
みなさんこんにちは、ホームドアです。湿度が高いし暑いしでもうくたばりそうですが皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、昨日5月15日にJR東日本より「2026年 夏の臨時列車の運転について」と題したリリースが発表されました。本記事では早速その中身をみていきましょう!
首都圏発着の臨時列車
新幹線
まずは長距離輸送の雄である新幹線から。7月1日〜9月30日の92日間に計3,706本が運転されます。
東北地方では「青森ねぶた祭」や「秋田竿燈まつり」をはじめとした夏祭りが多数開催され、東京8時台発のはやぶさ71号をはじめとした多くの臨時列車が運転されます。また昨今は恒例となった宇都宮に停車する「はやて385号」も7月に運転されるなど例年と同様、繁忙期の多客輸送に徹底対応した構成となっています。
また、上越・北陸系統も長岡まつり大花火大会に向けた上野始発の「とき」や敦賀駅でサンダーバードに接続する「はくたか」が運転されます。
在来線特急
続いて今回の目玉である在来線特急へ。
中央本線夜行からは2024年から新宿→白馬で運転されている「アルプス」のほか、今夏は新宿→長野を結ぶ「ナイトエクスプレス信州」が初設定となりました。終着長野には5時40分に到着し、長野では始発の北陸新幹線下りはくたか591号に乗り継げるようになっており富山・金沢など7時台の到達が可能となります。使用車両は従来と同様E257系9両編成が充当されており、これまで通りE257系2000代が充当された場合は2024年10月以来の長野乗り入れとなります。
時を遡れば昭和50年代、新宿駅を23時55分に発車する中央本線441Mという普通列車が存在しました。441Mは今回設定されるナイトエクスプレス信州号と同一のルートである中央本線・篠ノ井線を経由し長野へと向かう長距離夜行普通列車であり、行楽シーズンにはスキーヤーやハイカーで賑わったことを彷彿とさせます。車両や形を大きく変え2020年代に復活したともいえる新宿発441M、従来のアルプス号も含めて注目です。

続いては房総方面。こちらも初設定となる大宮〜内房線館山を結ぶ臨時特急「なぎ」。8月1日に運転され、使用車両はE257系5両編成となっています。高崎線特急「草津・四万」などに使用されるE257系5500代が使用されるのか、あるいは房総特急に使用されるE257系500代のどちらが充当されるか注目です。
対房総半島輸送は東京湾アクアラインの開通により自動車の割合が増加していましたが、海水浴シーズンをはじめとした繁忙期では渋滞がなく定時性が保証されるという強みを持った鉄道が優位に立つこともあり、毎週末運転される新宿〜館山・安房鴨川の「新宿さざなみ」「新宿わかしお」、2022年より設定されている大宮〜外房線安房鴨川を結ぶ「マリンアロー外房」にならび今夏大宮発の内房線特急が初設定となりました。首都圏からも気軽に行ける海水浴スポットである内房、みなさんも「なぎ」に乗っていかがでしょうか。

また、同じくE257系が充当される千葉県方面への特急としては、佐原夏祭りにあわせて7月11・12日に運転される「あやめ85号」・12年に1度開催される「鹿島神宮式年大祭御船祭」にあわせた鹿島線直通臨時特急「あやめ93/94号」も設定されます。今夏もE257系をはじめとした波動用特急が大活躍することになるでしょう。
東海道線方面にも目を向けると、2025年10月・2026年1月に運転された御殿場線直通特急「Mt.Fuji御殿場(E257系5両編成)」、毎シーズン恒例の「サンライズ出雲91/92号」をはじめとした列車が運転されます。
以上に加え、今回初設定となった列車や普段運転されない系統の列車を中心に取り上げましたが、この他にも最繁忙期を中心に多数の特急列車が運転されます。
東北・甲信越エリア
東北地方
続いては東北地方。こちらも非常に多くの臨時列車が設定され目が離せません。
最初は羽越本線より。山形県庄内地方で行われる夏の観光キャンペーンにあわせ、五能線快速「リゾートしらかみ」で使用されるHB-E300系「橅」編成が秋田〜酒田で運転されます。上りは「リゾート庄内」・下りは「リゾート鳥海」として7月11日・12日に運転されます。東北地方でフレキシブルに運用されるHB-E300系ですが、「海里」編成以外が羽越本線へ乗り入れるのはレアケースですね。

