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はじめに
どうもこんばんわ。タカラトミーが急にヲタクに優しくなったので心配している限界プラレールバカです。
先日気づいたら所持数が600両突破しておりました。もう収納場所がやばいです。
さてそんな用地不足の自室にも懲りずに新しくプラレールをご購入して参りました。それがこちら!

2025年7月12日発売、「S-61 東武8000型」です!
発表・発売時には高いクオリティやマニアックな車種であり、プラレールファンのみならず鉄道ファンの間で大きな話題になったこの製品、勿論私も購入しました!

ええ、制服姿のまま吉祥寺の東急百貨店で。吉祥寺の東急はちゃんと百貨店らしい百貨店なので超絶浮いてました。しかも向かう先は幼児に優しく絨毯の敷かれたおもちゃ売り場。傍から見たキモさはもう末期です。

流石は東急百貨店、東急電鉄の事業者限定品が沢山置いてありました。さらには京王1000系も仕入れる始末。どうやって京王電鉄から仕入れたのか…
実車紹介
東武8000型は、まだ16・18m釣りかけモーターの旧型車の多かった東武鉄道が車両の置き換えと高度経済成長期の沿線人口の爆発的増加に対応する為、東京オリンピック前年の1963年から製造を開始した大型通勤車両です。
その後車両の汎用性の高さから国内民鉄では同一形式最多の712両が製造され、東武鉄道のほぼすべての路線で運用された事から鉄道ファンの間では「私鉄の103系」の愛称で親しまれています。
現在は後継車の投入で数を減らし、一部閑散区間でのみ活躍しています。
製品レビュー
製品概要
今回の新製品・S-61東武8000型は、2014年に品番の総改定により単品車両製品の数が60種に固定されて以来11年ぶりに、従来の附番法則を破る形で「S-61」発売され、2024年発売の「ありがとう!381系特急やくも」から始まった鉄道ファンに人気の高い車両を製品化する風潮に乗った製品となります。

東武8000型の製品化自体は2005年に過去製品の金型を流用して事業者限定品として発売されており、プラレールでの登場は約20年ぶりとなります。
今回の製品では完全新規金型で制作され、リアリティが大幅に増しより実車に近い造形となりました。
また2005年当時に比べ8000系の活躍の場が狭まっている中、子供向け玩具であるプラレールで発売されたことは異例と言えます。
先頭車

まずは先頭車から!モデルは池袋方のクハ8100型のようです。
まず注目は全体的な造形の細かさ!シャープな田窓造形や車側灯・方向幕モールド、さらにしっかりとつぶれていない帯の印刷など、近年の通常販売のプラレールでは異例の細かい造形が目を引きます。
さらにしっかりと社章も貼付!シール表現なのが残念な所ですが、かなり細かいポイントなので目をつむるべきですかね…

屋根面はもちろん分散型冷房が搭載!地味にプラレールでは少ない分散冷房車です。初代製品よりも実車に忠実な形状です!
中間車

続いて中間車。先頭車との造形差異は特にありません。台車は近年のコストカットされた仕様の物。
田窓のサッシに入るシルバーが凛々しいです!

屋根はダブルパンタグラフのモハ8200型がモデルのようです。こちらも通勤車では意外と数の少ない下枠交差型パンタグラフの車両です!気合いが入った造形で素晴らしい!なんか機器箱すらありませんかこれ…すごい!
後尾車

最後に後尾車!寄居側クハ8400型がモデルのようです。
一見先頭車となにも変わりのない側面…と思いきや実はすごい再現が前面・裏側面に…これは次章で説明!
その他屋根面は先頭車との差異はありませんでした。
前面・乗務員扉
ここまで3両を大まかに見てきましたが、ここで気になるポイントを詳しく見てみます!

まずは前面!スカート直上のモールドを見ると、なんとジャンパ線の有無がしっかりと作り分けられています!
ただ少し残念なのは車番!モデル編成の8181Fの寄居方先頭車は8482番のよう…
ただ8381という数字はプラレールの3両編成に因んで、先頭の8181から3両目という意味かもしれません。
それからもう一つ!ジャンパ線があるのは8181番らしいゾ!
(まあプラレールにそこまで求めるなというのもごもっともですが…)

続いて乗務員扉!今回の製品発表時に大きく話題になった、実車に習った先頭車の海・山側での乗務員扉高さの違いの再現!
いざやってきた製品を見てみると山側では完璧に再現!しかし…

なんと後尾車は両側で扉位置が高くなるエラーが発生!その内再生産で修正されないかなぁ…
最後にもう一つ気になったのは、ヘッドライトのシールがとにかく剝がれやすい事!走らせているとしれっと剝がれてレール上に落ちていました..危ない危ない。
おまけ・箱&梱包
毎回最初に見ていた箱・梱包ですが、あんまりにもマニアックなので今回は最後に掲載…

まずは正面!至って普通のデザインの箱ですが、入っている車両は東武8000…気が狂いそうです。
実車画像は8181Fではなく越生線を走るワンマンカー。まあ8連だった8181Fは2014年には廃車回送されていますし仕方ないところでしょうか。

上面の車両解説では「バリエーションが多く存在します」との表記…改造しろって事ですね!(自己責任)

裏面もなんの変哲もない通常仕様。本当に通常製品で発売されたことを実感させます。

続いて底面。こちらの画像は発表時に掲載されていた試作品画像のため後尾車の乗務員扉位置は正しいです。


最後に蓋面!通常と同じフォーマットながら、右側蓋の製品名下地の車体帯風配色が好みでした。

梱包方法はやはり近頃流行りの発泡スチロール無しの方式。後尾車側にはサイズ調節の段ボールが入っていました。
さいごに

最近急にヲタクに優しくなったプラレールシリーズ、私鉄の103系も出たことですし次は本家103系なんて…
はい、出るらしいですね…10本買います。過去投稿のレビュー記事もよろしくお願いします…
それではまた次の記事で!
参考・引用させて頂いたサイト様
タカラトミー公式ホームページ様

プラレール資料館様

紹介した製品・一緒に遊びたい製品

- 2025年9月5日東日本ついに登場!プラレール東武8000系レビュー!
- 2025年8月1日成田線つくばエクスプレスにNEX新塗装!プラレール2025年8月の新製品!
- 2025年7月4日JR京都線【東武8000型まさかの再登場】プラレール2025年7月の新製品!
- 2025年6月1日横須賀線(久里浜〜東京)【予想外の展開!?】プラレール2025年6月の新製品!
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