
皆さんこんにちは!金欠の方向幕量産者です。
2025年(令和7年)5月3日に運行された255系運転での「特急しおさい81号」「特急しおさい82号」ですが、なんと特急券を取ってきてくれたので乗車してきました!
255系・特急しおさい号ってなぁに?
255系・特急しおさい号を知ってて乗車レポートをご覧になりたい方は下へスクロールをお願いします。
房総一筋30年、255系の歴史

255系は、1993年(平成5年)7月2日に運転が開始され、「Boso View Express」の愛称がついています。主に房総半島方面の特急全般に入り、当初は「特急ビューさざなみ号」「特急ビューわかしお号」に入り、後に「特急しおさい号」「特急さざなみ号」「特急わかしお号」「特急新宿さざなみ号」「特急新宿わかしお号」にも入るようになりました。臨時列車では、「特急あやめ号」「特急ビューかいじ号」にも入っていました。
しかし、2024年(令和6年)3月16日のダイヤ改正で、房総半島方面の特急列車の全車指定席化と、運行形態の一新が行われ、「特急さざなみ号」「特急わかしお号」はE257系500番台に、「特急しおさい号」はE257系500番台とE259系に置き換わり、車両不足を理由に2024年(令和6年)6月29日までは255系での運行が継続されましたが、その後、255系の定期運用は終了しました。
列車は9両編成で運行されており、4号車がグリーン車となっています。
今年で50周年、特急しおさい号のこれまで

「特急しおさい号」は、東京都内と千葉県北東部を結ぶ列車として、総武本線が電化された1975年(昭和50年)3月に東京駅~銚子駅間で運転を開始しました。
列車名の由来は、潮が満ちるときの波の音を表す「潮騒」です。
当初はL特急にも指定され、5往復が設定されました。
2002年(平成14年)12月にはL特急指定解除とともに、通勤時間帯に「おはようしおさい号」「ホームタウンしおさい号」も運転が開始されましたが、2004年(平成16年)10月に「特急しおさい号」に統合されました。
2023年(令和5年)3月18日のダイヤ改正で、高崎線の特急「あかぎ」「草津・四万(草津)」が全車指定席化したことで、首都圏では、唯一自由席がある特急でしたが、それも長くは続かず、翌年2024年(令和6年)3月16日のダイヤ改正で、全車指定席化と、運行形態の一新が行われ、E257系500番台とE259系の運転になりました。
往復乗車・銚子観光レポート
参加者
まずはボックスメンバーです。もりやは主催で、ほかは番号順になっています。
以下は銚子での同行メンバーです。特急しおさい号は別席でした。
集合まで(方向幕量産者目線)

ということでおはようございます。時刻はなんと朝の5時20分です。今日は4時に起きてしまったので、せっかくならと早朝の東京に出かけたいと思います。

初電から2本目の各駅停車東神奈川行きで、終点の東神奈川に向かいます。
東神奈川からは京浜東北線で横浜へ

横浜では、臨時の寝台特急サンライズ出雲92号に遭遇しました。
その後は横須賀線で武蔵小杉、武蔵小杉からは相鉄からやってきた新宿行きで渋谷に向かいました。

集合時間まで2時間半とかなり時間があったので、渋谷駅で、1時間ほど東急バスの幕収集をしました。
その後まだ時間に余裕があったので、山手線に乗り、池袋・上野周りで東京へ向かいました。
神田についたタイミングで、田町~高輪ゲートウェイ間で架線にビニール袋が引っかかったことで、山手線は当該区間を運転見合わせ・徐行運転となり、みるみる遅れが増大していきました。

ようやっと東京まで運転を再開しましたが、東京駅では、まるで京急みたいな間隔で電車が接近していました。
集合、そして乗車へ
色々ありましたが東京駅に到着しました。

まずは特急しおさい81号関連の発車標を撮影。
そして255系運転の「特急しおさい号」が発車する総武地下2番線に到着して少しすると、第一同行者の中沢と合流しました。
しかしその頃、ホーム前方にはすでに255系を待つ人で大量の人がいました。
その後、グリーン車課金組のスギ花粉も合流し、3人で255系の到着を待ち構えました。
いよいよ255系が到着し、子どもから大人まで、255系を一斉に撮影していました。
到着後はたくさん幕を撮る方がいて、方向幕量産者である僕はとても嬉しかったです。

