【名市交】鶴舞線 ホームドア設置開始

皆様こんにちは。杉山英澪です。さて、皆様は私のホームタウン(?)・名古屋に来たことはあるでしょうか。そのような方々は結構多いと思います。では、名古屋の地下鉄に乗った時の印象はどんな感じでしたか?私は、「古臭い」や「昭和レトロ」、「車両が小さい」という風に思った方が多いのではないかと思います。・・・実際かなり古臭いです。名城線や桜通線の一部駅や上飯田駅など、2000年代になって開業した駅はかなり近代的なデザイン・構造をしていますが、東山線や名城線、鶴舞線などの古い路線の大半の駅はレトロな感じがします。その良い例が以下の写真です。

約1年半前の写真ですので、どこで撮影したかは覚えていませんが、構造的に浅間町駅なのではないかと思います。

しかし、そんな名古屋の古き良き地下鉄は大きな変貌を遂げつつあります。その最たる例が各駅のリニューアルでしょう。現在、栄駅(東山線のみ)や名古屋駅では、かなり印象が変わってきています。そして、もう1つの例がホームドアの設置です。2003年の上飯田線から始まり、以降桜通線や東山線、名城・名港線に整備されました。しかし、2024年9月まで、唯一ホームドアが設置されていない路線がありました。それが、今回紹介する鶴舞線です。では、本編に入っていきましょう。

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なぜ鶴舞線だけ遅い?

鶴舞線へのホームドア設置は、かなり前から議論されてきましたが、実現までにかなりの時間を要しました。その原因について私は、名市交の車両と名鉄の車両では、ドア位置が少し違ったからではないかと見ています。東山線や桜通線などの路線は車両の規格が統一されていたため、ホームドアの設置がスムーズに進んだのでしょう。また、上飯田線については、同じく名鉄と乗り入れを行っていますが、ダイヤにかなりの余裕がある(特に日中は時間4本と、地下鉄の中ではかなり少ない)ため、停車位置調整にある程度は時間をかけられます。しかし、鶴舞線の場合はそうはいかないはずです。ダイヤに余裕がある、とは言い難いです。日中でも時間6本(これでもかなり少ない方ではあるが)、朝夕は約5分に1本(時間12本)と高頻度な運転が行われます。これらが原因ではないでしょうか。

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設置日、稼働日は?

市の公式発表では、設置時期が具体的に公表された駅は現状庄内緑地公園駅だけです。1番線には9月1日、2番線には9月8日に設置予定となっていました(ただし、台風1号により1週間延期となってしまいました)。稼働開始日は10月14日。鉄道の日ですね。なお、それ以外の駅については導入予定日が公式には明かされていませんが、まるはち交通様(http://www.maruhachi-kotsu.com/)のホームページ内には、導入予定日を予想した記述があります。詳しくはそちらをご参照ください。

実際に見てみよう

最新型電車・N3000形との並びです。ホームドアにはやはり新型電車が合いますね。

ホームドア上にはこのようなステッカーがあり、どのドアかが分かります。なお、「◯番のりば」というのは、プラットホームの番号ではなく、ドアの番号です。

こちらは名鉄の乗り入れ車両(100系)とホームドアの写真です。古い電車、古いホームと新しいホームドアのコントラスト(?)が良いですね。なお、写真が下手ですがそのあたりは気にしないでくださいね。

こちらは先頭部の写真です。ホームドア設置後も手動運転を行うことから、停車位置を示す標識が新設されています(他の駅でも実施済み、以下の写真参照)。他の路線では見られません。

比較しよう

こちらのホームドアは、桜通線・丸の内駅のものになります。非可動部については特に差異はないと考えられますが、可動部は東山線・名城線のようにガラスつきのもの(語彙力)になると考えれます。

こちらは東山線・藤が丘駅のホームドアです。鶴舞線に設置予定のホームドアは、上の写真のようなタイプになるのではないでしょうか。

終わりに

まとめ

ここまで簡潔に(?)まとめてきましたが、やはり鶴舞線へのホームドア設置には驚きを隠せませんでした。稼働開始日は鉄道の日ですので、その日まで楽しみに待ちましょう。

また、近い将来、ホームドアのない名市交の駅は、上小田井駅を除けば消滅してしまいます。古いホームと新しい電車をホームドアに邪魔されないうちに撮影しておくことをお勧めします。

余談…?

私の住む地域は、地下鉄の駅までかなり時間がかかるので、撮影にはかなり時間を要しました。守山区にも地下鉄を!()

この記事を書いた人

杉山英澪
杉山英澪
とある平凡な守山区民(自称)。架空鉄、音鉄、エレ鉄です。

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