
───次はー、谷田ー、谷田です。
2024年3月20日に何があったのか?
2024年3月20日、この日は北総鉄道による素敵なイベントがありました。それは、北総線の北初富〜小室間開通45周年と公団線の小室〜千葉ニュータウン中央間開通40周年を記念したもの。臨時列車で車両基地まで向かい、その後は希望者ごとに撮影会とご当地アイドルのミニライブへと分かれます。
で、問題はその臨時列車。まさかの未成駅に停車するとかいう暴挙をやってのけるとのこと。しかも車内放送は車掌による懐かしの放送の再現…つまり「住宅・都市整備公団」って言ってくれるんですか!?嘘だろ!?
是非参加したいですが、筆者はその当時北海道在住。そんな簡単に関東遠征を決行できる訳が…

あれ?口座から丁度参加費分の金が飛びましたね。
あー、これはもう行くしかなくなっちゃったよ。ということで筆者は関東への旅路を計画することとなったのでした…
※この先の文章は、2024年3月20日のイベント参加時のレポを記憶と写真を頼りに綴ったものです。当時は記事化を想定していなかったため、写真が少なかったり肝心の未成駅の写真が荒かったりします。また、今回の記事はあくまでも未成駅がメインのため、撮影会に関しては軽く触れる程度で留めさせていただきます。予めご了承ください。
石川町からレッツゴー

石川町からこんにちは。
えーと、全く北総関係ねえだろと思う方も多いと思われますが…宿がここなんです。お許しください。
ということで根岸線「石川町」駅から今回の旅程はスタートします。まずは京急へ乗り換えるため横浜へと向かいましょう!

横浜に到着すると、こんな自販機を発見。折角なので何か買いましょうかね、どうせこの2日後には帰ってしまうのですから。

けいきゅんをお迎えしました。
旅先なので羽振りが良くなっています()折角なので、こいつも新鎌ヶ谷に連れて行ってやることにしましょう。
高砂で嬉しいお出迎え

なんやかんやで高砂に到着。発車標にも出ていますが、印旛日本医大行を待ちます。そして来たのが…

アアアアアアアアアアアア!!!!シーフラシーフラシーフラシーフラシーフラシーフラシーフラァァァァァァァァァ!!!!!!!!
…すみません、取り乱しました。こちらは住宅・都市整備公団9100形、通称「C-Flyer」です。筆者はこの電車が大好きであり、なおかつこの9118編成には思い出があります。そのため、非常に興奮してしまったという訳です。しかもこれから行くのはイベント列車、そこまでシーフラが連れて行ってくれるとなると…もう、感激でしかありませんね。乗りましょう。

うっひょ〜!新京成の車庫がありました。この鮮やかなピンク色が一年後にはもうなくなってしまうというのですから、時の流れというのは早いものですね…
…さて、そろそろ新鎌ヶ谷に到着です。降りましょう!
新鎌ヶ谷のガチャガチャ
新鎌ヶ谷に到着しました…が、まだ少し時間があるようです。ここで、ガチャガチャを回してみることにしましょう!

これです。勿論お目当ては…ね?
そして回していくのですが、そりゃ1回でレア枠が出る訳ありません。4、5回程回してやっと出ました。

はい、谷田です。
これを出すためだけにガチャガチャを回しました。なお、この後谷田を4つ手に入れるために計16回回す羽目になるのですが、それはまた先の話…
…おっと、ついに改札内へと入るみたいですよ?
いざ、出発!

さて、今回のイベント列車がやってきましたよ!特別ヘッドマークがついた7500形です!早速乗っていきましょう!
(ここからは「録音専用列車」にて放送を録音することに集中していたため、谷田以外の写真がありません。また、谷田も慌ててiPadで撮影したものなので画質が荒いです。ご了承ください。)
なんとこのイベント列車、北初富付近で停車し折り返す演出が!北総1期線を全力で再現する心意気、素晴らしいですね。
…さて、小室を発車しましたが……おや?
─────住宅・都市整備公団鉄道をご利用頂きまして、ありがとうございます…
ウワアアアアアア!!!!住宅・都市整備公団だああああああ!!!!!!!!
─────次はー、谷田ー、谷田です…
谷田あぁぁぁぁああああああああぁぁぁ↑↑↑↑↑(大興奮)
2024年3月20日 10時11分…谷田停車
…そして、10時11分。遂に、列車は谷田に停車した。

はい、そりゃもう大興奮でございます。
何を隠そう、筆者はコレ目当てに8000円を支払っています。本当に最高。ありがとう。車掌さんも谷田の放送してくれてありがとう、企画担当者さんも谷田に止めようという提案を出してくれてありがとう、始発前に駅名標を取り付けに行ってくれた社員さんもありがとう。全てにありがとう。北総鉄道様と千葉ニュータウン鉄道様に特大の感謝を───────
で、谷田って何なん?
簡単に言うとすれば、小室と千葉ニュータウン中央の間にできるはずだった駅です。千葉県白井市谷田に所在していますが、周りには何もありません。虚無です。ミニストップはありますがそれくらいしかありません。コミュニティバスの本数は申し訳ないがカスです。逃せば2時間待ちです。このように何か述べようとするといかに谷田が虚無かを書き連ねることしかできませんが、虚無も含めて谷田は素晴らしいです。この虚無っぷりを「幻の駅」と称した北総鉄道様を褒め讃えたい程です。本当に、俺は谷田が大好きなのです。
ちなみに谷田を訪問した時の様子は、ぜひこちらをご覧下さい↓
さて、気を取り直して撮影会だ!
千葉ニュータウン中央に到着すると、そのまま印西牧の原方面へ。そして印旛車両基地…北総線の車庫へと向かいます。ここで撮影会(とご当地アイドルのミニライブ)を行うわけです。
(この先、お見苦しい写真が続きます。筆者は撮り鉄ではなく、カメラもこの時のために急遽譲り受けた物のため、設定などがよくわからないまま撮っていたりします。どうかご了承頂けると幸いです…)

記念ヘッドマークをつけた7500形と9800形のツーショット。見にくいですが、幕もよく見ると面白かったりします(笑)


ほんとかっこいいなあ。北総公団の初期車両がそれぞれあしらわれているのが本当に素晴らしいと思います。

ちなみに奥の方にこんな並びが。C-Flyerの矢切行!!(大好きな車両と大好きな行先)本当に、最高。
そしてその横ではご当地アイドルがミニライブをして盛り上がってました。バンドオタクの筆者は「へえ、アイドルのライブってこんな感じなのか…」と学びを得ていました(鉄道イベントで謎の学びを得る中沢)
…その後、印西牧の原まで電車で戻り、記念品を受け取り、周年記念の硬券を購入し、今回のイベントは終わりを迎えたのでした……
おまけ:宿で狂い、一年後現地でまた狂う。

去年の俺「谷田!!谷田だ!!!!ワアアアアアアアアアア!!!!!!!!↑↑↑↑↑」

今年の俺「アァ〜↑谷田の空気うめェ〜〜〜〜!!!!マジでなんもねえ〜〜〜〜!!!!!!!!」
結論
やっぱり俺は谷田が好きだ。
俺はこの「幻」を、ずっと語り継いでいきたいと思った。例え、誰もがその存在を忘れてしまったとしても。俺は絶対に忘れない。そう、絶対に!!!!
────谷田に想いを込めて、乾杯!!

この記事を書いた人

- 札幌生まれ札幌育ち千葉在住、本八幡から先の未成線と白井市の未成駅を愛している思想が千葉北部に偏ったオタクです。最近は市川市柏井町に魂を取られかけています。
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