【想定外】4直、思ってたより壮大なダイヤ改正だった件

どうもどうも。スギです。先月はなかなか忙しく、記事が出せなかったのですが、今月は何とか出せそうです。そんな感じでネタを考えていたところ、京急線や都営浅草線、京成線などの直通ネットワークであるいわゆる「4直」のダイヤ改正が思ったより大規模だ、という話を耳にしまして、Twitterでいろいろ調べてみたのですが、確かに規模がデカい。ということで今回この記事を書くことにしました。早速内容に入っていきましょう。

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ダイヤ改正の概要

中沢さんの記事にだいたい書いてあるので見てください()

ざっとまとめると

京急

  • ウィングシートの時間帯拡大
  • イブニング・ウィング号の運行区間延長(一部列車を久里浜行きから三崎口行きに)
  • 平日朝の横浜方面行き急行の待避駅変更

都営

  • 平日の西馬込〜押上間の列車増発
  • 土休日の列車増発

京成

  • スカイライナーを1本増発。20分間隔の時間を拡大
  • 松戸線との直通列車増加

北総

  • 土休日夜間の区間列車増発
  • 平日朝の上り矢切行きを羽田空港行きに変更

芝山

  • 時刻変更

といった内容で、ここからは大きな変化は見受けられません。

しかし、12月1日に一部駅に貼り出された時刻表を見ると、かなり大きな変更が伺えるものになっていました!

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12月1日時点で判明したこと

最も大きな動きが見込まれるものが京急空港線方面です。

現在、印旛日本医大行きとして運転されている日中の特急の行き先が、成田空港に変更されています。

このことから、現在西馬込発着で運転されている京成本線の列車は羽田空港発着に変更。逆に、現在羽田空港発着で運転されている北総線の列車は西馬込発着に変更されると考えられます。

羽田空港〜成田空港間を京成本線経由で結ぶ列車が日中に設定されるのは、2002年または2004年のダイヤ改正以来と思われます。

また、土休日の夕方に羽田空港発芝山千代田行きの特急が設定されました。今までも羽田発芝山行きの列車は設定されていましたが、いずれも平日夜間、さらに京急線内はエアポート急行でした。

また、本線方面では4直界隈で信仰している人も多い(?)京急車の佐倉行きですが、三崎口始発のものに関しては消えていることも確認されました。

12/5、京成時刻表発売&京急全線時刻表公開

12月5日に、京成時刻表が発売されたほか、京急線の全線時刻表がHP上で公開されました。

この中で判明したことがいくつかあります。

京成線

まずは京成線です。本線系統に関しては、これまで西馬込~成田空港間で運行されていた日中時間帯の都営線直通の快速について、駅時刻表から推測されていた通りに多くが羽田空港発着に変更されました。成田空港~羽田空港間を日中に本線経由で直通する列車が設定されるのはかなり久々の事になりそうです。

本線快速にも動きがあり、平日、土休日ともに京成臼井を始終着とする快速が設定されました。以前から「8両始発乗車位置」の乗車位置ステッカーが貼付されるなど、怪しい動きは見せていたのですが、その答え合わせとなる形です。ある程度まとまった本数が設定されているようです。

快速関連でもう一つ、6連快速が増えました。平日の午後に京成臼井→上野→佐倉と、本線をだいたい一往復するダイヤです。運用番号はA31となります。

また、75Hとして京急車の成田行きが設定されました。京急線内品川までは特急、その先は快速として運行されます。

スカイアクセス線に関しては、あまりいい印象の改正とはなりませんでした。一部のアクセス特急根古谷信号場で交換するダイヤが設定されたとみられ、列車によっては成田空港~羽田空港間の所要時間が15分ほど伸びています。

押上線系統はスカイアクセス線車両の快速高砂行きが設定されたほか、改正前は京急線・浅草線南行では快特、浅草線北行、京成押上線内は普通として運行されている、青砥~羽田空港間を往復する「青砥シャトル」と呼ばれる運用に大きな変化がありました。改正後は、上下ともに全区間で快特・快速特急として運行されるようになり、運行区間も京成高砂まで伸びました。その兼ね合いで、北総車の快速特急が設定されるなど、趣味的にかなり面白いものとなっています。

京急線

京急線は、線内での大きな変化はあまり見受けられませんでしたが、直通先での行先、運行系統の変更による行先や種別の変更が多くなりました。

例えば、日中時間帯に多数運転されていた特急 印旛日本医大行きは行先が変更となり、京成本線経由の特急成田空港行きになったほか、夕方時間帯には変則的な行先も多くみられ、土休日の16時台には、羽田空港始発の特急 芝山千代田行きが設定されるなど、改正前には見られなかった種別・行先の組み合わせが発生しています。※1

また、北総車が多く使用されていた羽田空港~印旛日本医大間の特急が京成本線経由の成田空港発着に変更され、代替として北総線からの列車が西馬込発着になってしまったため、京急線に乗り入れる北総車の運用は激減することになりました。特に土休日は羽田空港を9時台前半に発車する列車から、20時台前半に泉岳寺を出る列車まで、10時間ほど北総車が見られないことになります。

※1:京成線内では今までも設定がありましたが、京急線内は設定がありませんでした。

都営浅草線

京成線、京急線の項で述べたこととか重なる部分が多いです() 強いていうのであれば、北総車が日中時間帯に西馬込に乗り入れるようになりました。京成車と交換になるような形です。他にも、西馬込~押上間の浅草線完結列車が増発されたようで、こちらにも一部で北総車が使用されています。

北総線

羽田空港発着の普通列車が、ほとんど西馬込発着になってしまいました。終わり。(もっと書け)

まとめ

さて、だらだらと書いてきてしまいました。正直読み辛いと思います。作者もそう思っていますが修正する暇がないのでご容赦ください。

要点だけ簡潔にまとめれば

  • 日中パターンの運行系統が大きく変更
  • 京成線では羽田空港行きが大増発
  • 一方で北総線は大多数が西馬込行きに
  • もろもろの都合で謎な運用がたくさん出てきた

といったところです。日中パターンの変更には特に驚きましたし、6連快速が増えたことにもかなり驚きました。

一部の列車において発着時刻や運転区間、種別等を変更します。

という1文にここまでの内容が詰まっているとは思いもしませんでした。もう少しちゃんと書け京成電鉄()

この記事を書いた人
スギ花粉
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千葉の田舎のただの高校生
毎朝209に揺られて通学中

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