発車前にはもりや・待合室さんも合流し、無事に4人で乗車しました。
いざ!銚子へ
午前9時33分、特急しおさい81号は定刻通りに東京駅を出発しました。

自動放送はなく、チャイムも流れませんでした。
そのころ中沢が作ってくれたしおりをもらいます。
その後はボックスメンバーで
乾杯!
さて幕と中沢は朝飯を食べます。普通に軽食じゃないよね()
そのころLEDスクロールでは、当時の列車番号の設定がまだ残っているのか「新宿さざなみ号銚子行き」と表示されていました。新宿さざなみ号は新宿始発だしそもそも内房線だよね()

総武本線に入って有名撮影地であるモノサク付近では、多くの撮り鉄がいました。いい写真撮れましたか?
佐倉より先は単線区間になり、ところどころで行き違いによる運転停車も発生。
そんななか銚子までの最終停車駅である飯岡を発車してしばらくすると、どうやら待合室さんが検札をしにようです。

お客様ー、乗車券と特急券と人権を拝見いたします。

あ、人権は学校に転売しちゃった☆
…もりやは何を言っているんですかね?と思ったら人権の拝見をする待合室さんも何いってんの状態でしたね。
ちなみに往路でロング缶3本飲んだ待合室さんによると、この列車は鉄道好きの方が多かったとの印象でした。さて、復路はどうなるでしょうか。
絶対に諦めない銚子電鉄がある銚子の観光
ということで東京駅から約2時間、特急しおさい81号はついに終点の銚子駅に到着しました!
2時間ほどの観光時間ですが果たして銚子を堪能できるのでしょうか…

銚子では多くの人が255系を撮影していました。

その後ろにはなんと銚子電鉄の臨時列車として南海の車両がいました。この車両は最近銚子電鉄に来ましたね。
さて改札を出てホームドアとスギ花粉と合流し、飯処を探します。しかし、なかなかいいところがなく、銚子電鉄1往復か飯にするかの2択になってしまいましたが、多数決で飯になり、ちょうどすぐ6人が入れる飯処があったので、そこでご飯にすることにしました。

お昼ごはんは待合室さんはおまかせ定食、中沢・もりや・ホームドア・幕はワンランク上の銚子海鮮丼、スギ花粉はおばこ焼きを注文、飲み物は待合室さんは生ビールジョッキ、中沢はウーロン茶を追加で注文していました。待合室さんは本当にお酒が好きですね。
さてゆっくり過ごしていたら銚子電鉄の銚子行きの発車までわずか7分となってしまい、お腹いっぱいではやく動けない中沢は幕の推進運転で観音駅に向かいました。中沢はギリギリで吐かずにすんで、なんとか電車にも乗れました。
さて銚子に着いて銚電の撮影タイムです。南海の臨時幕も回収しつつ、車両も撮影しました。そのあとは各自でお土産を購入します。今日行けなかったメンバーにもお土産を購入します。ちなみに幕はぬれ煎餅を買いました。
東京へ帰還
みんなでお土産などを購入して特急しおさい82号に乗車します。しおさいの関連表示も撮影しました。
LED表示は往路と違い、完全に消灯していました。あと待合室さんは若干酔っていたかもしれません。
銚子を出発して、飯岡手前では多くの撮り鉄がいました。こちらもいい写真撮れましたかね?
さて飯岡駅では車掌がしきりにこのように放送していました。

ドアが開くまで少々お待ちください。
なにかあったのかと思いましたが、後に特急しおさい号と交換して、所定の停車位置に移動しました。どうやらこの駅は9両編成の停目が、出発信号機の奥にあるようで、その関係で手前に停車していたものと思われます。とてもおもしろかったです。

その後はアクキーを撮影しました。成東駅ではグリーン車に乗っていたスギ花粉が離脱し、4人で東京に向かいます。
次の日向までは沿線に撮り鉄がいっぱいいました。こちらもいい写真撮れましたか?
さて往復ともにもりやが

