【カオスで沼!?】205系3100番台の全19編成の「個性」をまとめよう!【仙石線車両図鑑 #20】

こんにちは、こづるしんでんです。

仙石線の個性豊かな車両たちを紹介する、仙石線車両図鑑。20回目の今回は、205系3100番台の全編成の「個性」をまとめていきます。

同じ形式・同じ番台のはずなのに、なぜか編成ごとに微妙に違う……。

仙石線205系を観察していると、そんな「沼」のような世界が見えてきます。今回はその形態差を、できるだけわかりやすく整理してみました。

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比較ポイント

ということで比較ポイントから。

細かいところまで言い出すとキリがないので、見た目で分かりやすい特徴を中心に分類していきます。

前照灯

まずはライトです。

元々は全編成HIDライトでしたが、近年になってLEDライトへの交換が進み、現在ではHIDライトの編成はかなり少数派になりました。

ぱっと見でわかる特徴の一つですね。

塗装

次に塗装です。

青と水色の一般色が大半を占めますが、1両ごとに色が違う2way色の編成やラッピングが施されている編成もあります。

先頭車のドア窓

中間車はすべて山手線由来の車両のため、ドア窓は小さいタイプで統一されています。

しかし先頭車は、埼京線由来の車両が使われている場合もあり、その場合はドア窓が大きくなっています。

霜取りパンタグラフ

冬に架線に付着する氷を落とすための「霜取りパンタグラフ」を搭載した編成もあります。

通常はパンタグラフ1基ですが、霜取りパンタ搭載編成ではモハ205に2基のパンタグラフが並ぶのが特徴。屋根上を見れば一発で分かるポイントですね。

ちなみに、ホームで一瞬見ただけでも編成を判別する方法があります。

・パンタグラフが2基 → 霜取り編成
・先頭車ドアが大窓 → 埼京線由来
・炎管が黒 → M17
・帯が幕板まで → M19

慣れると遠目でもある程度編成を判別できます。

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HIDライト編成

まずは、原型に近いHIDライトの編成から。

なお、霜取りパンタグラフ搭載の編成は全てLED化されています。あしからず。

HID・一般色・霜取無・全小窓(M6, M7, M10)

一般色の編成で最後までHIDライトだったのは、M6編成、M10編成ですね。特にM6編成はかなり最後の方まで残存していた上に、運用離脱したはずが3日間だけ復活してました。

なお、全車が山手線からの改造のため、ドアは全て小窓です。

M6編成、M7編成、M10編成が該当します。
なおM7編成もHIDのまま廃車になっていますが、LED改造が始まる前に離脱しているため、ここでは参考として扱います。

HID・一般色・霜取無・先頭車大窓(M9, M15)

HIDライトで残った編成の中で唯一、先頭車のドア窓が大窓になっているのがM15編成です。

先頭車は埼京線の205系を種車としているため、ドア窓が大きいタイプになっています。中間車は他編成と同様に山手線由来のため、小窓のままです。

なおM9編成もHIDのまま廃車になっていますが、LED改造が始まる前に離脱しているため、ここでは参考として扱います。

M9編成、M15編成が該当します。

HID・2way色・霜取無・全小窓(M5)

次に2wayシート色。最後までHIDだったのは2wayシート色ではM5編成のみでした。

「ムーンライトうみかぜ」の団体列車で使用されるなど、意外と活躍の場面も多かった編成ですね。

なお、全車が山手線からの改造のため、ドアは全て小窓です。

M5編成が該当します。

HID・ラッピング・霜取無・全小窓(M8)

最後に、車体に「マンガッタンライナーⅠ」のラッピングが施されていたM8編成です。

案外忘れられがちですが、この編成はHIDのまま廃車になったんですよー。

なお、全車が山手線からの改造のため、ドアは全て小窓です。

M8編成が該当します。

LEDライト編成(霜取りパンタグラフなし)

次にLEDライトの編成たちをみていきましょう。

まずは霜取りパンタグラフを搭載していない編成から。

LED・一般色・霜取無・先頭車大窓(M11)

M11、持っているカットがこれくらいしかなかった()漁れば出てくるかもしれないけどレベル。

両先頭車は埼京線の205系由来のため、ドア窓が大きくなっています。なお中間車は山手線由来のため小さいままです。霜取りパンタグラフ未搭載の一般色編成で、唯一「LEDライト+先頭車大窓」の組み合わせだったのがM11編成です。

M11編成が該当します。

LED・一般色・霜取無・混在(M1)

