2025秋の臨時列車速報!〇〇とは今秋でお別れ!?

どうもどうも。そろそろ溶けそうなスギです。昨日(8/22)、2025年の秋の臨時列車の運行概要が発表されました!今回の記事では、その内容についてまとめていこうと思います!! 本日もよろしくお願いします。

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東北地区

まずは東北地区です。東北地区では、面白そうな列車が多数設定されました。

イブニングウェイ

まずは現在も東北本線で運行されている特急 イブニングウェイです。仙台から小牛田方面への着席需要に応えるため、今年の7月から金曜日に運転されているこの列車ですが、秋臨でも設定されました。使用車両、ダイヤ等は以前と変わらないものと思われます。運転日は毎週金曜日です。

仙岩紅葉号

次に仙岩紅葉号です。「仙岩峠の紅葉に合わせて運転します。」とプレスリリースにあるように、走行区間周辺の仙岩峠の紅葉にあわせて運転される臨時列車です。途中の停車駅は、大曲・角館・神代・田沢湖・雫石・前潟です。運転日は11/8,9で、それぞれ上下1本ずつ運転されます。使用車両は701系2両編成と記述されており、田沢湖線を走行する関係上、標準軌仕様の5000番代が充当されると思われます。5000番代は大曲〜秋田駅間では定期運用を持っていないほか、大曲〜秋田駅間で在来線用の車両が新幹線側の線路を走行することも珍しい光景となりそうです。

リアスうみねこライナー

次はリアスうみねこライナーです。この列車は、八戸線と三陸鉄道線を直通する臨時列車で、運行区間は八戸〜盛間で、なんと総距離227.9km、所要時間7時間5分(八戸行き)。快速としては異様な長距離です。気になる使用車両は三陸鉄道車両とだけ記述されていました。個人的な感想ですが、三陸鉄道の車両は座席も肉厚で、車両によっては大型のテーブルも設置されているため、長距離乗車でも比較的快適そうです。10/18に八戸行き、10/19に盛行きが運転されます。

ひなび

次はひなび車両で運転される各列車です。今秋もそこら中で運転されます。以下の表にまとめました。

列車名区間運転日
ひなび 釜石盛岡〜釜石10/3~5,17~19
11/8,9,15,16,22~24
ひなび 錦秋湖1号〜4号北上〜横手10/25,26
ひなび 平泉盛岡〜平泉11/1~3
ひなび 八幡平盛岡〜大館11/29
ひなび 下北八戸〜大湊10/11~10/13
ひなび みちのく盛岡→大館→青森11/30

さて、東北中を駆け抜けるひなびですが、今回設定された臨時列車の中に一際目を惹く列車があります。それは、ひなび みちのくです。運行区間は盛岡→大館→青森。想像してみましょう。盛岡… 大館… 大館!? そう、この列車、盛岡からIGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道を経由して盛岡に向かうのではなく、なんと好摩から花輪線を経由して秋田県は大館へ、そこから奥羽本線を経由して青森へ向かうのです!所要時間は5時間20分。なかなかのロングランです。盛岡の発車時刻は9:04と、東京からはやぶさ1号で向かっても間に合う時刻ですから、首都圏の皆さんも行ってみてはいかがでしょうか?

※「ひなび みちのく」の運行区間の乗車券・指定席券はえきねっと・指定席券売機では買えません。みどりの窓口で買う必要があるのでご注意ください!おそらく盛岡〜好摩間の連絡運輸が関係すると思われます。また、花輪線は、8/22現在、大雨による被害で当面運転を見合わせることが発表されています。ご乗車される予定の方はご注意ください。

宮古鮭あわび号

次は宮古鮭あわび号です。美味しそうな列車名をしているこの列車は、宮古鮭あわびまつりに合わせて運転される臨時列車で、11/23運転、運転区間は盛岡〜宮古間で、途中停車駅はありません。全車指定席での運転で、使用車両は110系気動車です。102kmもの間ドアが開かない臨時快速、面白そうです。

風っこ

次に、キハ48形改造のトロッコ列車、風っこです。こちらも各地で運転される計画ですので、一覧表にまとめます。

列車名運転区間運転日
風っこ只見線満喫号会津若松〜只見10/4,5,11~13,18,19
風っこ 平泉仙台〜平泉11/1~3
風っこ女川シーパル号仙台〜女川11/8,9
風っこ水郡線紅葉号水戸〜常陸大子11/22,23

最後は東北か微妙でしたが、同じ系列の列車ということでここに入れてしまいました。各地で行楽の時期に合わせて運転されるようです。11月とて東北ですから、多少の防寒対策が必要な列車かもしれませんね。

このほかにも、リゾートしらかみや、快速ゆけむりなどの臨時列車が各地で運転される予定です。

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新潟地区

さて、新潟地区ですが、今回の秋臨ではなかなか目を引く列車がいくつも設定されています。

EL列車

さて、いきなり本命に行きましょう。今秋、新潟地区ではEL列車が設定されます。高崎地区等ではすでに消滅した(代走除く)ものの、新潟地区では設定されました。

まずは、快速越後湯沢駅100周年号です。11/1運転のこの列車は、長岡〜越後湯沢間で1往復が運転され、午前中に上り列車、午後に下列車が運転されます。ばんえつ物語号の客車を使った編成で、客車7両編成をELでプッシュプルする形での運行です。途中停車駅はありません。所要時間は上下ともに1時間10分程度です。ちなみにこの日は、谷川岳もぐら・ループの運転日でもあるため、臨時列車で上越線を乗り通すこともできそうです。

