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おはこんばんにちわ
お久しぶりです。約3週間執筆をサボっていた限界プラレーラーのtanifulです。
投稿がかなり空きましたが、その間に文化祭やら大規模運転会やら中間考査が挟まって大爆死しておりました。
ユルシテクダサイ…
そんな事もありながら今年も鉄道の日の季節です。(終わってる)
そして今年は東海道新幹線60周年&プラレール65周年のダブルアニバーサリーです!
そんなスーパーおめでたい✕2のアニバーサリーイヤーを記念して、9月中頃にこんな商品が発売されました。

それがこちら!「新幹線開業60周年記念 0系新幹線ひかり1号&超特急ひかり号セット」です!


この製品は1964年の東海道新幹線当時の仕様の0系新幹線と、プラレール初の新幹線製品、電動超特急ひかり号セットの復刻品です。
この発売発表時には大きな話題を呼んだ製品を知り合いから今回お借りしてきましたので、またいろいろと駄弁ろうと思います。
箱・付属品・梱包
箱外観

まずは箱正面から。最近の6両セットらしく窓の無い箱です。特にフォーマットも何も無いですが、直前発売のサウンドN700Sの他、上越新幹線のダブルセットやいっぱいつなごうN700Sなどが似たフォーマットの箱です。

製品名にはプラレール65周年記念の旨は記載されていませんが、記念ロゴされているため記念製品と分かります。ところでこの東海道新幹線60周年のぼうや、デザインがキャッチーなのでタカラトミーが制作したものかと思ったら普通にJR東海公式のロゴでした。
さて、ここからヲタク的うるさいツッコミをすると、この箱に掲載された画像の「超特急ひかり号」ですが、当時の正しい商品名は「電動超特急ひかり号セット」です。なんなら詳しい知り合いによればこの画像はスイッチを屋根上に移す変更が行われた後期製品の「新電動超特急ひかり号セット」の個体らしいです。そこんトコロ、しっかりね….?
あと何故か車両1編成のみの製品なのにセットを名乗っています。どうなってんだ。

続いて箱裏面です。いつものフォーマットの電池の入れ方や注意・警告の他、0系新幹線や超特急ひかり号、プラレールの歴史に関しての解説が記載されています。この説明に関してもツッコミが…
タカラトミーではプラレールの起源は、前身の富山商事が独自開発したニュアンスで紹介をしていますが、プラスチック・汽車レールセット発売以前のアメリカにて発売されていた、プラレールとレールの設計がほぼ共通の自動車玩具が発見されています。またこの製品はライセンス生産により日本で生産されたようで、真相は「アメリカの玩具を日本向けにアレンジして発売したものである」ということみたいです。
尚この件に関しましては、著名プラレーラーの方が詳しく考察されているブログ記事が御座いますのでリンクを貼らせて頂きます。



続いて箱の上面・底面です。割と普通の単品商品と同じフォーマットですね。あとその説明違((ry


箱の最後に側面扉の部分です。こちらも通常版の物を並べたようなフォーマットです。
ただ…右側面…なんか車両の画像傾いてる?
付属品

今回のセットには、開業当時の記念切符をプラレールver.にリメイクした物が付属しています。
といってもただ厚紙にあれこれ印刷したやつ。
梱包状態等

ということであっさり開けました。こちらが車両本体です。
梱包方法は最近流行り?の折ったダンボールに袋をひねっただけの緩衝処理。傷は付かないんでしょうが正直心配です…発泡スチロールを返して。
車両
お待たせしました。よーーやく本体です。

ということで出てきてもらいました。
いい造形してますネェ…
造形観察
とりあえずいつも通り駄弁りながら造形を観察して行きましょう。
0系新幹線ひかり1号
まずは実車モチーフの「0系新幹線ひかり1号」から行きましょう。
こちらの車両は0系新幹線登場時を再現した仕様。
とは言っても2014年発売の「ライト付き0系新幹線と東京駅セット」の車両からライトを抜いてそのまま復刻したやつ…と侮るなかれ。普通にすげぇクオリティです。

まずは先頭車から。大窓に非常扉。サボにひかり1号の字。これぞ登場時の0系新幹線です。
2014年から使われているこの0系大窓車金型ですが、やはりクオリティが高いです。塗装を変えるだけで特別仕様に化けるのもイイ!
2014年発売のセットやイベント限定品との差異はサボや編成番号などの印刷が細かい事でしょうか。

続いて中間車。1等車の証である金縁扉が最高にイカしてます。これをやってこそ登場時仕様みたいなとこありますよね。
2014年のセット品でも金縁扉が再現されていましたが、やはりこちらの方が印刷クオリティがバカ高いので最高です。
ただ一つ文句を言わせて下さい。

コストカット台車を辞めろぉおおおおおおお!!
ハッピーセットみたいで嫌なんですよ。
しかも中間車だけとか…もう少し頑張ってよ。

最後に後尾車。増結前の12両時代の仕様のためサボも12号車です。その他は大体先頭車と同じ。
セット品との差異は、金型がテコロジー対応でない事でしょうか…?(東京駅セットや922型はシャーシを入れ替えるとテコロジー仕様にできます。)
超特急ひかり号
続いては「電動超特急ひかり号セット」の復刻品、「超特急ひかり号」です。
何故か実車と全く違う赤色ですが、これは当時赤色の方が子供に人気があったから…とタカラトミーは言ってますが、一説では赤色樹脂の方が安かったから…とも言われています。
そんな電動超特急ひかり号セット、1999年のプラレール40th記念商品の「親子で遊ぼう新幹線セット」以来25年ぶりの復刻です。

