【速報】元・新京成8800形が京成色の赤青帯に!?【理想と現実】

どうも、千原線ユーザーの中沢です。

先日、京成松戸線(元・新京成)のくぬぎ山車両基地にて塗装変更が進められていた8800形のうち1編成に京成の赤と青の帯が巻かれているとの投稿がSNS上にて多数のユーザーからなされました。それにより賛否様々な意見が飛び交っており、私としても思うところがあったので、今回の「マツムシ車庫」では(拙いものではありますが)イラストを用いて8800形・京成塗装の理想と現実を比較してみようと思います。それでは、今回もよろしくお願いします！

参考：新京成時代の塗装
京成塗装になるとしたら…(理想)
京成塗装になりました(現実)
結論
新京成に関する記事

参考：新京成時代の塗装

さて、京成塗装となった8800形の話をする前に…まずは新京成時代の塗装を見てみましょう。

まずは今もたくさんいる白とピンクの塗装。知っている方も多いかもしれませんが、10年前くらいまではピンク色ではなかったため、ピンク色の新京成があまり好みでは無い方も一定数いるようです…私はこのピンク色の電車、かわいくて好きなんですけどね。

で、こちらがその”ピンク色になる前の塗装”です。こちらはベージュの車体に茶色い帯を巻いた、線内運用限定の車両。千葉線(津田沼から先、千葉方面)には入れません。私は親しみを込めて千葉線出禁と呼んでいます。

ちなみに…この塗装が復刻された際千葉線に入れる車両に塗ってしまうという(個人的に)激おこ案件が起こり、この塗装が京成千葉にいると「正しくないなあ…」と思っていました()

で、こちらが千葉線に入れる車両です。先程のイラストでは茶色かった部分が赤っぽくなっていますね。この色は通称新京成マルーンと言われており、もちろん復刻もされました。側面の模様が素晴らしい。

ちなみに、こちらの復刻版は逆に元々千葉線直通可能だったのに一時的に千葉線出禁になるとかいう謎の動きを見せ、私は非常に頭を抱えた記憶があります。その後ちゃんと千葉線に直通してくれて大歓喜しました。

京成塗装になるとしたら…(理想)

さて、新京成が京成に合併されることにより電車の色も赤青になるとのことで…SNS上では特に完全独自設計である8800形において様々な想像がなされていました。恐らくここで取り上げるのはその中のほんの一部かと思われますが、自分なりに京成8800形の「理想」を数パターン考えてみました。

京成3600形風

前面の塗り分けを京成3600形みたいにしてみました。結構ありですね。下の青帯がちょい微妙な気はしなくもないですが…悪くは無いです。

京成3400形風

全体的な塗装を京成3400形っぽくしてみました。めっちゃいいなこれ。やっぱりライトの形が決め手なのでしょうか？四角いライトにはこれが結構似合う気がします。

ちなみに本物と同じように青帯をライトの所で切ったパターンも用意しましたが、何か微妙でした。やはり元の塗装が端まで塗ってあるから違和感が出るんでしょうか。

京成3200形風

は？いや、はあ？？？？

あまりにも似合いません。なんでしょう、このコスプレにすらなってない感は…この塗装はやはりあの形だからこそ成り立つもので、無理やりこの車体に塗っても微妙ということですかね。

京成塗装になりました(現実)

さて、お遊びはここまでです。ついに先日、くぬぎ山車両基地にて8800形への京成塗装がなされました。現実はどうなったのか？3400形風か、3600形風か。~~3200形風には絶対ならないでほしい。~~

さて、現実がコレだ！！

えーと、どれでもない。

正直に言うと、似合ってない訳では無い。でもなんか慣れない。

ただ、仕方ありません。新京成の独自車体である8800形、恐らく京成の方もどのように京成塗装を施すか相当頭を悩ませたはずで、その結果こうなったのはある程度仕方ないことのように思えます。この車両に塗るのははじめての色なのだから、そりゃ見慣れないし、違和感を覚えるだろうし、人によっては「似合わない」と思う人がいるのも仕方ありませんよね。

…ということで、”京成”8800形の赤青塗装は既存のどの車両っぽくもない塗り分けとなりました。