装で5番線にいるのはとても正しいです…(赤みのあるマルーン色と刻まれた横帯は、千葉直通が可能な車両である事を示します。そのため、千葉方面に線路が伸びている5番線にこの車両が停車しているのは歴史的観点から見て正しいわけです)
2025年2月:新京成黎明期

日付は2月7日。こちらは千葉フリーパスという、千葉県内のJR線全線と大抵の私鉄がこの切符一枚で利用可能の素晴らしいフリーパスです。

まず見つけたのは8800形の復刻塗装その2。1月に見かけたものとは違い、茶色の帯が1本だけ入っています。これは千葉直通をしない車両の塗装でした…が、復刻版では千葉直通をする車両にこの塗装が施されています。なんでやねん。
他にも新鎌ヶ谷へ向かうためにたくさん新京成を利用した…のですが、なんと写真がありませんでした。1枚も。本当に、愚か。どうして最後かもしれないのに新京成をたくさん記録しなかったんですか俺は…

…気を取り直して2月22日。京成の新車がデビューするのでなけなしの金をはたいて京成千葉へ。逆光すごいですが許してください。

既に駅名標の柱が青くなっています。少し色が違う部分にはもしかして「Keisei」のロゴが…?
2025年3月:お別れの時が迫る
さて、ここまで筆者と新京成の思い出を振り返ってきましたが…とうとう、新京成とのお別れが現実味を帯びてきてしまいました。もう目を逸らすこともできません。最後まで見守るしか、できません…

これは幕張本郷に掲示されていたイラストです。2つのN800形に「新京成」の駅名標、左側がピンク色で「過去」右側が青色/京成色で「未来」…そう、新京成は決して後ろ向きな理由でなくなる訳ではありません。これは、あくまでも未来への第一歩なのです。

「Hello!Matsudo Line」直訳すると「こんにちは!松戸線」…そう、新京成とは確かにさよならかもしれませんが、名前を変えてまた「こんにちは」してくれます。確かに名前は変わってしまいますが、新京成線及び松戸線は確かにずっとそこにいるのです。
…こんなことを書き連ねていますが、筆者もやはり悲しいものは悲しいです。でも、千原線だって元はと言えば千葉急行線。後から京成の仲間に入れてもらった側です。そう考えると、千原線の仲間が増えるみたいで少しワクワクしてくるんです。松戸線になったらちはら台まで元新京成車がやってくるのかな、ちはら台から松戸行の電車が出たりするのかな、とか。
悲しみは新京成に置いて行って、前向きな気持ちで松戸線を受け入れてみませんか?
2025年4月→こんにちは、松戸線!
思い出がたくさん(?)あった新京成線。でも、これからも松戸線との思い出は続いていくことでしょう。
今までありがとう!そして、これからもよろしくね!
この記事を書いた人

- 札幌生まれ札幌育ち千葉在住、本八幡から先の未成線と白井市の未成駅を愛している思想が千葉北部に偏ったオタクです。最近は市川市柏井町に魂を取られかけています。
最近の投稿
- 2025年3月28日関東甲信越【今までありがとう】新京成と千原線民の思い出、そして感謝
- 2025年3月20日関東甲信越丁度1年前、幻の駅「谷田」に初めて電車が停まった日
- 2025年2月10日関東甲信越【北千葉線起工50周年】未成線の駅に行ってきたレポ
- 2024年12月11日関東甲信越本八幡のカベの向こう〜県営北千葉線とその周辺について〜
コメント ご意見やご感想等お気軽にどうぞ。
京成松戸線ホームドア設置とワンマン運転実施する