また、これにならび「五能線90周年記念号」と題し、南東北エリアで主に使用されているHB-E300系「陽旅(ひなび)」編成と「SATONO」編成を連結した4両編成が秋田〜(五能線経由)〜青森で7月下旬に運転されます。このほかにも「陽旅」編成単体、「SATONO編成」単体の運用が多く、釜石線・山田線・大湊線・北上線・北上線・八戸線・磐越西線など東北地方の多数の路線で臨時列車として運転されます。
続いては快速列車「はやちね」「五葉」「そとやま」の3本を一挙紹介。はやちね号は盛岡〜(釜石線経由)〜釜石で運転され、1959年〜1986年に同区間で運転された急行(準急)列車の名称を流用しています。はやちねは釜石線初の優等列車として設定され、急行「陸中」、そして快速「はまゆり」へと受け継がれました。今改正より全車自由席の快速として生まれ変わった快速「はまゆり」。一方で改正前の「はまゆり」を味わえる快速「はやちね」は8月13日〜16日の運転です。
次に「五葉」「そとやま」。どちらも盛岡〜釜石を結んでいますが、経路が違うのが特徴。「五葉」・「そとやま2号(復路)」は盛岡〜(釜石線経由)〜釜石で運転されますが、「五葉2号(復路)」・「そとやま」は盛岡〜(山田線・三陸鉄道リアス線経由)〜釜石で運転されます。
これは1965年から1982年まで運転されていた同列車をモチーフにしており、当時は「盛岡駅→山田線(現:三陸鉄道線区間含む)→釜石駅→(釜石線・東北本線)→盛岡駅」のいわゆる外回りを「そとやま」、その逆回り(=内回り)が「五葉」と、非常に珍しい環状型の急行列車となっていました。今回も釜石で途切れているものの当時の経路を再現しており、風景や列車は大きく変わったものの当時の雰囲気を味わうことができます。使用車両は今改正で釜石線からは退いたキハ110系。「そとやま」は7月19日、「五葉」は7月20日の運転です。

このほかにもキハ110系は仙山線や左沢線、特急「あかべこ」で走行する磐越西線(電化区間)など通常時は運用されない線区でも臨時列車に充当され、今夏の東北でもフレキシブルに活躍します。
その他にも視点を広げると、毎年恒例の「SL・DLばんえつ物語」やキハ48形「びゅうコースター風っ子」の北上線・水郡線乗り入れなど非常に多数の臨時列車が運転されます。新型車両も続々と投入されつつある東北地方、今後の車両運用含め動きに注目です。
甲信越地方
最後に甲信越地方を。HB-E300系「リゾートビューふるさと」編成を使用した臨時列車が多数運転されます。大糸線からは「信濃大町駅110周年号」が、中央本線からは「辰野駅開業120周年号」がそれぞれ運転されるほか、こちらも毎シーズン恒例となる「ナイトビュー姨捨・ナイトビュー姨捨(更級の月)」が運転されます。
ほかにもキハ40形・キハ48形「のってたのしい列車」である「越乃Shu*Kura」が信越本線・上越線・羽越本線・妙高はねうまラインで運転されます。
甲信越地方は継続的に運転されている臨時列車が人気を得ており新規の設定は少数となりましたが、避暑地として人気の長野県をはじめとした甲信越地方の臨時列車も注目です。
まとめ
今夏の臨時列車をサクッとまとめてみました。個人的に最も衝撃的だった列車はナイトエクスプレス侵襲でしたが、その他にも非常に多数の臨時列車が新規/継続含め設定されており、今夏もかっこいい列車の観察が捗りそうです。
サムネイル画像:りょー
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ホームドアです。
記事執筆がんばります。
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