ということでまずは先頭車から。先程と全く同じ金型のため、塗装以外の変更点はありません。
塗り分けも元製品に合わせ簡素なので特に語る点は無いですかね…
そんな中での目立つ特徴は動力台車。

2014年頃から新メカに切り替わり早10年。
その間に発売された黄色車輪のシャーシはなんとこの製品含め2種類のみ!もう一つはディズニードリームレールウェイらしいです。

続いて中間車。こちらも語る事は…あるか。
黄色車輪のコストカット台車は多分初です。

そして後尾車。先頭車を反転させただけ…かな。
そういえば最近の新幹線製品はみんな後尾車は車軸カバー付きの台車を履いていますね。
なんか流行りなのかな…?
個人的には箱根登山鉄道アレグラで初めて手にした台車のイメージ。
その他検証
今回使用された金型、特に先頭車は2014年発売時よりライトシャーシに対応した整形になっています。
そして今回2種類共に先頭車ライト周りはクリアパーツが使用されているため、もしかしたら光るのでは…
ということでやってみました。
まず持ってきたのはこちら。

922型ドクターイエローT3編成の先頭車です。
現在S品番で販売されている唯一の0系新幹線の系譜にある製品。この製品の金型は今回のセットの編成の物の側板を改修し、小窓や特殊な窓割りを再現した仕様となっています。そのため側面以外は全く同じ設計…
更にライト付き仕様ときた。もう確定演出。
ボディの中身を並べてみると…

ほらね、全く同じ。つまりシャーシをぶち込めばライトが光ります。ということでやってみた。

まずはひかり1号から。現在イベント等で限定発売されている「ライト付き0系新幹線」や先程から数回ご紹介している10年前の東京駅セットと印刷以外全く同じ仕様のため、もちろんキレイにライトが光ります。素晴らしい。
イメージ的には夜の浜松町ですね。東京モノレール潜らせたい。京浜線追い抜きたい。

続いて超特急ひかり号。こちらは残念ながらうまく光らず…。正面から見ればまだマシに見えます。

ライトが電球色の影響か、折角のプラレールらしい赤い光前灯が黄色っぽくなっています…
製品比較
折角なので他世代の0系新幹線の金型とも比較してみましょう。
とは言ってもすべての金型の製品をコンプリートしている訳は無いので…許してね。
さよなら0系新幹線金型(2008)
まずは2008年の0系新幹線引退記念〜2014年の金型リニューアルまで主に使われた小窓仕様の金型。

今回はその中でも入手難度の低いプラレール博限定品を引っ張り出して来ました。
(JR東海浜松工場公開で発売された限定品の可能性もあります)
600円で買った事もありかなりのジャンク状態ですがお許し下さい。

とりあえず先頭部を並べると、新金型の方がシャープな印象を受けます。ノーズも少し長いよう。
ただ光前灯の整形だけは劣っている…?

続いて先頭車の屋根です。
ここに関してはリアル度に大差は無く、解釈の違いによる細かな表現の違いといった感じです。

大きな差異が現れたのは中間車。
新金型ではパンタ付き、旧金型ではパンタ無しの仕様となっています。

最後に後尾車。新金型の方がパンタが中央寄りに整形されています。
正直どこも解釈違い程度の差でした。
ニューひかり号金型(1977)
続いては1977年発売のニューひかり号を起源に持つ系譜の金型です。こちらの製品は2013年にプラレール博等のイベント限定品として発売された物のよう。金型の初登場から36年後の製品ですが、前面ライト部分以外に改修が一切入っていないのが凄い。

正直比較どうのこうのと言うのも憚られる程の年代差ですが気にせず行きましょう。

単純に並べるとこんな感じ。余りにも精度が違うので別のおもちゃのようですがどちらもプラレールです。
同じレールの上を同じ単三電池を使い同じ車輪と同じ連結機を採用しているプラレールです。
技術の進歩とは凄いものです。

一応屋根も並べてみましたがもう全部違います。
改めて見るとすげぇな新金型。
並べてみよう
こう来れば後は撮影会です。
歴代の車両を色々引っ張り出して遊びましょう。
922型T3編成ドクターイエロー

年代的にギリギリ合う922型。0系で0系を置き換えたのはドクターイエローも例外ではない訳で…
100系新幹線

大窓車(初期車)と並んだ事は無いですが、雰囲気はそれっぽいです。
ただ100系の金型は80年代から1度もリニューアルをせず廃盤となったため正直クオリティの差が…
N700A

並んでたまるか。
まあ小窓とノーマルN700に見立てればギリギリありえますけどさぁ……
ニューひかり号金型&超特急ひかり号

古い金型の新しい仕様と、新しい金型の古い製品の復刻。プラレールの歴史を感じる並びです。
余談
何か実車と比較できそうな側面写真なんか貰えないかな…と思って編集部内で募集した所、唯一来た側面写真がコレ。

台湾に渡り建築限界測定車(オイラン車)として使用された車両です。マニアックにも程が((ry
ひすいさん…………
おわりに
さて、今回は久々の製品紹介ということで、お借りした物で色々と遊んでみました。
今回車両を提供してくれた友人
やや右寄りに偏ってる人(X:@TV58640283)
ありがとうございました〜。
今回紹介した製品は現在絶賛販売中です!
皆様も下記リンクより是非お買い求めください!
それでは、ばいちゃ〜…
参考・引用したサイト
タカラトミー公式サイト様
プラレール資料館様

今回紹介した製品
この記事を書いた人

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