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おばごんばんぢわ。
どうも。新品ゴムタイヤ2つだけを買ってプラレールショップを去る変人高校生、自称限界金欠心労睡眠不足眼精疲労視力低下成績不振プラレーラーことtanifulです。
時は遡り日先日…10月末に購入した北総鉄道7500形のプラレールを中沢/Nakazawaに渡した時のこと。
注意!以下の茶番ではプラレールを何故か野菜として扱っております!
ほいさ。千葉で収穫したお野菜。
ありがとう~これお礼ね。
え、なになに~?
これいらないからあげるよ~
(新品お野菜)
まじか
はい、なんとお野菜(プラレール)(定価1800円)を頂きました。美味しそうです。
収穫場所は東京・馬喰町の地下室だそうで。私も収穫しに行ってみようかな(すっとぼけ)
そのまま中央快速線のグリーン車(無料期間)で帰りました。
快適ですなぁ…
ということで(紹介スタート)
下らない茶番長々と失礼しました。ということで今回のお野菜(もういいだろ)はこちら。
東京都交通局販売の事業者限定品、「東京さくらトラム(都電荒川線)9000形」です!
印刷が綺麗と定評のある都営交通の限定品、その実力は如何に!?
実車紹介
東京都交通局9000形電車は、2007年5月に8500形以来の都電荒川線14年ぶりの新型車両として登場した車両です。
登場当時荒川線には2001年に6000形6152号車が廃車となってからイベント用車両が在籍しておらず、その補填を目的として製造されました。またイベント運用だけでなく通常営業の運用にも充当することができる仕様・設備を有しており、当車の導入で7500形1両が老朽廃車となりました。
その後2009年に9002号が車体色をクリーム+茶からクリーム+紺に変更の上増備され、現在は2両体制で運用されています。
車体構造は基本的に8500形と共通でありながらイベント用車両ということもあり、明治~大正期の東京市電をモチーフとしたレトロ調の塗装・装飾がされています。特に屋根上にはダブルルーフ車体をイメージした装飾板が設置されています。また9001号車のみ日本宝くじ協会からの公益事業助成を受けて製造されたため、前面の右下には「宝くじ号」との表記があります。
製品概要
プラレールでは実車の登場から14年後の2020年4月に新宿線10-300形4次車と同時に発売。都電荒川線の製品は2006年に発売された8500形以来14年ぶり。
東京都交通局の事業者限定品は2001年の東急目黒線系統三社乗り入れ記念で発売された三田線6300形以来20年近く発売されませんでしたが、2019年4月・5月にそれぞれ浅草線5500・5300形が発売されたのを皮切りに、2年かけ新宿線10-300形、荒川線9000形、大江戸線12-600形、三田線6500形が発売されたことで全路線の車両が出そろった格好になりました。
販売場所は東京都交通局管轄の18の駅・施設の他、はとバス公式オンラインショップ「はとバスマルシェ」・阪神電鉄系列の鉄道グッズオンラインショップ「鉄道甲子園」にて販売されています。
- 五反田、新橋、浅草橋、日比谷、水道橋、巣鴨、高島平、市ヶ谷、馬喰横山、本八幡、上野御徒町、門前仲町、大門(大江戸線)、青山一丁目、都庁前、練馬の各駅長事務室
- 東京さくらトラム(都電荒川線)荒川電車営業所・三ノ輪橋おもいで館
- はとバスマルシェ:https://hatomarche.com/shop/g/gTK018/
- 鉄道甲子園:https://www.tetsudokoshien-shop.com/shopdetail/000000001281/ct156/page1/recommend
※2024年11月現在、在庫状況などは未確認。
実物観察
箱外観
まずは箱外観から。通常製品のフォーマットで構成されていますが2020年発売のため、2022年頃から削除され始めた「のせかえOK!」のアイコンが残存しています。地味に現在このアイコン付きの箱を新品で手に入れる最も簡単な方法の可能性が…
また路線愛称と正式路線名・形式と車番の重複表記により製品名がかなり長くなっており、その上1両用の箱のため表記がギチギチに詰まっています。プラレール単品車両シリーズ史上最長の可能性も…?
