
どうも、総武線と京成千葉線が並行している中沢です。
さて、昨日こんな記事を上げましたね。この時止まっていた副都心線はその後運転再開したものの、分岐器がまだ全快していないのか急行運転は休止しています。
そして、筆者はこの記事を書いてみてふと思いました。

どうしてこんなにも並行路線や迂回ルートがあるのに、特定の鉄道路線ばかりが混雑してしまうのだろう?
ということで今回は「鉄道路線はどうして”並行路線”があっても混雑してしまうのか?」についてお送りします。それでは今回もよろしくお願いします!
並行路線は微妙にルートが異なる
まず、大抵の場合主路線と並行路線では微妙にルートが異なりますよね。

例えば、京成線と総武線では対応する駅が結構あるものの京成小岩と小岩なんかは1キロ程離れています。なんなら新千葉は西千葉より千葉の方が近いかと思われますし、京成津田沼は津田沼にそこまで近くありません。新津田沼の方が近いくらいです。
このように主路線と並行路線は微妙に異なるルートを通っており、完全に主路線の代替とするのは難しいと思われます。
並行路線では辿り着けない駅がある
また、並行路線では行く事が出来ない駅も存在します。

この画像で言えば「西登戸」や「みどり台」が該当するでしょうか。こちらは総武線に対応する駅もなく、なんなら「検見川」や「京成稲毛」「京成幕張」なんかも総武線の駅からはそこそこの距離があります。
このように、並行路線にはない駅に行きたい場合も主路線以外の選択肢がなくなりがちです。
単純に並行路線だと遠回りになる
ちなみに、並行路線だと遠回りになるパターンも存在します。
例えば、新宿から池袋に行きたいとしましょう。埼京線を使えば1駅ですが、丸ノ内線を使うと17駅もの距離があります。このパターンで埼京線ではなく丸ノ内線を選ぶ人の方が明らかに少ないでしょう。そういうことです。
ちなみに荻窪から新宿だと総武線でも丸ノ内線でもそこまで変わりませんが、中央線の方が速いので大抵は中央線を使いますよね。そういうことです。
結論
結論:主路線は偉大だ
ルート、途中駅、速達性など…並行路線は様々な点において完全な「主路線の代替」とはなれないのです。ですが、もし主路線が止まってしまった場合など、並行路線にお世話になることもあるかと思います。その時は経由やルートなどをよく調べ、落ち着いて利用しましょう。焦ると並行路線のフリをした別方面への路線に乗ってしまいますからね!!(例:京成本線と成田スカイアクセス線)(本当に危ない)

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