【初代・成田空港駅】京成系列路線図鑑 #02「東成田線」

どうも、初代スカイライナーってかっこいいよね。中沢です。

さて、京成グループの路線たちをいい感じに紹介していくその名も「京成系列路線図鑑」のコーナーが本日もやって参りました。第一回「京成本線」を見たい方はこちらからどうぞ↓

ということで第二回は初代・成田空港駅も所属する「東成田線」についてご紹介します。それでは今回もよろしくお願いします!

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基本情報

路線名東成田線
所属京成電鉄
所有者京成電鉄
駅数2駅
開業日1978年5月21日
識別色青色
長さ7.1km
路線記号KS

東成田線は名前からも分かる通り千葉県成田市を走っている京成電鉄の支線です。元は東成田線の方が本線だったのですが、空港ターミナル直下へ乗り入れた際にそちら(成田空港高速鉄道線)の方が京成本線という扱いになり、こちらは支線として分離されました。

なかざわ
なかざわ

行く価値はあるんじゃないかと思うぞ!

また、全ての列車が芝山鉄道に直通しており「日本一短い鉄道」でお馴染み芝山千代田まで行くことができます。朝夕のラッシュ時には京成本線を通して都営線や京急線との直通も行っており、京急線内で「芝山千代田行き」の案内を見ることができます。京急線ユーザー、果たして芝山千代田って見て何処か分かるのだろうか…

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主要駅

KS-40「京成成田」

成田空港方面はお乗り換え。芝山千代田行きの列車に乗ると「成田空港には行きません」との案内放送が流れ、ターミナル直下に行きたい客の誤乗を防いでいます。

KS-44「東成田」

東成田線と芝山鉄道の接続地点、東成田。かつてはこちらが成田空港駅を名乗っていました。2面4線のホームを持ちますが、そのうち1面2線は閉鎖され「初代・成田空港駅」の面影を残したまま保存されています。また、コンコースには明らかに後付けされた壁があり、その先には「初代・成田空港駅」の名残が大量に置いてあります。

もう看板類のフォントからして昔の風情がありますよね。(一応…この写真は壁の外から撮影しております)

あ、ちなみに空港第二ビル駅とは連絡通路で徒歩移動が可能です。みんなで連絡通路を歩こう!

営業係数500超え問題

なんと、東成田線の営業係数は500を超えています。営業係数とは100円稼ぐのにかかる額のことで、つまり東成田線は100円稼ぐのに500円以上かかるということです。

実は東成田線には開業時から加算運賃が設けられていて、通常運賃より少し高めになっております。これは13年後に開業した”成田空港高速鉄道線”区間も同じなのですが、後者は既に2022年時点で建設費を78.5%回収しています。じゃあ東成田線はどうなのかというと9.1%しか回収できていません。

この一番の理由はやはり東成田線が本線から分離されたことでしょうか。利用者数もそこまで多いようには見えないですし…東成田、いいところなんですがねえ。

結論

結論:東成田に行け

この記事を書いた人
中沢 / Nakazawa
中沢 / Nakazawa
矢切が俺に所属。フリーター、バンドオタク、一応絵描き。
札沼線民歴6年、東豊線民歴12年、千原線民歴1年。鉄オタ歴は4年弱。

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