本日、横浜市営地下鉄ブルーラインで2027年に横浜市で開催される国際園芸博覧会(GREENEXPO)を記念したラッピング電車の運行が開始されました。
横浜市営地下鉄のラッピング車両としては、はまりん号の引退から9年ぶり、新規のラッピング車両としては横浜開港150周年記念ラッピングから20年ぶりの新しいラッピングとなります。

横浜国際園芸博覧会について
横浜国際園芸博覧会は、2027年に横浜市の上瀬谷通信施設跡地で開催される万国博覧会(万博)です。
大阪万博とは異なり、園芸や自然、SDGsといったテーマをもとにパビリオンが多数出展する国際博覧会で、想定来場者数は1500万人。
アメリカを初めとした様々な国が既に参加表明をしており、大阪万博が終わったばかりなのも相まって現在注目度が急上昇中です。
横浜市営地下鉄と横浜花博
横浜市営地下鉄は横浜市が運営することもあり、横浜花博との関わりは今まで何回かありました。
私の記憶が正しければ、2020年より前には既に広告が張り出されており、最近だとヘッドマークの掲出やドア横ラッピング、車内広告など様々なものがありました。
ちなみにこのドア横ラッピングがされた編成は今回ラッピングが施された3321編成です。
この編成は昔はまりん号として運行しており、下の写真にも跡が残っているのがはっきりと確認できます。


今回のラッピング電車について
10月28日、あざみ野駅にて出発式が行われ、横浜花博ラッピングがスタートしました。
私はその列車が終点の湘南台駅に到着後乗車したので、車内・車外の様子をお届けします。
まずは前面から。あざみ野方と湘南台方で別のラッピングになっています。
あざみ野方は白基調、湘南台方はピンク基調のカラーリングです。


次に側面の様子です。GREEN×EXPO2027の文字や、国際博覧会の文字が確認できます。
最近はあまり見られなくなってきたような気がする全面ラッピングで、とても気合が入っています。





全体的にカラフルな色使いになっており、乗客の反応も「可愛い電車」など結構良さそうな感じでした。
次に車内の様子も見ていきます。




こちらも色使いとしては全体的にカラフルで、特徴としては床にある模様や車端部・広告など様々な部分にいる公式マスコットキャラクター「トゥンクトゥンク」でしょうか。

大阪万博では公式マスコットキャラター「ミャクミャク」が大人気になりましたが、こちらはどうでしょうか。動向が気になります。
この車両は3000N形の3321編成で、以前はドア横に小さくラッピングが入っていた編成でした。
大阪万博が閉幕したあたりで突然運用を終了し、ファンの間からは困惑の声がありましたが、
想像の上を行く進化で帰ってきました。
また、3000N形は近いうちに引退の予定があり、もしかするとこのラッピングを身に纏ったまま引退となるかもしれません。

最後に
大阪万博が閉幕し、一部の人々の中で「万博ロス」という言葉が広まっておりますが、
そんな中で1年半後に開催される横浜花博への期待も高まりつつあります。
私個人としては、もちろん万博は楽しみで絶対に行こうと思っていますが、
横浜市営地下鉄のファンとして嬉しい気持ちが大きいです。
というのも、横浜市営地下鉄はほとんどラッピングをすることがなく、
マスコットキャラクター「はまりん」をラッピングしたはまりん号は1999年に車両のデビューと同時に運行開始し、2016年で運行終了。
横浜開港150周年を記念したラッピングは2005年に運行開始、2015年に運行終了したことから、
新規のラッピング車両はなんと2005年以来。20年ぶりなのです。
私個人としてはこの車両をきっかけにもっとファンが増えてくれたらいいな、なんて思ったり。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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参考文献




- ゆったりまったり、様々なジャンルの記事を書いていこうと思います。
- 2025年10月28日まとめ・考察横浜市営地下鉄ブルーラインで2027年GREEN×EXPO(横浜花博)ラッピング電車運行開始!
- 2025年10月8日JR東日本富士急行直通のJR中央線で河口湖・富士急ハイランドに行こう!
- 2025年9月17日まとめ・考察横浜市営地下鉄ブルーライン2025年ダイヤ改正を沿線民が解説!
- 2025年9月2日JR西日本東は賑やか、西はガラガラ…姫新線ってどんな路線?







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