思わず衝動買い。TOMIX 長野色211系を購入してみた!#1

※この記事の商品リンクはアフィリエイトリンクでもなんでもないです。単純におすすめなやつです。

こんばんは。今日もお疲れさまでした。
ついに明日発売のKATO製211系長野色。個人的にはKATOよりもTOMIXの方がライトケースの特徴をとらえており、「211系」と言う感じがして好きなんですよね。

……とか言ってたら見つけちゃいました。ってわけで、「TOMIXの211系」をざっくり見ていきましょう。いつか手にしたかったこの製品、「オタク目線」だと絶対に加工が必要なので面倒な製品だったり……。

自分のメモ的な記事なので、正直役に立たないかもしれません笑

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通販ってすごい

最近ではめっきり見かけることのなくなったTOMIX製211系長野色。どーせ売ってないだろうなあ。という軽い気持ちで通販サイトを眺めていました。オークションはまだ手を出しにくくて。
そしたら、あるじゃないですか。動力も照明も問題がない中古が。びっくりしました。

値段もお手頃だったので、「初めての通販購入」をしてみることに。初めての購入は信頼できるサイトで購入しましょうね、皆さん。

初めてだったので色々と戸惑う点がありましたが、無事に自宅に届きました。マジで安心した。

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TOMIXの211系

というわけで、211系長野色を購入しました。211系の模型を持つこと自体が実は初めてなので、造形の良さにすごく目がキラキラ輝いていました笑
プロトタイプはN301編成の登場時。N301…?なんかおかしいですね。

そう、N301編成はJR後に製造された車。一方のTOMIXの金型は「国鉄車」の金型。なので実はこれ、ウソ電になっちゃうんです。

<特記事項>
※金型の関係上一部実車と異なります

来年再生産される高崎211系にもこのような文言が。TOMIXの211系は昭和の頃から基本的な設計を変えていないため、このようなことになっているそうです。
しかし、逆にとらえてみると「昭和の時代からこのクオリティの211系」を出していたTOMIX。頭が上がりませんね。

各車両を見てみよう

クモハ211-3035

クモハ211-3035の海側。国鉄金型のため、床下は国鉄車抵抗器の配置を踏襲しています。
購入した当初、無線アンテナは台座があるタイプでした。台座があるタイプだといろいろと面倒なので予め台座がないタイプに変更しています。

顔はまあ、そのえっと国鉄でして…と言った感じ。本当によく特徴を捉えていますね…恐ろしい。
スカートは登場当初のものが取り付けられています。長野にもこのタイプの車がいたんですよ。

山側。この車は先述のように、国鉄車を踏襲しているため幕横にビートが無いのが特徴的です。つまり、ビートを追加せず、床下も加工しないで作れる編成は「N306」「N307」「N308」「N311」編成のみ。強化型製品はN308編成がプロトタイプのようですね。

ビート自体はインレタ表現があるようなので、気になる方は探してみてください。

床下の抵抗器についてはGMからJR東海211系用が出ていたはず…。塗り替えて使う人が多いようですね。

ライトケースも実は売ってたりします。どうしても(3連)JR編成を再現したい方はぜひ。

モハ210-3035

モハ210-3035海側。実はこの製品、初代と2代目があるようです。
初代は避雷器がベージュ系の汎用型、前面用灯具は電球を使用という平成初期のタイプ。2代目は避雷器が灰色の専用品、前面用灯具はLEDというリニューアルタイプ。どちらもモーターはM9モーター、集電は新集電タイプです。ちなみに僕が買ったのは2代目。

Nゲージではモーターを積んでいるモハ210。車内表現が無いのが悲しいですが、実際もこんな感じで窓から下は見えないんですよね。仕方がない。

山側。車番の位置が違う点までしっかりと再現されています。ベンチレーターも別部品となっており、評価ポイント高め。

クハ210-3035

実は軽く加工してから「あ、撮ってねえ」って気が付いたんです。ごめんなさい。

クハ210-3035海側。実はこの車両、クハ211の金型を流用しているんです。そのせいでドアコックの位置などが違うんですが、ぶっちゃけ言われるまで気が付かなかったです笑

山側。トイレの窓はすりガラスなどの再現がなく、普通に透明です。いやん恥ずかしい。

軽い加工をば

流石に国鉄車の金型なので加工したいよなあ。って考えはひそかに持っていました。と言うわけなので加工してみましょう。今回はN307編成を作成してみます。
中古品なので元から加工されていたパーツはあらかじめ紹介しておきますね。

  • アーノルドカプラーからTNカプラーに変更
  • 無線アンテナ取り付け済

では、軽く加工をしてみましょう。明日発売予定のKATO基準に合わせる加工です。
実際の編成には不要なインレタなどもあるので、要確認の上作業してください。

準備したもの

準備したもの一覧。アフィリエイトリンクとかじゃないです、本当に。

TOMIXのどの型番にも共通するものから。長野色211系には「初期スカート初代」「初期スカート2代目」「強化型スカート」「6両編成」の4タイプが生産されているんですが、どの製品にも当てはまるのはこの8つ。
1つずつ見てみましょう。

乗務員手かけインレタ

労災防止のためにつけられたこの手かけ。長野車ではすべての制御車に取り付けられています。

はさまれ防止インレタ

N602編成以外を再現するのに必要なインレタ。東京などでも見れるステッカーのようですね。

東日本211系所属表記インレタ

長ナノの表記が収録されているインレタ。ほかにも千マリなどが収録されています。

ドア表記インレタ(小山)

