【解説】スペーシアXってなんだ?

お久しぶりです。いのピーです
受験生で、投稿を休んでいましたが、まぁ夏休みだし、休み時間や寝る前などに記事を書いています
勉強と部活など様々なものに追われながら、溜まりまくった記事にも追われ、日々多忙です

こんなこと言ってたら、キリがないし、需要なんてあるわけもないので、さっそく本題に入ります
今回は私鉄特急解説シリーズ第二弾!!
前回はリバティでしたが、どうだったでしょうか?
まだ見てない方は下に前回の記事のリンクを貼るので、そちらもぜひ見てほしいです

今回解説するのは…東武の新型特急スペーシアXです!!
スペーシアXって今でもかなり人気は車両で、予約も全く取れません
そんな東武の新しい顔「スペーシアX」について解説していきます!!

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1.スペーシアXの簡単な概要

撮影者:いのピー

スペーシアXとは主に東武鉄道の本線系統といわれる伊勢崎線や日光線、鬼怒川線など様々な路線で活躍している特急車両です。

また今までに様々な賞を受賞している車両で、国内外で評価されています。

土休日は一カ月前の予約開始時点で、一部の座席タイプでは、すぐに満席になるほど人気です。

  • 2023年度グッド・デザイン賞
  • iF DESIGN AWARD 2024(世界三大デザイン賞)
  • 2024年度ブルーリボン賞
  • 第23回日本鉄道賞「日本鉄道賞表彰選考委員会による特別賞」
  • DFA Design for Asia Awards 2024
  • サンゲツ空間デザインコンテスト「審査員賞」
  • Red Dot Award Product Design 2025(世界三大デザイン賞)

歴代受賞歴

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2.運用

撮影者:いのピー

スペーシアXは主に日光線、鬼怒川線など東武本線の主要路線を主に運用されています。

スペーシアXは浅草~日光・鬼怒川温泉まで運行をしています。
他の東武特急と比べて停車駅も少なく、

  • 浅草
  • とうきょうスカイツリー前
  • 北千住
  • 春日部
  • 栃木
  • 新鹿沼
  • 下今市→→→→→→→→→→→→↓
  • 東武日光       東武ワールドスクエア
  •              鬼怒川温泉

となっています。

3.内装

スペーシアXには6つの座席があり、今回はそのすべてを紹介します!

撮影者:いのピー

①スタンダードシート

撮影者:もりや。

スペーシアXの一つ目の座席はスタンダードシートです。
スタンダードシートは、その名の通り、スペーシアXの座席で一番料金が安い座席です
このスタンダードシート、確かに一番安い座席ですが、とても快適です。

スタンダードシートには充電用のコンセント、座席背後の机、さらにはひじ掛け脇のサイドテーブルなど、新幹線等と同じ設備で、シートピッチは1100mm これは新幹線のグリーンが1160mmなので、普通席としてはかなり豪華な設備となっています

このスタンダードシートで一度、浅草から日光まで乗車したことがあったのですが、とても快適で他の東武特急と比べても、類を見ないレベルで快適でした。

またシート一つにつき一つの窓となっていて、車窓がとても見やすく、日光までの景色を見ながら、旅へのわくわく感がとても高まりました

また内装は、各地に鹿沼組子の六角形がちりばめられていたり、落ち着いた暖色で統一されていて、とてもリラックスができるように工夫されていました

②プレミアムシート

撮影者:もりや。

スペーシアXの2つ目の座席はプレミアムシートです。
プレミアムシートは、先ほど紹介したスタンダードシートの上位互換です。

プレミアムシートには、充電コンセントはもちろん大型インアームテーブルや読書灯、さらにはバックシェルが備わった電動リクライニングなどの設備があります

新幹線や特急などで、座席を倒すときに、後ろの方に「席を倒してもいいですか?」と聞いたことがある人は多いと思いますが、
なんとこの「バックシェル」構造は、その必要がありません!
なぜそうしなくても済むのかは、ちょっと説明が難しいので割愛させていただきますが、このバックシェル構造は他の車両などは、ひのとりやグランクラスなどでもみられる設備で、東武鉄道の本気度がわかります

