
ご無沙汰してます。ふぺです。
日本全国には様々な「日本一の駅」があります。この「日本一の駅」は1日の乗降客数が日本一の新宿駅、標高の高さが日本一の野辺山駅など様々な種類がありますが、今回は福岡県にある「日本一西にある地下鉄駅」こと橋本駅をご紹介していこうと思います。
橋本駅とは

橋本駅とは当駅から博多駅を結ぶ地下鉄七隈線の起点駅で、2005年の橋本〜天神南の開業に合わせて開業しました。所属する市区町村は福岡市西区であり、隣の次郎丸・賀茂が早良区所属なのに対して七隈線の駅の中では唯一の西区所属となっています。また当駅は車両基地が併設されており、七隈線の全ての列車は当駅を始終着としてる点も特徴となっています。
また当駅の1日の平均利用者数は4,284人(2023年度)となっており、開業当初が1000人台だったことを踏まえると開業当初より駅周辺がどれだけ発展してきた化学伺えます。

駅の構造は2面3線となっており、1・2番線が博多方面ホーム・3番線が降車専用ホームとなっています。また次郎丸方面に車両基地へ繋がる線路が分岐しているほか、反対方向には簡易的な引き上げ線が設置されています。
橋本駅周辺を見てみよう
では実際に駅周辺を見てみましょう。

ここは橋本駅2番出入口。ここは橋本駅で1番大きい出入口で、周辺にはロータリーや隣の商業施設への連絡通路に繋がるエレベーターや階段が設置されています。また付近の壁には「日本最西端の地下鉄駅」と描かれたポスターが設れています。
この橋本駅のシンボルマークは地下鉄空港・箱崎線の駅シンボルマークをデザインした西島伊三雄さんの息子である西島雅幸さんが手掛け、かつて橋本にあった寺社「紅葉八幡宮」と近隣の「飯盛山」を組み合わせたデザインとなっています。

また2番出入口周辺には無料の駐輪場が置かれています。この無料の駐輪場は福岡市地下鉄でも珍しく、隣の次郎丸や賀茂は有料なのに対しこちらは料金不要な上にスペースもかなり大きくなっています。
そしてこの駐輪場の上に見えるのが商業施設「木の葉モール橋本」に繋がる連絡通路です。

続いてこちらが駅前ロータリー。この駅前ロータリーは七隈線の博多延伸開業を控えて整備されたもので、かつて広大なスペースと駐輪場があった場所をリニューアルして設置されました。
この駅前ロータリーからはタクシーはもちろん、西鉄バスや近くの病院へ向かう送迎バスも多数発着しています。

また橋本駅の隣には外環状道路の真上に福岡都市高速道路が設置されており、七隈線はこの先室見川を渡って早良区に入りつつ、この都市高速道路に並行するような形で梅林まで進んでいきます。このほか橋本駅から次郎丸寄りに少し進むと七隈線の重要起点である橋本車両基地が見えるほか、反対方向に進むと福重・石丸・姪浜方面へと進むことができます。

続いて1番出入口。こちらは現在屋根付きの駐輪場の建設が進んでいます。
おわりに
いかがだったでしょうか?
意外と面白い橋本駅周辺、皆さんもぜひ地下鉄完乗ついでに降り立ってみてはいかがでしょうか…

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よく奇行に走ります
icon @Bashamichi_mm04
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