次に、両先頭車のドア窓の大きさが混在しているM1編成です。

あおば通方の先頭車(クハ204-3101)は山手線由来のためドア窓が小さいですが、石巻方の先頭車(クハ205-3101)は埼京線由来のため大きいドア窓になっています。

なお、仙石線で両先頭車のドア窓の大きさが揃っていないのはM1編成のみ。

トップナンバーなのに一番意味不明ですね()

LED・一般色・霜取無・全小窓(M13, M17)

ようやくまともな形態が出てきましたか。

種車がすべて山手線由来で、霜取りパンタグラフを搭載していない一般色編成のうち、LEDライトに更新されたグループです。一般的なグループみたいですが……なんと2編成しか該当しませんし、このグループもさらに細分化できます。

黒の信号炎管(M17編成)

M17編成は黒の信号炎管になっており、ここでも区別できます。

これは宮城野では唯一の特徴だったかもな。

灰色の信号炎管(M13編成)<-デフォルトの色

同じグループでも、こんな細かい差があるのが面白いところです。

LED・2way・霜取無・全小窓(M3, M4)

次は、2wayシート色でLEDに改造された編成です。

元々3本しか2wayシート色がいない上 (M2編成を含めず)にM4編成が早期に廃車されてしまったため、少数派のグループになっています。

M3編成は2wayシート搭載編成で一番長生きした編成でしたね。

M3編成、M4編成が該当します。

LED・ラッピング・霜取無・全小窓(M2)

最後に、「マンガッタンライナーⅡ」としてラッピングが施されていたM2編成です。

実はM2編成は登場時に2wayシート色をまとっていましたが、その上からこのラッピングを施しているとか。

自分はマンガッタンライナーはⅡの方が馴染みがある気がしますね。

LEDライト編成(霜取りパンタグラフあり)

最後に、霜取りパンタグラフを搭載しているLEDライトの編成です。

LED・一般色・霜取有・先頭車大窓(M12, M16, M18)

これが一番多いグループらしいですね。世も末だろ。

霜取りパンタグラフを搭載しているLEDライトの編成で、先頭車のドア窓が大きくなっているグループです。

M12編成、M16編成、M18編成が該当します。

LED・一般色・霜取有・全小窓(M14, M19)

最後に、霜取りパンタグラフを搭載する一般色の編成の中で、全ての車両のドアの窓が小さいグループです。

が、このグループもさらに細分化できまして……

一番上の帯が幕板部分まで伸びている(M19)

上の方の帯が方向幕を埋めてある部分まで伸びているのはM19編成です。

……て言っても何言ってるかわからないよね、わかるよ。

中間車だった時に方向幕があった部分がありますが、先頭車改造する際に邪魔なので埋めてしまいました。普通の仙石線の編成は、この埋めた部分まで帯が伸びていませんが、M19編成は首都圏にいた名残で埋めた部分まで帯が伸びています。

他にも色々と形態差があるみたいですねー。

M19編成が該当します。

一番上の帯が幕板部分まで伸びていない(M14)

ということで、最後はM14編成です。

M19編成がやってくる前は、仙石線で唯一小窓の先頭車と霜取りパンタグラフの混在した姿を見られた編成でした。

まあ、なんの変哲もない編成なんですけどね。

一番普通だと思ってた形態なんですけど……

M14編成が該当します。

仙石線205系3100番台 編成別形態一覧

ということで、今まで書いてきた内容をまとめてみました。

編成ライト霜取パンタクハドア窓塗装特徴
M1LED混在一般唯一の窓混在
M2LED小窓ラッピングマンガッタンⅡ
M3LED小窓2way2way最後まで
M4LED小窓2way早期廃車
M5HID小窓2way
M6HID小窓一般HID最後まで
M7HID小窓一般被災廃車
M8HID小窓ラッピングマンガッタンⅠ
M9HID大窓一般被災廃車
M10HID小窓一般
M11LED大窓一般
M12LED大窓一般
M13LED小窓一般
M14LED小窓一般
M15HID大窓一般
M16LED大窓一般奇跡の電車
M17LED小窓一般黒色炎管
M18LED大窓一般
M19LED小窓一般帯差

まとめ

てことで13通りに分類しました。外観だけでもここまで分類できるなんて……これが仙石線の205系の沼を物語っているような気がしますね。

19編成19様な205系3100番台。同じ形式・同じ番台の車両なのに、ここまで形態差があるのはなかなか面白いところです。

E131系による置き換えが進み、残りわずかとなった仙石線205系。最後までその個性を楽しんでいきたいところですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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こづるしんでん
こづるしんでん
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