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今年度が最後!315系に置き換えられる静岡211系を見ていく。

こんばんは、鶴川です。夏の臨時列車がJR各社から発表されてもうそんな時期かーなんて思いながら記事書いています。それにしてもBeReal遅いな。
今年は特急「アルプス」の運行(急行アルプス→快速ムーンライト信州の復活)や185系が7月いっぱいで臨時運用が消えたなど、例年よりも話題が多い年となりました。

話は変わりまして、JR東海、静岡地区向けに新型車両「315系」が登場しました。報道陣向けに315系の情報も公開され、どんどん運行開始に向けて準備が進められています。だが、その裏では211系が引退するのも事実。
そこで、今回は315系に置き換えられ消える「静岡211系」と315系静岡車の特徴や今後の運用について少し話してみようと思います。それでは、よろしくお願いします!

※今回の記事は3ページあります。

静岡の211系はどんなものがいる?

静岡の211系には

  • 3両・身延線に乗り入れることができる「SS編成」
  • 3両・身延線に乗り入れることができない「LL編成」
  • 2両1M1T方式、機器は213系とほぼ同等の「GG編成」

の3種類が存在します。
それぞれ、基本的には東海道線静岡地区で爆走…もとい走行していますが、2両編成のGG編成は1往復ではありますが御殿場線沼津口の運用も行います。
それでは、各編成ごとに見ていきましょう!

①SS編成

静岡生え抜き編成と呼ばれるSS編成。身延線 沼久保駅以北の狭小トンネルに対応し乗り入れるためにパンタグラフ・屋根上を対応させたクモハ-5600番台を連結しています。とは言えども結局入線しなかったんですけどね。笑
クモハ-モハは落成当初から静岡に所属しましたが、クハは落成時に神領K0編成のトイレ無し車両と交換したため、クハのみ神領からの転属車両となります。
編成はこんな感じ。左から熱海方です。

こんな感じで違う生い立ちの車両がくっついて走っています。
三岐鉄道に譲渡された211系はこのSS編成。今後どうなるのか気になりますね👍

②LL編成

もともと大垣C10編成として活躍してましたが、313系5000番台(Y100編成)の投入により、静岡に転属させた編成です。
身延線乗り入れなどは考慮されていないため、身延線沼久保駅以北に乗り入れることはできません。
編成はこんな感じ。左から熱海方です。

ちなみに全車両がいわゆる2次車に当たるため、廃車が進んでいるグループです。
全部で20編成いたはずのこのグループも気が付いたら5編成以上廃車が進み、どんどん減っていく…。
私の知っている静岡はそろそろ消えるんだなと思いました。

③GG編成

個人的には一番好きなGG編成です。2両でとことこ走る姿がかわいい。
211系唯一の1M1T方式を採用しているグループであり、クモハは他の211系と機器が違うため「6000番台」に分類されます。
クハは今までと同じの為、5000番台の続番となっています。
編成はこんな感じ。2両だから図を作るの大変だった。

元々は混雑緩和のために3ドアオールロングの213系として製造される予定だったため、1M1T方式という213系と同等のものが使われていますが、結局3ドアじゃ211系じゃねーとなり、211系に分類されたという少し変わった性質をもった番台です。
そのため、機器等は飯田線で活躍する213系5000番台とほぼ同等。2両3ドア、トイレ無しの傷みにくいステンレス、なおかつ「身延線乗り入れ可能(=パンタグラフと屋根対応済み)」ということで中古車として欲しい中小私鉄は多いんじゃないんですかね?

次ページにて、現在の運用と315系の運用の方法が公開されましたので、併せて見ていきましょう!

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