【震災を乗り越えた奇跡の電車】205系3100番台M16編成【仙石線車両図鑑 #16】

こんにちは。こづるしんでんです。

仙石線の個性豊かな車両たちを紹介する、仙石線車両図鑑。16回目の今回は、205系3100番台M16編成を紹介していこうと思います。

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概要

M16編成は、205系3100番台で16番目の編成となっています。

あおば通方から、クハ204-3116、モハ204-3116、モハ205-3116、クハ205-3116の4両編成です。

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転入元は?

仙石線の205系で16番目に宮城野に転入した編成で、2004年3月29日に転入しています。

転用元は、あおば通方から、サハ205-167(ハエ11編成)、モハ204-20(ヤテ7編成)、モハ205-20(ヤテ7編成)、サハ205-166(ハエ11編成)です。

ちなみに中間車の種車であるヤテ26編成、6号車と5号車がM16編成の中間車として転用されていますが、隣り合わせの9~7号車と4号車~2号車はナハ48編成に転用されています。ん、ナハ48編成?

現M19編成じゃん!!しかも先頭車に改造されたのは7号車と4号車。つまり山手線時代に同じ編成内に隣り合っていた車両たちが仙石線で再会したわけですね。

郡山工場で転用改造が行われました。ATACSが搭載されており、ID-16が振られています。

特徴は?

先頭車は埼京線由来のため大窓になっていますが、中間車は山手線由来の車のため小窓になっています。前照灯はLEDに更新済みです。

また、郡山工場で改造されたため、霜取りパンタグラフを搭載しています。

内装はオールロングシートです。また塗装は通常の青と水色のものになっています。

ちなみにこの編成、ちょっと面白い特徴がありまして……

車番や保安装置表記のあとがはっきりと分かるんですね。例えば左はATACSを意味する「C」が追加される前のPSの位置がはっきりと分かりますし、右は仙センの下に山手線時代に所属していた「東ヤテ」の文字が結構はっきり見えます。

まるでまだ心は山手線にいるみたいですね。

「奇跡の電車」

このM16編成、「奇跡の電車」としてとても有名になっています。今回はM16編成の奇跡について書こうと思います。

2011年3月11日14時46分、M16編成は石巻行の快速列車(3353S)として野蒜駅を発車した直後でした。大地震が車両を襲い、野蒜駅から600mほど離れた場所へ緊急停車しました。

その後大津波警報が発令され、一度は指令の指示で避難を呼び掛けましたが、土地勘のあった乗客の方がこう助言したそうです。

野蒜小学校に行くよりも、この小高い丘の上だと、2階建ての屋根くらいの高さになるから、もし津波が来た場合は、こっちの方が高台だから、安全じゃないのか

その結果車内に乗客は留まることとなり、一時はすぐ近くまで津波が押し寄せたそうですが、無事乗員・乗客合わせて60人を守りきりました。M16編成が緊急停止したのは高台のちょうど津波が来なかったところで、まさに奇跡と言えることでしょう。

その後9ヶ月にわたって留置されていました(途中から「がんばろう!東北」のステッカーが貼られたとか)が、2011年12月に搬出され、2012年1月から仙石線の運用に復帰したのでした。

震災の生き証人として活躍している同車、残りの時間はわずかですが、しっかり走りきってほしいです。

M16編成の奇跡については、とうほくらいんさんが詳しく記事を出しているのでそちらも合わせてごらんください。

またこの場をお借りして、東日本大震災でお亡くなりになった方のご冥福を心よりお祈りいたします。

まとめ

ということで、奇跡の電車ことM16編成を紹介しました。

次回はM17編成、終わりが近づいてきたなあ。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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こづるしんでん
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