
こんにちは。こづるしんでんです。
ついに昨日(12/1)、E131系800番台の営業運転が開始しました。
長らく首都圏の中古車が導入されてきた仙石線にとっては待望の新車です。早速観察しに行ってきました。
純粋な新型車両

長らく仙石線で使用されてきた205系3100番台。以前は山手線や埼京線などで活躍していた車両が使われていますが、老朽化は厳しく、近年は車両故障による遅延・運休も相次いでいました。
以前は京浜東北線E233系1000番台の転用という噂も聞きましたが、房総エリアで初登場したE131系の番台違いである、E131系800番台が新製され投入されることとなりました。
すでに205系の離脱も始まっていて、記事執筆時点ではM10編成、M15編成がE131系に置き換えられ郡山へと廃車配給されているようです。
デビューしたE131系を見ていく
では、デビューしたE131系の様子を見てきましょう。
外装

やはり目を引くのは、貫通扉を完全に廃しながらも3枚窓を維持している前面スタイルです。
相模線では一切使わないのに貫通扉を取り付けていて、鶴見線ではダミーの扉をつけるほどでしたが、あっさりと非貫通のデザインになっていてビックリですね。

運転台の部分が明らかに貫通扉があったであろう部分まで広がっていて、おそらくこれが非貫通のデザインになった原因だと考えられます。
方向幕に関してはこんな感じになっています。



これは幕を変えた直後の種別+行き先のやつです。



で、自動放送などの案内設定が入ると次駅表示もつくようです。気になるのは、「行」「For」の部分が黄色になっているところですね。謎。
あとは松島海岸併記、仙台・あおば通表記はその併記している駅までで、その駅発車後は「あおば通」みたいに行き先のみになるようです。
例えば、仙台・あおば通行だと仙台?までは仙台・あおば通表記、仙台出発後はあおば通表記になります。


また、ドアチャイムは205系の4打点のものやE721系などと異なり首都圏の標準のもの(E233似?)のものになっています。ドア動作も相まって、まさに首都圏にいると錯覚してしまいそうですね。
内装

内装に関しては、他のE131系と同様のロングシートとなっています。色は水色と青色で、仙石線らしいデザインになっています。


LCDも設置されていて、半自動扱いの案内や、ホームと電車の間に段差がある案内、さらに行き違い列車交換待ちもあったそうです。
自動放送も搭載していました。私が確認した区間だと「次は~です。The next station is ~」のみで、まもなく~という案内はありませんでした。あと「お忘れ物にご注意ください」や、「仙台市内の切符は精算が必要(松島海岸)」、あおば通は「Aobadori Avenue」と放送されていましたね。
運用体系は?

運用は他の205系と共通になっているようです。なので、遭遇するかどうかは運次第ですね。
また、駅側のベル/発車メロディーを扱っていたので、仙石線のしばらくはE131系+発車メロディーの組み合わせが聞けそうですね。
なお、陸前山下とかのベル未設置駅では車外スピーカーから乗降促進を流す時もあったそうです。
まとめ

期待の新車のE131系、昨日は順調な滑りだしでしたね。明日以降も元気に走り続けてほしいですね。
101年目の仙石線、期待が高まりますね。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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