【最新】西武鉄道新型列車「トキイロ」を見る

みなさんこんにちは、ホームドアです。プロフェッショナル花粉erですので、早速花粉がツラいです。

先ほど10:00頃に西武鉄道より発表された新宿線向け新型座席指定列車「トキイロ」。西武新宿〜本川越間を結ぶ定期ライナー列車は史上初となりますが、一体どのような中身になっているのでしょうか?早速見ていきましょう。

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導入の経緯

時は遡り2025年3月14日、西武鉄道から『鉄道旅客運賃の改定を申請しました ~永続的な鉄道事業運営と良質かつ快適なサービス提供のために~』とのプレスリリースが発表されました。この資料の中には2026年3月に実施予定である運賃改定に関する資料だけでなく、西武グループの長期にわたる経営戦略、ならびにその具体的な事例が掲載されていました。その中でも重点テーマに挙げられていた『沿線価値の向上 ~次世代の新宿線に向けて~』の取り組みの1つに、新宿線有料着席サービスの刷新が含まれていました。

当時の発表では「10000系(ニューレッドアロー)をライナー型車両に置き換え、停車駅など運行形態も変更しサービスを刷新。」との1文が添えられており、この段階ではどのような車両・運行形態となるのか具体的な発表はありませんでした。特急型車両がライナー型車両に置き換えられるという珍しい事例にさまざまな憶測や疑問が飛び交っていたのは記憶に新しいところです。

さて、時を経て2026年1月29日。西武鉄道の公式ホームページに突如としてカウントダウンサイトが開設。サイト内には「毎日の、ひとときをいろどる。」とのキャッチコピーと共に情報公開まで残り20日となったカウントダウンが掲載されていました。前触れもなく突然現れたこのサイトはたちまち反響を呼び、これもまた多くの憶測で話題となりました。

そしてカウントダウンが0となった今日、2月19日10時ころ、西武鉄道よりカウントダウンサイトの更新と『2027年春「トキイロ」運行開始! ~新宿線に新車両「トキイロ」を導入し、有料着席サービスを刷新します!~』と題した報道向け発表が行われました。早速その中身を見ていきましょう!

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「トキイロ」の概要

先述したように「トキイロ」は次世代の新宿線を目指した整備の一環として導入され、現在新宿線で運行されている10000系特急型車両「ニューレッドアロー」の後継として2027年3月の運行開始が予定されています。西武鉄道において昨今導入された有料座席指定列車としては、2017年のS-TRAIN・2018年の拝島ライナーに次ぎ、3つ目となります。

置き換え予定の西武10000系
(”Seibu-Series10000-10108F Koedo-7″by MaedaAkihiko is licensed under CC-BY-SA 4.0)

昨今の通勤・通学時間をはじめとした移動時間への価値観の変化を主体とし、沿線利用者の「新たな活力」になるような車両として導入される「トキイロ」。車両デザインをはじめ、愛称やロゴ、プロモーションまでを「空間づくりのプロフェッショナル」である株式会社丹青社と共同で施策しています。

トキイロという名称は「時の色」をイメージして名付けられ、また車両デザインも朝、昼、夕の空の色をもとに、街並みや人々の隙間をつなげる様子を視覚的に表したなみ型ライン「エナジーウェーブ」に仕上げられています。“移動時間”という存在をメインテーマに仕立てられたこの車両、まずはファーストインプレッションとなる外装(エクステリアデザイン)を見ていきましょう。

エクステリアデザイン

公式資料より

車両構体は見て取れるように既存の40000系と同一のものであることが予想され、8両編成での導入となっています。7両編成である10000系からは1両の純増となり、西武新宿線では全ての車両が8両/10両編成4ドア車両へと統一されます。

前面は朝と夜をモチーフにした赤色と紫紺色のグラデーション状に塗装されており、前面から側面にかけては先述した「エナジーウェーブ」と名付けられた波状の帯が巻かれており、ドットによるグラデーションで表されています。このように編成内のすべての車両でカラーリングが異なるデザインの車両は西武鉄道では初の試みとなっています。

プレスリリースより

また、号車番号が奇数号車では西武新宿寄りドア横、偶数号車では本川越寄りドア横に大きく書かれており、昨今ではLED表示での掲出という傾向にありましたが、姿形を変え回帰した印象を受けます。また、ドアの半自動機能も設置され、従来の40000系車両に形状は非常に似ていると言えるでしょう。しかしながら、従来の40000系車両全編成に設置されていた大きな窓が特徴のパートナーゾーンが見受けられないことから、車両の全ての号車の大半を座席が埋めるのであろうと見込みます。

今までの西武鉄道の車両からは考えられなかった大胆なデザイン、実車の登場が楽しみです。

インテリアデザイン

次に、利用者にとっての最大の注目ポイントとなる内装。従来の40000系、そして10000系との違いはどのようになっているのでしょうか。

プレスリリースより

まずは座席から。横4列、ドア間に縦に3列のクロスシート、そして車端部には3人がけのロングシートが設けられています。車両の外装デザインに合わせ、レッド・オレンジ・そしてグレー・ブラックの座席色が採用され、全体としてシックな印象を受けます。座席には既存の40000系にはなかったリクライニング機能を設けるほか、荷物掛け用のフックドリンクホルダー、更には電源コンセントまでもが取り付けられています。また、ヘッドカバーの横は湾曲しており視線の気にならないような設計になっています。細かい点まで配慮された座席、まさにストレスフリーな移動時間の実現につながるのではないでしょうか。

車内の他の部分にも視線を向けると、落ち着いた内装と共に暖色の照明に調節することでリラックスできる空間になっているほか、フリーWi-Fiやトイレの設置など多様なニーズに応えた設備となっています。

今後の見通し

長らく線内用新型車両の導入がなかった西武新宿線に新たな風を巻き起こした新型ライナー「トキイロ」。特急小江戸号からは運行形態も含め大きな刷新となりますが、果たして一体どのような運行形態になるのでしょうか。2027年春のデビューが待ち遠しいです!

関連サイト

西武鉄道公式サイト「2027年春「トキイロ」運行開始! ~新宿線に新車両「トキイロ」を導入し、有料着席サービスを刷新します!~」

西武鉄道カウントダウンサイト

株式会社丹青社

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記事執筆がんばります。

コメント  ご意見やご感想等お気軽にどうぞ。

  1. お茶漬け星人 より:

    いや〜、色的に4000系を使うと思ってたんですけどね(爆)
    系統的に拝島ライナーもトキイロに統合されて、余剰車でSトレインの増発とかもあるかもしれませんね。

    • ホームドア より:

      コメントありがとうございます。個人的な考え方としては利用状況も鑑みて本数の純増ではなく2000系の置き換えも迫る故に、仮に拝島ライナーにおいて既存の40000系0番代が差し変わるとなれば、40000系50番代の増備も相まって先に2000系が追い出されるのではないかと見込んでいます。

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