麻雀やりてぇ
と言っていました。勝手にやっててください()
さてここまで沿線の人には手を降ってきましたが、ここで唐突に天皇の手の振り方の講習会が発生しました。なんでやねん。
佐倉の手前で成田線と合流して、ここから一気にスピードが向上します。ここらへんで東京まであと45分になりました。時間の流れが早すぎる。
総武快速線内に入ってさらにスピードが向上します。
いつの間にか東京都に入ってすぐ錦糸町に到着しました。もりやはここが最寄りですが、待合室さんと中沢が脱出できないように必死にガードしています。めっちゃ面白かった。

錦糸町を発車して、地下に入るとすぐ東京の到着放送が流れます。そうして東京駅に着きました。
ちなみに復路でもロング缶3本飲んでいた待合室さんによると、82号は一般客の方が多かったとの事です。
255系の車内設備の紹介
せっかく255系の乗車レポをやっているので、車内設備の紹介もしていきます。
普通車

最近のE257系500番台やE259系と違い、座席背面の大型テーブルや、フリーWi-Fiはありませんが、座席横に小さいテーブルがあるので、座席を向かい合わせにしたときでもテーブルを出して、弁当を食べたりなど、旅行を楽しむことができます。簡易的な足置きがあり、カーテンはフリーストップで、座席上にライトがあります。
グリーン車

スギ花粉が往路で乗ってきていたので紹介します。(画像はスギ花粉より)
普通車の座席とは違い、座席背面に大型テーブルがあり、足元に大型の足置きがあり、かなり豪華です。また、普通車同様フリーWiーFiはありません。座席のもちっと感はグリーン車よりも普通車のほうがあったそうです。
東京駅に到着!
東京駅に到着する前から多くの人類が255系の到着を見守っており、到着と同時に、錦糸町側の先頭車には多くの人だかりが出来ました。
その一方待合室さんは乗務員さんにダル絡みしていました。その中の話では、往路の車内表示が「特急新宿さざなみ号 銚子行き」だったことを話していました。ついでに実際の表示の写真を提供しました。

回送の出発直前にはホーム際には人だかりができ、一時喧嘩が勃発していました。幸い発車時には大きなトラブルもなく、罵声もなかったので、無事だったのかなと思いました。
おまけ:打ち上げ
参加者
番号順です。
新宿へ
東京駅到着後、15分後に全員集合という形になりました。
15分後、改札内にてtaniful含む5人が合流し、新宿へ行くことになりました。

東京→新宿でグリーン車乗る?

なんで?

おかねない…

わかったよ5人分のグリーン券買ってくるよ!!

ええええええええええええ!?!?!?!?!?
と改札を颯爽と出ていってしまいました。そして数分後待合室さんが戻ってきました。

磁気グリーン券はクレカじゃ買えませんでした…
結局普通車で行くことにしましたが、道中遅れていたこと、グリーン車の隣である6号車であったことが重なり、大混雑で新宿に向かうことにしました。
新宿着いたけど…どうする?
新宿に着いた5人ですが、中沢は満身創痍で、一旦ベンチで休むことに。
ちょうど新南口から出たので、金色の社長を拝むことができました。これは崇拝せねば()
中沢かアイスを食べて回復している間、一同はこのあとカラオケに行くかサイゼリアに行くか相談し、結局サイゼリアの方が安いということなんでサイゼに行くことになりました。
色々ありましたが合計8000円程度で済みました。なんで?

あと待合室さんは酔っ払って陽気になりました()
まとめ
いかがでしたでしょうか?1日限りで運転された255系を使用した「特急しおさい81号」「特急しおさい82号」に乗車したレポートと合わせて、銚子の観光の様子とその後のオフ会の途中までお送りしました。
次回いつ255系にて運転されるか、はたまたそのまま廃車となってしまうのかわかりませんが、記録としてこのふりとれに残すことができてとても嬉しかったです。
というか幕自身1日に2本も投稿するなんて思ってもいなく、急いで書いたので多分どっかで間違ってるかもしれません()
オフ会の記事を書く機会がありましたらよろしくお願いいたします。また、僕が執筆している「定期行先表示紹介シリーズ」もぜひご覧ください。(宣伝)
それではありがとうございました!!!
P.S.サムネは中沢が作ってくれました。大変有難うございました。
参考文献
・255系 – Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/JR%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC255%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A
・しおさい(列車名) – Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%97%E3%81%8A%E3%81%95%E3%81%84_(%E5%88%97%E8%BB%8A)
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