
こんにちは、こづるしんでんです。
昨年11月に導入が発表され、独特な外観から注目を集めていた「E723系5000番台」ですが、9月19日の420Mから営業運転を開始しました。
同じ線路を走る山形新幹線の車両の置き換えがひと段落した後のタイミングとなる山形線への新車導入となっています。
今回はそのE723系の様子を観察していこうと思います。
山形線も世代交代へ


山形線は、ミニ新幹線方式である山形新幹線を直通させるため、通常の在来線よりも広い標準軌が採用されています。そのため他の在来線とは切り離された運行形態となっています。
現在は、主に南側(福島〜山形)で719系5000番台が、北側(山形〜新庄)で701系5500番台が運用されています。特に、福島〜米沢間に存在する板谷峠越えの区間は719系の専属となっています。
運用されている2形式のうち、719系は山形線向けの5000番台以外は全て廃車となっており、その動向が注目されていました。今では珍しい「サイリスタ位相制御」を採用しているものの、現在は部品が枯渇しており、廃車発生品でなんとか食い繋いでいるという噂もよく聞きます。
近年では、719系と同等の足回りをもつ阿武隈急行の8100形も部品の都合などで置き換えが完了しており、ついに719系5000番台にも及ぶのかというところです。
一方同じ山形線で運用されている701系5500番台は何も触れられておらず、今後どうなるか引き続き動きを見ていきたいところです。
デビューしたE723系を見る

長野のE131系は事前に試乗会など行なっていたそうですが、E723系は報道公開が行われたのみ。9月19日の420M(山形6:28発福島行き)から、製造トップナンバーであるB-1編成が営業運転を開始しました。
山形駅の4番線では事前に発表されていた(外部PDF)通り、出発式が開催されました。
また、E723系の特徴として前面の帯が片側のみになっている(小田急5000形似?)ということがありますが、営業運転開始にあたって事前告知なしに、「E723 -Debut!-」というヘッドマークが掲出されています。
貫通扉の横にヘッドマークを掲出しているのは一見すると気動車ライクなスタイルだと感じ、元の車体が気動車ベースであることも相まって違和感なく、むしろスッキリとした印象です。
特徴的な「GV顔」




今回デビューしたE723系は、すでに運用についているGV-E400系やHB-E220系などローカル線向けの車両とほぼ同じ外観となっており、一見しただけではただの色違いなのでは?と思うほど。
内装はこんな感じ


車内はオールロングシートとなっており、外から見ると窓が少なく感じますがなかからは明るいという印象です。
E129系やGV-E400系(新潟地区向け)の内装とかなり似ているのではないでしょうか。寒冷地を走行するからか大型の仕切り板が座席横に設置されていますね。
また、内装で気になったのが、ワンマン運転用の「整理券発行機」がないということ。ピンとこない人はバスに乗るときに整理券が出てくる機械です。既存の719系、701系は、ワンマン運転時に無人駅から乗車する際に整理券を取るタイプのワンマン運転(短編成ワンマン)を実施してきましたが、E723系ではそれを行わずやはり中編成ワンマンへと移行するのかもしれません。
また、ワンマン運転時以外にも常時使われるLCDが各車両に設置されています。首都圏の車両のようにドア上の設置ではなく、運転台の近くに設置されるのみでしたが、あるだけでもなかなか違いますね。
今までの鉄道車両で使われていたものと異なり、レシップ製バス向けのLCDと同等のものである、と思います。
運用はあくまで暫定的?
| 列車番号 | 始発駅 | 終着駅 | ||
|---|---|---|---|---|
| 420M | 山形 | 06:28 | 福島 | 08:01 |
| 431M | 福島 | 08:08 | 米沢 | 08:54 |
| 436M | 米沢 | 13:08 | 福島 | 13:54 |
| 5425M | 福島 | 16:04 | 庭坂 | 16:12 |
| 5426M | 庭坂 | 16:21 | 福島 | 16:29 |
| 451M | 福島 | 17:43 | 米沢 | 18:30 |
| 455M | 米沢 | 18:40 | 山形 | 19:25 |
ここ数日の様子を見たところ、この運用がE723系専属の運用になったと考えます。E723系はまだB-1編成・B-2編成の2編成しか落成しておらず、2編成繋げた4両での運転は当分お預けなのかもしれませんね。
注目したいのは、451M-455Mを継走するようになり、実質福島発山形行きとなっていることです。朝は山形発福島行きにも該当されており、山形線の南側を中心に運用されています。
また、701系、719系の運用もすでに変化しているようで、今後の様子にも目が離せません。
今後の置き換えはどうなる?
すでにY-11編成が廃車回送されているため、残るはY-1編成〜Y-10編成、Y-12編成となっています。まだE723系が1編成のみ運用に入っているため、B-2編成が営業運転を開始する前はまだ動きはでないのではないでしょうか。
ここ数日見かけていない編成は、719系のY-10編成。この編成は数日前に人身事故に遭遇している編成でした。クモハ側のライトケースが他の719系と異なるタイプ(見ればわかります)となっており、巷では415系1500番台から移植したのではないかと噂が出ている、特徴のある編成です。
特徴のある編成から落ちていくのは少し悲しいですが、今後がどうなるかは全くわからず。今後の動向にも注目していきたいです。
まとめ

ついにデビューしたE723系。独特なデザインで営業運転を始めるかと思えばヘッドマークが取り付けられたりなど面白い車両ですね。
これからどのように増えていくのか、注目していきたいところです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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中央特快相模湖行き()
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