しかし実は12月にこれを超える文字数の製品が発売される可能性がありまして…
裏面には「発売元:東京都交通局」の文字が。通常の1両用箱と同じ注意書きでいっぱいです。
電池の入れ方などは底面に印刷されています。
そう言えば地味に10代目箱の1両製品での事業者限定品はこれが初なのでは…?
続いて上面・底面。蒸気機関車などシャーシが特殊な車種が多い1両用箱では、1スピード新メカの電池の入れ方が掲載されるのは地味に初かもしれません。それにしても…
やっぱ製品名長すぎるだろ。
次は箱側面(蓋部分)です。
他の製品と変わらないと思いきや、なんと実車画像左端にグラデーションが掛かっています。10代目箱の特徴の一つである、実車画像端に余白があるという点が1両用箱ではさらに強調されています…
箱正面の画像スペースが小さい為とは分かっているものの、大判の画像が用意できないものなのでしょうか…?
梱包・付属品
ということで開封してみました。(軽っ)
ほう…こうなっているのか…
段ボール製枠の上にビニールで梱包された車体が鎮座。1両製品は特殊形状の物が多いので特有なポイントが多いです。プラ電車カードは車体裏面に挟まれていました。
プラ電車カードはいつも通りの構成です。こちらはスペースの猶予が大きいのか製品名のギチギチ感はあまり感じません。そういえば超ロングな製品名に比べて英語表記は「TOKYO SAKURA TRAM」のみ。なんだか虚しいですね…
コラム:「部品交換できない製品」
突然ですが皆さんはこの紙をご存知でしょうか?こちらはプラレールで消耗品となる連結器・ゴムタイヤの交換部品の案内用紙です。
殆どの製品に同梱されていますが、直ぐに捨ててしまい「内容を読んだことがない!」という方も多いであろうこの紙には、実はプラレールの歴史の一辺を物語る一文が潜んでいます。
それは「部品交換ができない商品」の部分に。
- シャーシと車体が外せない車両
- 連結部品を固定している部品が接着剤で止められている車両
- サウンド機構などの複雑な構造の商品
- 使用している連結部品が特殊な商品
- 三角ネジを使用している商品
- 動力(モーターが入ったケース)が金属枠でできている動力車
の6つが挙げられていますが、その中でここ20年の商品で一度も発売されていないのが
「動力(モーターが入ったケース)が金属枠でできている動力車」
これは一体なんなのかというと…
時は遡り1961年。プラレール初の電動車両、「電動プラ汽車セット」が発売されました。
なんとその製品の動力の枠が金属製!!その後1970年代前半まで金属枠の動力台車が生産されていました。
半世紀以上前の製品を考慮した注意書き、とても興味深いです。
因みに「連結部品を固定している部品が接着剤で止められている車両」もお話ししようとしたものの、超絶面倒になりそうなので諦めました。
車両本体
お待たせしました!ようやく本体です!と言っても1両しかありませんが…w
まずは側面から。レトロ調ということもあり複雑な塗装となっている実車ですが、なんと全て印刷でしっかりと再現されています。特に金縁の角部分の装飾が綺麗に入っています。またダブルルーフ調の屋根上機器カバーも広範囲印刷で表現されており、実車の雰囲気をそのまま落とし込んでいます。
続いて屋根上。側面と打って変わって印刷等はありません。クーラーのメッシュが細かいのがナイスです。
塗装はされておらず、成形色の薄いグレーがそのまま使用されています。
最後に前面。車体裾がデフォルメされているため、9001号の特徴である「宝くじ号」の表記はありません。
注目ポイントは方向幕横のエンブレム。細い線の柄が掠れていないのが素晴らしいです。
一つ残念なポイントは後ろ側前面のテールライトが動力ユニットの関係で完全に省略されている点。できれば一部だけでもモールドして欲しかったです…
まとめ
今回はテスト前で忙しく、短めの記事となってしまいましたが如何でしたでしょうか?
最近は流石に新品プラレールを買いすぎたのでそろそろ企画記事でもできればと思います。
え?なに?やくも予約してるだろって?
それは不可抗力で仕方ないのでその…そういうことです!
参考・引用
プラレール資料館様
東京都交通局公式ホームページ様
タカラトミー公式ホームページ様
一緒に遊びたいプラレール製品
この記事を書いた人
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