
今回は東武鉄道
近鉄に次いで広大な路線網をもつ東武鉄道。日光・鬼怒川やスカイツリーなどの人気スポットにアクセスすることができますが、長距離移動となるとそれだけ予算がかかってしまいます。

そこで今回は東武線を超おトクに利用することができる「株主優待乗車証」を使って旅してきた様子をお届けしましょう!
”株主優待乗車証“とは

途中下車したり往復したりはダメ!!
これを使えば”東武線内を片道1乗車“することができます。浅草→北千住だろうが浅草→日光だろうが伊勢崎→(東武動物公園)→新藤原でも!片道1回である限りはどこまでいってもOKです。
さすがに僕は株を持てないので、金券ショップで購入する形になります。今回は御徒町にあるお店で1枚750円で購入。相場は650〜1,000円といったところ。(ちなみに580円を見たことあります)
日光や鬼怒川まで乗り通す限り、ほとんど損することはありません。だって浅草→東武日光の定価は1,400円ですよ!?

格安だけれども乗車列車に制限はなし。特急券を別途購入すれば特急列車やライナーにも乗車可能となっていて、私もスペーシアXに乗ってきました。プレミアム価格な列車ですが、優待券を活用することで負担額が減少するのは魅力的ですね。
購入方法

東武の株主でなくとも、金券ショップで入手することができます。とりあえず御徒町や北千住辺りで探すのが最も楽かなと思います。
ただし開店時間が10時以降というお店が多いため、旅程によっては事前に準備しなければいけなくなります。その場合は通勤・通学ついでとか、ネット販売を利用するのがよいでしょう。
購入までにコストがかかりすぎると本末転倒なので、その場合は「NIKKO MaaS」などを活用することで費用を抑えることができます。観光目的なら最初からこれでいいとは思いますけどね…
当日の流れ
入手さえすれば普通の切符と同じ。改札機も通れますし、特急列車(別途料金必須)だって乗車することができます。

今回の往路は普通列車だけで移動してみました。まずは急行に乗車して南栗橋駅まで。そこからは「急行 東武日光行き」を利用して日光へ。
南栗橋以北は各停と特急しか走っていないのですが、朝の2本限定で急行も設定されています。かつて存在していた快速列車を受け継ぐ流れで設定されているようですが、年々運行本数が減少しているため乗るなら今のうちです。
どうやら2022年改正において大減便されたそうで、それ以前は「下り3本・上り1本+α区間急行」というダイヤでした。ちなみに快速・区間快速の消滅は2017年なんだそうです。時の流れは早い…
https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20211210120436z2ZpUL2macF_-vcgP5S43w.pdf

停車駅は特急と遜色ないレベルまで絞られており、増えているのは「栗橋、板倉東洋大前、新大平下、新栃木」の4駅のみ。なんと東武日光まで後続の特急(=Rきぬ105号)から逃げ切ります!
他人の乗降を気にせず快適に移動できるので、この運用は気に入りました。南栗橋8:03に間に合わせるというのは少々面倒なのですが…

9:18に東武日光到着。想像よりも早く着いてしまい、行きたかった揚げ湯葉饅頭のお店が開くまで時間を潰す羽目に。平日ということも相まって暇人と認識されていそうです笑。
振り返り
ここまでの移動が750円で完結するというのは改めて驚きです。思っているよりも日光は気軽に行けるんだなと感じさせられる結果となりました。

この後は東照宮を観光し、SL大樹・スペーシアXへの乗車も実現できました。そちらの様子は今後別の記事で紹介したいなと思います。
過去に横川(群馬県)に移動することがあったのですが、そのときも東武線優待乗車証を利用しました。わざわざ伊勢崎を経由するという変態ルートでしたが、特急りょうもうにも乗れて楽しかったです。
疲れたけど。https://note.com/sim_ratch/n/n103a3206d471?sub_rt=share_pw

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