
どうも、5300形はギリ生で見た事ないけど知ってはいた中沢です。
いわゆる“4直”の要ともいえる都営浅草線の車両を4回に分けてご紹介!その名も「都営浅草車両図鑑」!前回はこちらから!⏬
さてさて、6月に1本目を出してからずっと放置してましたが、浅草線65周年ということで今日から3本連続で一気に過去車両を紹介していきますよー!
ということで第2回は知ってる人もまだまだ多そうな5300形を紹介!それでは今回もよろしくお願いします!
【豆知識】
西馬込には小さい5300形が
ひっそりと鎮座している
5300形の特徴

5300形は1991年3月31日に登場した都営浅草線の電車で、北総線(高砂〜新鎌ヶ谷間)の延伸開業及びそれに伴う北総・公団線との直通運転開始に伴う車両数の増備、冷房装置を設置した車両に置き換えることによるサービス向上、そして開業時から運用されていた5000形の置き換えを目的としてデビューしました。
外観
外観デザインは日立製作所デザイン研究所が担当。都営浅草線の走行区間である銀座などの都会的センスあふれるイメージを表現したものとなっています。設計にあたって、21世紀を目指して5つのコンセプトが定められました。
- 都会的センスあふれる斬新なデザイン
- 明るくさわやかな車内
- 乗り心地の良い車両
- サービス向上で利用しやすい車両
- 新技術を取り入れメンテナンスフリー化
また、外観の配色は軽快感と明るさを感じさせる白色「アーバンホワイト」をベースとし、路線色である赤色「レッド」と引き締めるための差し色に焦げ茶色「ダークブラウン」の帯を巻いているのが特徴です。
前面

流線型で左右非対称のデザインとなっており、地下鉄で走るために必須の前面扉も配置されています。見えにくいですが、行き先表示機の横にはいわゆる「急行灯」もあります。
側面

車番は下に、見えにくいですが行き先表示機は上に。この時代の電車によくある側面配置です。

金属製ですかね、この車番。立体的なものがついています。車番のフォントは国鉄でよく使われてた”アレ”っぽいやつだと思います。
機器類
よくあるGTO-VVVFですが、発車直後などに特徴的な音を発するため巷では「うるさい」と言われていたらしいです。あと関係ないですが警笛も独特で「にゃーん」と形容されたりしています。
車内

車内はこんなかんじ。内装は東京の粋な町である「浅草」をイメージしており、具体的には浅草線に沿って流れている隅田川を中心とした川沿いに咲く桜をイメージしているとのこと。

先頭車両の車椅子スペースは当初3次車以降のみにありましたが、後に2次車以前の初期車にも設けられました。

車内案内表示装置はLED式のものがついています。ぼやけていて見えにくいですが、上には「このドアが開きます」の表示も設けられていますね。
時速120km出したかった「最終編成」
基本的に、5300形は時速110kmまでしか出すことができません。ですが、それを打ち破ろうとした編成がありました。それが最終編成「5327編成」です。
…ですが、出せませんでした。
その理由はうるさいからです。
ただでさえ爆音を発する5300形。それが時速120kmなんて出そうもんなら爆音どころの話ではありません。結局5327編成は時速120kmを出すことなく引退したらしいです。マジかよ。
どこで見ることができるの?
冒頭で過去車両と言った通り、引退済みなのでもう見ることはでき…
ねえと思ったか!!!!

西馬込の馬込車両検修場(浅草線の車両基地)にミニ5300形がいます。ガチです。この写真は去年の都営フェスタで撮ったものなので、たぶん来年の都営フェスタとかで会えるんじゃないかな。知らんけど。
まあ、5300形を知ってる人もあまり知らない人もこの記事で縁ができたな!!是非来年の都営フェスタでミニ5300形と握手!!!!
結論
結論:にゃーん

- 2025年12月7日東京都交通局【にゃーん】都営浅草車両図鑑#02 東京都交通局5300形
- 2025年12月6日京成電鉄【初代スカイライナー?】京成芝鉄車両図鑑#08 京成3400形
- 2025年12月5日その他ああ!県庁前と県庁前を間違えた!!そんな時は?
- 2025年12月4日東京都交通局【浅草線開業65周年記念】都営1号線ガイド2025





コメント ご意見やご感想等お気軽にどうぞ。