
はじめに
みんな大好きプラレール。今ではさまざまな実車も発売されており、地元を走る車両や思い出の車両などの製品を持ってる方も多いでしょう。
私も最近気になってる車両があるんですよ。半蔵門線を走る新型車両の18000系って言うんですけどね。
東京メトロの電車は今まで色々な車両が製品化されてきたので、きっと18000系も既に製品化されているでしょう。新型車両とはいえ2021年デビューですからね。
そう思って検索するもヒットせず。うん、なんで?
18000系は同年にデビューした17000系と同時にローレール賞を受賞しているので、ローレール賞記念ダブルセット!とかで売れば子どもから大人まで大人気のセットになりそうなんですけどね、、、
製品化されていないのなら作りましょう。
プラレールの製造元であるタカラトミーは改造を推奨していません。改造を行う際は自己責任でお願いします。
種車選び
まずは車両の原型となる種車から始めます。
今回作る18000系の所属している東京メトロの車両では、16000系や13000系など様々な車両が製品化されています。そのためそれらの車両から作ろうかなと中古店を探していたところ、、、
ちょうどいいのが見つかりました。その名も東京メトロ15000系!

顔を加工すればいけそうな気がしたので今回はこれを使っていきます。
加工開始
まずは15000系の直線的なイメージを18000系の曲線的なイメージに近づけるためライト周りをヤスリがけします。
そんなことを考えながら削っていくと、小さな穴が空きました。元が直線的なのでそうなるのも無理は無いか、、、。次の工程でパテを使うので一旦無視します。
続いて窓の形を変えていきます。特に直線的な縁の部分にパテを盛り、大まかに平らに整えたら曲線的なイメージになるようにパテを切って整えます。
ここでひとつ問題が。左右や前後で形を揃えられない問題。
あいにく私にパテを感覚で左右同じに切る自信はなかったので、金型ならぬ紙型をつくりました。
これを使ってパテにけがきしてカッターで形を整えます。
さらに正面から撮って写真をGIF画像に合成することで前後のズレもわかりやすく!
そんなことを何回か繰り返して納得の窓を作ることができました。

続いては特徴的な大きなスカート。これに関してはプラバンを切り出して貼り付けます。
ここでも活躍したのが紙型。加工も簡単で曲がりやすいので大きさを決めるのにとても役立ちました。
その紙型を基にスカートを切り出して曲げていきます。
何度か曲げるときに折れたりしましたが、なんとか完成。加工はこれで終了です。

塗装
次は塗装に入ります。
下地にサフを吹き、車体のシルバー・帯にある薄い紫・濃い紫色を順番に塗っていきます。
十分に乾燥させたらマスキングテープを全部剥がしましょう。この瞬間が一番ワクワクしてドキドキします。

その結果、、、ちゃんと思った通りに塗れてそう!が、一部塗装が剥がれてしまいました。また、車端部上の塗装が実車通りになっていなかったので筆を使って修正します。
完成
完成しました。東京メトロ半蔵門線18000系です。

個人的には満足する出来になりましたが、塗装が剥がれてしまったりなどまだまだ学習しなければいけない点も見つかりました。
電装化もしようかと制作中考えていましたが、思っていたより細かい加工が必要そうなので今回は見送りました。
次回、東京メトロ17000系を作る!と言いたいところですが、15000系が手元にないので出来ません。中古店漁ってきます。
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