【千葉急行電鉄】京成系列路線図鑑 #07「千原線」

どうも、千原線ユーザーの中沢です。

さて、京成グループの路線たちをいい感じに紹介していくその名も「京成系列路線図鑑」のコーナーが本日もやって参りました。第六回「千葉線」を見たい方はこちらからどうぞ↓

ということで第七回はそんな千葉線の延長線上にある”元・千葉急行”「千原線」についてご紹介します。それでは今回もよろしくお願いします!

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基本情報

路線名千原線
所属京成電鉄
所有者京成電鉄
元所有者千葉急行電鉄
駅数6駅
開業日1992年4月1日
識別色蛍光ピンク
長さ10.9km
路線記号KS

千原線は、ちはら台ニュータウンへのアクセス路線で、全列車が千葉線と直通運転を行っています。元々は千葉急行という別の会社が「千葉急行線」として運営していました。

なかざわ
なかざわ

でも、正直ちょっと高い…

そんな千原線ですが、色々あって千葉急行時代の運賃を現在もそのまま適用しています。そのため運賃が他の京成線よりも高く、沿線住民からも敬遠されてしまっています。現に、千原線が最寄りだけど高いから外房線を使う…という方も結構いるみたいですよ。

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主要駅

KS-60「千葉中央」

京成津田沼から伸びている千葉線は複線ですが、ここからの千原線は単線です。ちなみに松戸から来たピンク色の電車は千原線に入らないので注意。

KS-61「千葉寺」

蘇我駅まで一応歩いて行けます。2面2線のホームが用意されているものの、片方のホームは一向に使われる気配がなく…線路を引く場所もありますが、苔が生えています。

埃を被ったホーム、苔の生えた線路用地

ただ、使ってないホームも駅名標が更新されているので手は加えられているみたいですね。今後、あのホームを使う時は来るのでしょうか…

KS-62「大森台」

千葉市内で唯一の地下駅で、かまぼこみたいな駅舎の形をしています。この駅は複線となっていて、千葉中央方面とちはら台方面の行き違いが可能です。

KS-63「学園前」

なんか住宅・都市整備公団かってくらい立派な駅舎が特徴。この駅でも2方面の列車の行き違いが可能です。ちなみに学園前に学園はありますが、その学園は駅名の由来となった学園ではないらしいです。(元々はここに明治大学のキャンパスが建設される予定で駅名もそれが由来みたいなのですが、後にその計画は中止されたとのこと)

KS-64「おゆみ野」

千葉寺と同じく、2面2線ではあるものの片方のホームが使われていない単線の駅。この駅の駅舎と駅前広場は2002年に土木学会デザイン賞の優秀賞を受賞しており、「おゆみの遊歩道」を通ると徒歩で鎌取駅まで行くことができます。ちなみに「おゆみ」は漢字で書くと「生実」らしい。

KS-65「ちはら台」

市原市唯一の大手私鉄の駅で、ちはら台ニュータウンの玄関口です。この駅から小湊鉄道の通る「海士有木あまありき」まで延伸する計画がありますが、結局実現はするのだろうか…。ちなみに、北側に200m歩けばそこは千葉市だったりします。

千葉急行電鉄とは

千葉急行電鉄は、小湊鉄道が持っていた本千葉〜海士有木の免許を活用した新路線建設のために設立された鉄道会社です。…が、様々な問題により破産し、建設された新路線は借金ごと京成電鉄に譲渡されました。

なかざわ
なかざわ

なるほど、千葉急行の借金ごと京成が貰っちゃったから高いんだな…

ですがこの千葉急行、破産するまでには結構可哀想な事情があったようで…後日、別記事でもう少し詳しく話そうと思います。

結論

結論:ちはら台に行こう!運賃は考えるな!

この記事を書いた人
中沢 / Nakazawa
中沢 / Nakazawa
矢切が俺に所属。フリーター、バンドオタク、一応絵描き。
札沼線民歴6年、東豊線民歴12年、千原線民歴1年。鉄オタ歴は4年弱。

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