次に、快速ありがとうELです。1号から4号が運転されるこの列車、運転日は11/24です。上下2本ずつ運転され、使用車両は先ほどと同じくばんえつ物語編成の12系で、ELによるプッシュプル運転です。途中停車駅はありません。

列車名から察している方もいるかもしれませんが、長岡所属のELも終焉がかなり近づいていそうです。またプレスリリースには、「長年活躍した電気機関車に感謝を込め、長岡駅〜新津駅間で臨時列車を運転します。」とあり、長岡ELの旅客営業での最終運転となりそうです。また、高崎EL・DLが運行を終了し、東北地区のED75も旅客営業に就く望みは薄く、尾久の機関車も同様の状況にあることを考えれば、JR東日本管内でEL客車列車が運転される最後の機会にもなりそうです。

画像提供:閑古模型

磐越西線111周年記念号

続いて、磐越西線111周年記念号です。11/1の運転で、運転区間は新津〜野沢間。使用車両はキハ110系です。途中の停車駅は五泉・咲花・三川・津川・鹿瀬です。GV-E400系投入により、キハ110系が撤退した磐越西線で、同形式が久々に運転を行いそうです。

そしてこの列車の野沢行き、実は1づくしの列車なんです。どういうことかというと、運転日は111日、使用車両はキハ110、新津駅の発車時刻は11:11と、そこら中に1という数字が組み込まれた列車になるんです。キハ111形が充当されればさらに増えますね()

このほか、SLばんえつ物語号も、一部を除いた週末に1日1往復運転されます。

首都圏エリア

ここもなかなか特徴的な列車が多数設定されました。見ていきましょう。

谷川岳もぐら・ループ

最初に谷川岳もぐら・ループです。下りの越後湯沢行きが谷川岳もぐら、上りの新宿行きが谷川岳ループとして運転されます。使用車両はE257系5000番代で、全車両が普通車指定席です。

勘の良い方は気づいているかもしれませんが、今回のこれらの列車は新宿駅発着で運転されます。今までは大宮駅発着だったため、都内在住の方が乗車する場合は一度大宮まで向かう必要があったものの、新宿駅から乗車できるようになります。中央線や、新宿発着の私鉄各線の沿線の方にとってはかなり便利になるでしょう。

Mt.Fuji御殿場

今回、最も多くの人の目を引いたであろう特急Mt.Fuji御殿場です。運転区間は東京〜御殿場間で、10/13,26にE257系5両編成での運転です。全ての車両が指定席で運転されます。JR2社を跨ぐことになる東京〜御殿場間で団体臨時列車ではなく、ふつうにきっぷを買って乗ることができる臨時特急が設定されるのは珍しいことになります。

蔵の街川越君津号・蔵の街川越茂原号(川越まつり号)

さて、またしても癖の強い列車です。10/18,19に、川越市で開催される川越まつりに合わせた臨時列車で、千葉県内の君津・茂原から直通の特急が運行されます。使用車両はE257系5両編成で、こちらも全車指定席です。

茂原発の方は過去の臨時快速、おさんぽ川越を思い出させるような設定でワクワクしますね。快速時代とどう変わるのかも気になります。しかし茂原から川越まつりに行く人ってそんなにいるか…?

アルプス

もはや恒例となった特急アルプス、今回も設定されました。運転日は始発駅基準で10/10,31,11/21です。アルプス号、かなり軌道に乗っているようにも見えるので今後にも期待したいところです。

あやめ(佐原秋祭り)

さて、一見毎年恒例の秋祭り臨に見えますが、今年は一味違います。去年までは列車名を「佐原秋祭り」として運行していたところ、今年はなんと「あやめ(佐原秋祭り)」として運行します!そう、あやめです。あやめ「祭り」ではなく「あやめ」として運転されるのは、定期廃止以来のことで、前回は10年以上前のことになります。鹿島神宮まで行かないとはいえ10年ぶりに復活するあやめ、乗ってみたいところです。10/11,12運転で、E257系5両編成、全車指定席です。

各方面増発特急

定期特急の増発については、特に異様な使用車両での運転等はありません。255系を使用した列車の設定もありませんでした。

新幹線

新幹線に関しては、特に癖の強い2本を紹介します。

まずははやて385号です。11/1,22に運転されるこの列車、まだ詳細が出ていないので詳しい停車駅等はわかりませんが、プレスには「宇都宮に停車する『はやて』を新たに設定します」とあることから、どうやら宇都宮に停車する列車のようです。なお、運転区間は東京〜新青森です。

次に、あさま671号です。この列車、自由席が多めに設定されがちなあさま号では珍しく、全車指定席での運転です。また、始発駅は上野と、なかなか特殊な列車と言えそうです。ちなみに運転日は結構多めに設定されています。

終わりに

さて、今回の記事はいかがだったでしょうか?記事を出すまでの時間を優先したため、内容等至らないところもあったかもしれませんが、目を瞑っていただければ幸いです。また、各臨時列車に共通して言えることですが、まだ途中停車駅等の詳細が出ていないものも多くあるため、今後の情報に注視していきたいです。

本日もお読みいただきありがとうございました!

出典

この記事を書いた人
スギ花粉
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千葉の田舎のただの高校生
毎朝209に揺られて通学中

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