
本日、2026年3月31日の21時33分…
JR北海道・留萌本線は全線において運行を”完了”し、116年にわたる歴史へピリオドを打った。
【豆知識】
本当にこれで終わり
そもそも留萌本線とは

留萌本線は、その名の通り北海道の留萌を通っていた鉄道路線である。かつては深川から増毛まで66.8kmの路線だったが、二度の区間廃止を経て14.4kmの「JRで最も短い本線」となってしまった…それが今残っている区間ということであり、たった今廃止された区間でもある。
留萌を「通っていた」と過去形で書いているのは本当に過去だからであり、実際に留萌を含む区間は3年前の2023年4月1日付で廃止されている。今の留萌本線はもはや留萌本線と言えるのかすら危うい存在であった。
留萌本線が終わるまで

留萌本線が開業したのは1910年11月23日、116年前のことだった。留萌港への輸送を目的として計画された路線であり、元は留萌から分岐して古丹別という駅まで延びていたものの、当該区間は後に分離され羽幌線という別の路線へと組み込まれている。なお羽幌線も古丹別駅も現存しない。
ということで長年深川と増毛を結んできた留萌本線だが、2015年8月10日に留萌〜増毛間を2016年度までに廃止する旨の伝達が沿線自治体になされた。この時点では2017年4月29日が廃止予定日とされていたものの、後に廃止予定日の繰り上げが認められ、留萌〜増毛間は2016年12月5日に廃止となった。

そして2018年、なんとJR北海道による「経営再生の見通し」にて2020年度を目処に留萌本線の残り全てを廃止する方針が示されてしまった。つまり、JR北海道にとって留萌本線はお荷物だと判断されたのだ。なんなら国土交通大臣から「鉄道よりも他の交通手段が適している」とまで言われてしまい、もはや留萌本線の希望はなくなった。
結局、先程も述べた通り2023年4月1日をもって石狩沼田〜留萌間が廃止され、そして明日…2026年4月1日をもって残った深川〜石狩沼田間が廃止。留萌本線は、本当の終焉を迎えることになるのだ。
何故突然こんな記事を?

マツムシ車庫を普段から読んで下さっている方ならわかるかもしれませんが、俺は道産子です。生まれた時から18歳までの人生を北海道で過ごしてきました。
このサイト…FreedomTrainには様々な地域・分野のライターがいますが、北海道のライターは現状ほぼいない状況です。実際、北海道の記事をこのサイトで調べるとあまり出てきません。
だからこそ、俺はFreedomTrainに留萌本線の存在を記しておきたかったわけです。
道産子の鉄道系ライターとして、自身が生まれ育ってきた北海道にこんな路線があったんだよ、というのをここに記して、残しておきたかった。もし今後留萌本線を知らない人がこの記事を見て「こんな路線があったんだ」というのを知ってほしい。
そう、知ってくれるだけでいい。
マツムシ車庫・中沢は、皆さんに「知ってもらう」ための記事を目指して、次年度からも様々な路線・車両・駅などの記事をお送りします。
結論

結論:留萌本線のこと、頭の片隅でいいから覚えておいてくれ!!

- 2026年3月31日北海道地方2026年3月31日21時33分 留萌本線 全線運行完了
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コメント ご意見やご感想等お気軽にどうぞ。
1度だけ乗車したとき、ツアーと被って見事に1両編成の車内はデッキまで激混みだったのは未だに覚えてます。
車内より車外の方が涼しいって何ですか、8月ですよ?
という思い出と共に、さようなら。