小山車に取り付けられているインレタ。現在では川越・長野の車にも取り付けられています。
E231系などにも取り付けられているようですね。小山と国府津を見分ける方法の1つって聞いたような。

優先席表示

裏側から張り付けるタイプのインレタ。長野でも新型が取り付けられています。

乗務員室インレタ

JR東日本では国鉄~相模線205系までに取り付けられているインレタ。209系や719系、701系以降は取り付けられていないんですね…。
最初白色を買ってしまったんですが、実際は灰色だったようで。やらかしちゃいましたね。後日ちゃんと注文し直しています。白はなんか目立たせたいときとかに使おうかな…。

白色の乗務員室表記を持った形式をご存じの方、教えてください!

ドア表記インレタ

長野区では旧タイプが使用されているので、下側の「JRマーク」が表示されているものを使用します。

ドア周りインレタ

車内半自動ドアステッカーの表現に使うインレタ。そのほかにも、3000番台山側には「長野米」広告ステッカーが付けられているため、その表現にも使えます。

と、ドア関係8つを紹介してきました。編成によってはこのほかにも必要なインレタ・部品があって…。

半自動ボタンインレット

ドアボタン、このままだと幕張・田町転属車になってしまうので、ドアボタンを変えます。一番下側の一番多いものを使用しましょう。

ドア表記インレタ(新潟)

新潟・千葉・高崎に取り付けられているタイプのドアステッカー。長野車も高崎から来た編成には付けられています。
一部編成は右側だけしか取り付けられていない、なんてこともあるので要注意!

汎用車番インレタ

N307編成以降の車番が入っているインレタセット。予備がないので十分注意してください。僕は予備がなさ過ぎて苦戦していました。あと1枚買おうかな。

ヨミレンズ

まじで化けます。本当に。買ってよかったわあってなるやつです。

TOMIX分売パーツ

幌(中間)

中間の幌には415系などに取り付けられているやつ。ここから爪を切って取り付けます。

トイレタンク

この他にも、TOMIXの「PZ-105/PZ-106」に取り付けられているタイプのトイレタンクを使用しています。HG国鉄型製品を買うと必ず余る、あれです。

文房具系

細い消しゴム

車番を変えるのに結構役に立ちます。他の形式にも使えるので是非。
通信に問題が~ってあるんですが、なんか普通に見れました。

墨入れ用ペン

あとはそうですね、コピックの墨入れ用ペンがあるといいかも。

このほかにもいろいろと買うものはあるんですが、それはまた次回以降に。

加工開始!

顔面を外します。すごい文ですが、顔面を外します。この時決して「プリズムを折らないように」注意して下さい。本当にひやひやした。
顔面を外さないと側面窓ガラスが外れないので、避けて通れない道。

ガラスを外したらガラス面の所定の位置に各インレタを貼っていきます。
車体に元から印刷されている半自動ボタンも、その上から隠すように貼っておきましょう。金属製パーツなので貼りやすいですよ!
車番は消しゴムでこすれば消えます。力を入れすぎて車体を折らないよう、くれぐれも注意してください。

トイレタンクを設置する際には「クハの床下を少々切る」必要があります。TNカプラーと車内表現の間に挟み込むような形で設置するので、このような加工が必要になります。床下パーツに隙間を作る感じですかね。
決してTNカプラーを取り付ける爪を切らないようにしてください。

ヨミレンズ

一番怖かったのがヨミレンズ。元からあったプリズムを切らないといけないという、初心者にとってはひやひやする加工をしないといけません。

現物あわせて切っていきます。マジで怖かった。

ヨミレンズ入れると本当に化け物になります。まじでいい。

あ、この時に幌を黒く塗っておくといいですよ。顔面外すと幌が取りやすいので…。
幌にはわたり板の表現もありますが、この渡り板はカットしておきます。デザインナイフがやりやすかったです。
幌枠も本当は買いたいんですけどね、買うならこれかなあ。

結構特徴捉えているんですよね、これ。
塗装がめんどいので未塗装でも使えそうな後者の方が個人的にはお勧めかも笑

(仮)完成!

まあいろいろと加工して、クモハだけを仮完成してみました。

左側が加工したクモハ、右側が加工していないクハ。だいぶ変わりましたね。
この後保安装置、エンド表記、乗務員手かけなども貼り付けたのですが、それはまたKATOとの比較記事の際にでも。

さて、「仮完成」としたのには理由があります。そう、顔面はKATOの方が表現がいいので、変えようと思ってるんです。
Twitterなんかで話題のTOMIX車体にKATO顔面を植え付けるあれ。結構いい感じになるのでやってみたいんですよね。
というわけで次回はKATOとの比較をメインに、そこら辺の加工ができればと思っています。スカートも変えないといけませんね笑

まとめ

今回はTOMIXの211系を手にしたので、軽い加工を紹介しながら実車とともに見ていきました。これは加工し甲斐がありますね。
次回はKATOと比較しながら、もう少し加工していこうと思います。参考になったサイトを貼り付けておきますね。
あなたもNゲージの加工に挑戦してみませんか?

必ず試作してからインレタを貼り付けましょう。結構思ってたんと違う、って言うインレタが多かったです。

参考になったサイト

この記事を書いた人
へち
へち
今日も生きてて偉い。

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