
こんにちは。こづるしんでんです。
仙石線の個性豊かな車両たちを紹介する、仙石線車両図鑑。今回は手始めに、205系3100番台M1編成を紹介していこうと思います。
概要


M10編成は、205系3100番台の10番目の編成となっています。
あおば通方から、クハ204-3110、モハ204-3110、モハ205-3110、クハ205-3110の4両編成です。ちなみに今年は航空祭の臨時快速でも使用されたみたいですね。
E131系N4編成の到着と入れ替わりに、2025年11月24日に郡山へ回送されました。
転入元は?

仙石線の205系で10番目に宮城野に転入した編成で、2003年5月29日に転入しています。
転用元は、あおば通方から、サハ205-54、モハ204-80、モハ205-80、サハ205-53で、全車両がヤテ27編成から転用されています。種車が揃っている編成って仙石線では珍しいですね。
土崎工場で転用改造が行われました。ATACSが搭載されており、ID-10が振られています。
特徴は?

ドア窓の大きさがは全車両が山手線からの転用なので小窓になっています。また、前照灯はHIDのままである他、霜取りパンタグラフの設置はありません。

塗装は標準の青と水色の帯になっている他、内装はオールロングシートとなっています。
ちなみに、HID灯かつ全車小窓で霜取りパンタがないこの仕様、仙石線の205系では昔は標準的でしたが最近はM6とM10のみの特徴となっていました。さらに外扇モーター搭載車に限定するとM10編成のみになります。今は逆にレアになってしまいましたね。
廃車回送済み?
なお、E131系N4編成と入れ替わりになる形で、2025年11月24日に郡山まで回送されました。状況から見て、運用離脱後の廃車回送だと思われます。
205系3100番台の標準色では初の余剰廃車ですね。すでに内装解体も行われているとの事です。
ヤテ27編成として数えると、39年半。M10編成としては22年半。長きにわたりお疲れさまでした。
まとめ
ということで、M10編成を紹介しました。
次回はM11編成、お楽しみに~
最後までご覧いただきありがとうございました。

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