【祝・開業33周年】都営12号線ガイド2024

どうも、都営オタク中沢です。

本日…2024年12月10日、都営大江戸線(12号線)が開業33周年を迎えました!!さらに二日後の12日には全線開業24周年を迎えます!!本当におめでとう!!ということで、今回はそんな大江戸線とその仲間たちについてまとめてみました。今回もよろしくお願いします!

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路線図・所要時間

まず、大江戸線の路線図はこのようになっています。

環状線みたいですよね。でも実はこいつ環状線ではありません。これが非常に厄介な罠で、山手線や大阪環状線、名古屋の名城線とは違い6の字運転なるものをしています。なんじゃそりゃ、と思う方もいらっしゃると思うので、とりあえず停車駅案内をご覧下さい。

引用:東京都交通局

こんな感じで、都庁前を起点にぐるっと一回転した後は環状部から飛び出た光が丘方面へと向かいます。反対周りの場合は光が丘から都庁前まで行き、その後は先程と逆方向に一回転します。これが6の字運転です。

環状っぽいけど環状してない6の字路線。それが、大江戸線です。

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小ささとうるささの理由

大江戸線の電車って、なんか小さくないですか?それは、大江戸線がミニ地下鉄だからです。

ミニ地下鉄とはその名の通り「従来より小さい地下鉄」のことで、電車が小さい分トンネルの幅も小さくできるため建設費が安くなります。なるべく建設費を抑えるために大江戸線はミニ地下鉄を採用したということですね。

また、大江戸線は非常にうるさい事でも知られています。乗ってみるとわかりますが、確かにうるさいです。その理由のひとつに大江戸線がリニアモーターカーであることが挙げられます。

リニアというと浮いてそうなイメージを持つ方もいると思いますが、大江戸線は浮いていませんよね。鉄の車輪がついていて、もちろん線路もあります。ですが、線路をよく見てみると…

線路の真ん中にプレートがついています。これがリニア地下鉄の証。大江戸線はこのプレートと電車の間で磁力を発生させ、その磁力が反発する力で動いています。磁石の同じ極同士をくっつけようとすると反発するのを考えるとわかりやすいかも。

ちなみに、うるさい理由その2は先程説明したミニ地下鉄です。トンネルが小さい分、騒音も響きやすいんですね。

直通先?

ミニ地下鉄は基本的に他社との直通運転は行いません。というか、できません。プレートのついていない線路を走れないリニアモーターカーをわざわざ大江戸線直通のためだけにこしらえるのは、流石にコストが大きすぎます。

ですが、大江戸線はとある路線と「私たちからは見えない線路」で繋がっています。それが浅草線です。

大江戸線と浅草線は、レール幅がどちらも1435mmなので、理論上はお互いの線路を走ることができます。そのため、大江戸線は浅草線の線路を通って西馬込にある車庫に回送されることがあるのです。

ですが、もちろん浅草線の線路にプレートはついていません。つまり浅草線内で大江戸線の電車は無力なのです。そんな無力をどうやって西馬込まで引っ張るのかというと、機関車を使います。浅草線と大江戸線どちらの線路にも対応する、E5000形というピンク色の電気機関車です。

これを使うことで、浅草線と大江戸線が直通(?)できるというわけです。

都営の他路線との関係性

浅草線との関係はさっき述べた通りです。

三田線とは乗り換えられます。言っちゃえばそれくらいの関係しかありません。

新宿線(と京王)とは新宿駅を共同使用しています。京王の改札をくぐると、まさかの大江戸線に…!?みたいなこともできちゃいます!

結論

大江戸線、うるさいけど結構便利ですよ。あまり乗らない人もこの機会に乗ってみてはいかがでしょうか…

この記事を書いた人

中沢 / Nakazawa
中沢 / Nakazawa
千葉ニュータウンと鶴見線に対する熱量が異常な札幌出身千葉寺民の未成駅オタク

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