
どうも、京成千葉ユーザーの中沢です。
さて、京成グループの路線たちをいい感じに紹介していくその名も「京成系列路線図鑑」のコーナーが本日もやって参りました。第五回「金町線」を見たい方はこちらからどうぞ↓
ということで第六回は総武線と一二を争う”千葉のメインライン”「千葉線」についてご紹介します。それでは今回もよろしくお願いします!
基本情報
路線名 | 千葉線 |
所属 | 京成電鉄 |
所有者 | 京成電鉄 |
駅数 | 10駅 |
開業日 | 1921年7月17日 |
識別色 | 蛍光ピンク |
長さ | 12.9km |
路線記号 | KS |
千葉線は、その名の通り千葉方面へと向かう路線で、京成本線の京成津田沼駅から分岐する支線のひとつです。千葉中央から先は千原線へ、京成津田沼から先は京成本線(上野方面)や松戸線へ直通をしています。あと総武線と全区間が並行していますが、別に戦っている訳ではありません(すっとぼけ)。

JRには絶対負けないぞ!!
ちなみに、ガチでJR(国鉄)と京成が戦っていた時代が存在します。例えば、京成千葉駅は昔「国鉄千葉駅前」という名を名乗っていたとか…
主要駅
KS-26「京成津田沼」
成田空港方面はお乗り換え。朝晩は京成本線と、日中は松戸線と直通する列車が存在します。時間帯によって千葉線の列車は発着番線が異なるので注意。
KS-52「京成幕張本郷」
総武線はお乗り換え。改札やホームが真隣にあるのにどうして「京成」をつけてしまったのか未だに意味が分からない。普通に「幕張本郷」でよかったやん。駅名標はもちろんギッチギチです。漢字表記の横型はまだしもひらがな表記の縦型なんて「けいせいまくはりほんごう」ですからね、ギッチギチ。もはや長すぎて読みにくいまである。
KS-53「京成幕張」
300m先に総武線の幕張駅、2km先に京葉線の海浜幕張駅が存在。どちらも乗換駅ではない。かつては開かずの踏切が存在したものの、現在は存在しないらしい。
KS-54「検見川」
“新”でも”浜”でもなくオリジナルの”検見川”こそが当駅。新の方へは徒歩5分、浜の方へは徒歩30分で行けます。駅の西側に「花見川」という川があり、その下流が「検見川」と呼ばれているのが恐らく地名の由来。
KS-55「京成稲毛」
総武線の稲毛駅へは徒歩8分、京葉線の稲毛海岸駅へは徒歩20分で行けます。構内踏切が存在。
KS-56「みどり台」
別に駅舎が緑色とかではないです。今年の「みどりの日」に合わせて駅名標などが装飾されたことで話題になりましたね。ちなみに駅名は「浜海岸」や「黒砂」など4回の改名を経て「みどり台」になったらしい。黒が緑になった…
KS-57「西登戸」
「のぼりと」ではなく「のぶと」です。こんなん初見で読めるかァ!!ちなみに神奈川にある「のぼりと」の方とは全くもって関係ありません。
KS-58「新千葉」
まさかまさかのJR/京成千葉駅まで徒歩移動可能。しかも千葉駅以外にも市役所前、栄町、千葉みなと、千葉中央、西登戸といった駅たちが半径1km以内に存在し場合によっては徒歩移動の方が早かったりする。
KS-59「京成千葉」
JR、千葉モノはお乗り換え。言わずもがなクソデカターミナル駅で、かつて「国鉄千葉駅前」と呼ばれていた駅。全人類千葉そごうに行け。
KS-60「千葉中央」
外房線の本千葉駅が徒歩圏内。実は京成千葉が国鉄千葉駅前を名乗っていた時はこっちが京成千葉だったり。ここから先は千原線(単線)となります。
総武線とは違う「特性」
個人的な感想でしかありませんが…総武線は緩行線と快速線の線路を分けていることで「速達性」を重視している印象があり、千葉線は短距離運賃が安くJRの駅が存在しない場所にも駅があることから「地域密着型」という印象があります。
こちらに関しては下記の記事でもう少し深く踏み込んでいるので、興味がある方はぜひご覧下さい↓
結論
で、結局千葉線って千葉のメインラインなんですか?

いや、総武線です
結論:千葉線は千葉のサブライン

- 2025年7月13日関東甲信越【千葉のメインライン?】京成系列路線図鑑 #06「千葉線」
- 2025年7月12日北総鉄道/住宅・都市整備公団【統一駅舎】北総Ⅰ期線の「駅色」について考えてみようのコーナー
- 2025年7月11日関東甲信越【下町の4両線区】京成系列路線図鑑 #05「金町線」
- 2025年7月10日関東甲信越【都営と京成の架け橋】京成系列路線図鑑 #04「押上線」
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