またシートピッチはなんと1200mm、
これは新幹線のグリーン車を超える長さで、とても豪華です

自分はまだスペーシアxのプレミアムシートに乗車したことはないのですが、このバックシェル構造にあこがれていて、いつか乗ってみたいなとも思っています

③ボックスシート

くろふね - 投稿者自身による著作物, CC 表示 4.0, リンクによる

スペーシアXの3つ目の座席はボックスシートです。
ボックスシートは、関東では高崎線の一部にもみられる向かい合わせの座席のことです、

このボックスシートは高崎線などにあるシートとは異なり、半個室で、パーティションにより周囲を遮っています。

また座席幅は80cmもあり、家族連れや仕事などの出張などの利用に最適です

また机も大きく、pcを置いても問題ない大きさのように見えます

④コックピットラウンジ

撮影者:いのぴー

スペーシアXの4つ目の座席はボックスシートです。
このコックピットラウンジには、車内販売が行われており、コーヒーやアイス、ビールなどが売っています

またこのコックピットラウンジは1人、2人、4人のソファがあり、またクッションがあり、車内カフェと共にリラックスすることができます

また、このコックピットラウンジの1人用ソファは、運転台側にあり、運転台を見ながらカフェを楽しむこともできます

値段は、とても安く1人用は500円2人用は1000円4人用2000円とこの豪華さにも関わらず安いです

⑤コンパートメント

くろふね – 投稿者自身による著作物, CC 表示 4.0, リンクによる

スペーシアXの5つ目の座席はコンパートメントです。
このコンパートメントは完全個室でプライベートな空間となっています

またこのコンパートメントは、先代のスペーシアをさらにグレードアップしてるものです

また内装もソファーがコの字型でさらに、テーブルが折り畳み式など居住性が高まってます

またこのコックピットラウンジは1人、2人、4人のソファがあり、またクッションがあり、車内カフェと共にリラックスすることができます

また、このコックピットラウンジの1人用ソファは、運転台側にあり、運転台を見ながらカフェを楽しむこともできます

値段は、とても安く1人用は500円2人用は1000円4人用2000円とこの豪華さにも関わらず安いです

⑥コックピットスイート

くろふね – 投稿者自身による著作物, CC 表示 4.0, リンクによる

スペーシアx最後の座席はコックピットスイートです
こちらのコックピットスイートは、先ほどのコンパートメントと同様に完全個室でプライベートな空間となっています

またこのコックピットスイートはスペーシアxの中で一番高級な座席です。

内装は、高級ホテルを彷彿とさせるような座席であり、また運転席を見ることができます
スペーシアxで運転席を見れるのは、コックピットラウンジとこの座席のみとなっています

ライトなども旅館などの灯りに近く、これも日光をイメージするようなものとなっています

またこの座席は私鉄特急最大の広さとなっていて、その豪華さも相まって、「走るスイートルーム」の名にふさわしいと思います

4.カフェ

撮影者:ホームドア

スペーシアxの1号車(コックピットラウンジ)には、カフェカウンターが併設されており、
「GOEN CAFÉ SPACIA X」といいます

このカフェでは、クラフトビールなどの酒類、コーヒーやクラフトコーラなどのソフトドリンク、ジャーキーなどのスナック、やバターサンドなどのスイーツ、さらにはスペーシアxのグッズまでもが買えます!

このカフェでは、1号車のコックピットラウンジ、6号車のコックピットスイート、コンパートメントを利用している人ならば、優先権があり、営業時間内ではいつでもカフェを利用することができます
また、それ以外の人でも、オンラインでの整理券を取得すれば、利用することができます
ただしこの整理券には限りがあるのと、時間制限があるのでカフェでのメニューを十分に楽しめません
そのためカフェを存分に利用したい人はこの優先権のある座席を利用するといいでしょう

個人的なおすすめは、コーヒーとジェラートです。(まぁ未成年なのでビールなどの酒類は飲めません…)
ジェラートはかなり食べやすく、上品な甘さでとてもおいしく、
コーヒーは、苦すぎず、コクもありおいしかったです。
他にも頼んでみたかったものはあるので、いつかまた行きたいです
(スペーシアxに乗るたびに、このカフェの好きな組み合わせやメニューを試してみるのもいいかも….)

5.最後に

撮影者:いのピー

ここまでスペーシアxについての特徴や運用について話していきましたが、いかがだったでしょうか
私は、このスペーシアxは今までの私鉄特急の常識を打ち破る、新たな私鉄特急の形であると感じています
このスペーシアxは、乗る間も快適に過ごせる工夫がいくつもあり、スペーシアxの中で旅行の気分を上げるという新たな役割も担っているとも感じます

新たな私鉄特急。観光シーズンにはこのスペーシアxと共に日光、鬼怒川の旅を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。

参考文献・サイト・引用資料など

新型特急スペーシアx特設サイト-東武公式

東武N100系電車 – Wikipedia

写真提供(敬称略)
もりや。

ホームドア
wikipedia

この記事を書いた人
いのピー
いのピー
東武鉄道や東京メトロをよく使います
よろしくお願いします

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