
どうも、4両線区にはなんとなく馴染みがある中沢です。
さて、京成グループの路線たちをいい感じに紹介していくその名も「京成系列路線図鑑」のコーナーが本日もやって参りました。第四回「押上線」を見たい方はこちらからどうぞ↓
ということで第五回は下町の4両線区「金町線」についてご紹介します。それでは今回もよろしくお願いします!
基本情報
路線名 | 金町線 |
所属 | 京成電鉄 |
所有者 | 京成電鉄 |
駅数 | 3駅 |
開業日 | 1899年12月17日 |
識別色 | 赤色 |
長さ | 2.5km |
路線記号 | KS |
金町線は、その名の通り金町に行く路線で、京成本線の京成高砂から分岐する支線です。分岐と言いつつも京成本線と金町線の線路は完全に分離しており、ホームも金町線専用の高架ホーム(5番線)が設けられています。

車両送り込みの都合上、一応線路自体は繋がっているぞ!年末年始の本線直通列車はこの車両送り込み用に繋がった線路を通って金町線へと入るんだ!
そんな金町線ですが、15年前までは京成本線との直通も行っていて線路やホームも本線と同じものを使用していました。成田スカイアクセス線が開業する時に、金町線だけホームも線路も専用のものを整備した感じですね。キャパの都合なのでしょうか…
主要駅
KS-10「京成高砂」
京成本線、成田スカイアクセス線、北総線はお乗り換え。金町線だけホームが離れている都合上、乗換も改札外なので注意。
KS-50「柴又」
某映画の聖地として知られています。下町情緒が溢れる町で、矢切の渡しに乗れば北総線が通る矢切まで行けちゃいます。みんな乗ろうね。
KS-51「京成金町」
JR千代田線常磐緩行線はお乗り換え。ガチで目の前にJRの駅があります。ちなみに金町線に6両を入れられないのはこの駅の影響が結構あり、激狭な土地になんとか4両分のホームを置いているのでこれ以上は伸ばせないらしい。
大昔の金町線「人車軌道」とは
突然ですが皆さん「人車軌道」というものをご存知でしょうか?

何だよそれ!突然すぎだろ!!
いや、実はこの「人車軌道」が金町線の始まりだった訳なんです。
人車軌道とは人が車両を押して動かす鉄道のことで、人が押せばいいので簡単に鉄道を走らせる事ができコストも少ないということで小規模交通機関としてよく使われていたとのこと。
で、柴又〜金町にはその人車軌道が通っていたのですが…京成の計画ルートと被っていたので貰っちゃった訳です。そして人車が通っていた所に電車を走らせ始めたのが1913年。そこから現在まで100年以上も金町線の歴史は続いているということでございます…
結論
結論:柴又から矢切の渡しに乗れ

- 2025年7月11日関東甲信越【下町の4両線区】京成系列路線図鑑 #05「金町線」
- 2025年7月10日関東甲信越【都営と京成の架け橋】京成系列路線図鑑 #04「押上線」
- 2025年7月9日関東甲信越【日本一短い鉄道】京成系列路線図鑑 #03「芝山鉄道線」
- 2025年7月8日関東甲信越【初代・成田空港駅】京成系列路線図鑑 #02「東成田線」
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