
ご無沙汰してます。ふぺです。
日本一中心部からのアクセスが良いと言われている「福岡空港」ですが、キャリーケースなど多くの荷物で満員電車に乗るというのは非常に苦に感じる方も多いと思います。
しかし昨年デビューした新型車両の4000系には、大型の荷物を持ち込んだ方に便利な㊙︎スペースがあるのです。そこで今回は空港からの帰りに実際にその㊙︎スペースを利用していきたいと思います。
福岡空港駅から乗車

ここは地下鉄空港線の終着駅、福岡空港駅。当駅は駅名から分かる通り、福岡国内空港に直結しており、駅の改札口から到着口も近いため、空港到着⇨電車に乗車するスピードが非常に早いほか、当駅から約5分で九州の中心である博多・天神といったエリアに行くことができるのも魅力といえます。
とりあえずホームに到着したので、目的の列車が来るまでベンチで待機します。

19時37分ごろに1番線に入線したきたのは、4000系-No.26編成。空の玄関口である福岡空港をイメージしたスカイブルーを纏った車体が目を惹きます。
この列車は当駅で折り返し、19時44分発の姪浜行きとして姪浜まで行ったのちに入庫する運用となっています。

この列車が駅に到着した時点では、まだ隣の2番線ホームに先発の姪浜行きが待機していましたので、こちらの列車は比較的空いている状態となっていました。
4000系の超便利なスペースとは?
では本題に戻りまして…この4000系にある超便利スペースというのは6号車にあります。

4000系の6号車は、福岡空港(貝塚)側の先頭車で、大きい窓が特徴になっています。
この大きい窓からは、直通先であるJR筑肥線の沿線にある雄大な玄界灘を眺めることができ、外観のインパクトからこちらに目が行きがちですが、今回注目して頂きたいのは反対側の山側にある座席です。

4000系の座席は基本的に扉間6席となっていますが、この6号車の先頭寄りのみ両ドア寄りに2席という構造になっており、袖仕切りも違います。では空いたこの2席分のスペースは何に使うのでしょうか?

そう、このようにしてキャリーケースを置くためのスペースとして使うことができるのです‼︎
このスペースにキャリーケースを置くことで、通路を塞ぐ必要がなくなるほか、袖仕切りがキャリーケースの持ち手を持ちやすい構造になっているために持ち運びがしやすく、ブレーキ等で荷物が進行方向へ傾く際もキャリーケースを持って抑えることで周りの乗客の安全を配慮することができます。

さらに反対側は前述の大窓となっているため、JR筑肥線では雄大な車窓を眺めながら移動することができるのも魅力の一つです。
スペースを活用してラクラク移動
約7分の停車を経て19時44分に列車は福岡空港駅を発車。全体の乗車率は約6割といったところで、いずれも空港利用客と思われるキャリーケースを持った方々でしたが、このスペースを利用している人は自分1人しかいませんでした。

東比恵を出て次の博多駅に停車。当駅はJR鹿児島本線・福北ゆたか線・九州新幹線・地下鉄七隈線と乗り換えができる中心駅であり、空港駅発車から約5分で到着することができました。
当駅で空港駅から乗車してきた乗客はほぼ全て降り、入れ替わるようにサラリーマンや学生といった多くの乗客が乗り込み、最終的な乗車率は約8割まで上がりました。
藤崎で下車!

こうして段々と空いてくる列車に揺られつつ約20分、列車は早良区役所・早良警察署最寄りの藤崎駅に到着。
私は駅に併設されている藤崎バスターミナルにてバスに乗り換えるために当駅で降りましたが、空港駅からここまでストレスなく移動することができました。
この便利なスペースは知名度が低いのか利用している人はあまり少ないように感じますので、福岡空港を利用する人はぜひこのスペースを利用してみてはいかがでしょうか?

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